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DATE: CATEGORY:サンソン『珍盤・奇盤』
山下達郎さん サンデーソングブック 2017年2月26日『昼の珍盤奇盤特集』

まだまだ寒い日が続いております。
長崎市内、土日は曇りがちでしたが、外出するにはもってこいの天気でした。

今日のサンソン、珍盤奇盤で村上ポンタ秀一さんのドラムが聴けるとは・・。

ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。


◎ 冒頭

達郎氏:

2月も最後の日曜日でございます。

えぇ・・・少しづつ春の気配といいましょうか・・・
とは申せ、今日は前倒しで録っておりますので、お天気の話は申し上げられません。

いよいよ3月でございます。
雛祭り近い、今日このごろでございますが。

私、相変わらず3月の中旬から始まります今年のツアーのリハーサルに勤しんでおります。

今日はちょっと前倒しなので、具体的なことは申せませんが(笑)
うまくいってるはずでございます(笑)

先週2月19日は、2本立てで、サンデーソングブックをお送りしました。
昼と夜ですね。
「夜のサンデーソングブック」お楽しみ頂けましたでしょうか。

いろいろなところで物議を醸していることと思います。
すいません(笑)
プロデューサーの上田くんの責任ですから(笑)
私のせいではありません(笑)

でですね、その余韻も冷めやらぬ(笑)
1週間後に(笑)
サンデーソングブック戻って参りましたが(笑)

これで何か「棚からひとつかみ」とかやったら、何かすごい嘘つきみたいに思われるので・・
ひとつ、連続で今日も珍盤奇盤いってみたいと思います。
先週の「夜の珍盤奇盤」でしたので、本日は昼間の2時ですので「昼の珍盤奇盤」。

ぐっとおとなしくなります。
何がおとなしいんだか、わかりませんが(笑)

先週の「夜の珍盤奇盤」につづいて「昼の珍盤奇盤」をやろうと思ってたんですけども。
今リハーサルやってますので、音ネタを仕込むのが、なかなかたいへんでございまして。
ですので、今日はちょっとアーカイブ気味でございます。

昔「ベスト・オブ・珍盤奇盤」なんてやりましたよね。
ま、そこまではいきませんけども。
今日も、なかなか、あの・・今までかけたことのない(笑)・・
いろいろとあります(笑)

なんだか判りませんね(笑)

えぇ、でも、まぁ、悪ノリして。
何で、しかし2月あたりなんでしょうね、いつもね。

このへんの聴取率週間のところが、珍盤奇盤のツボなのかもしれませんが。
これがまた上田プロデューサーの狙い通りというか。

フフフとニタニタと笑っておりますがですね。

そういうわけで日曜日の午後のひととき、今日も素敵なオールディーズソングかどうかわかりませんがですね、最高の選曲かもわかりませんが(笑)
「昼の珍盤奇盤」・・

ま、サンデーソングブックのリスナーの皆さんはお馴染みでございます。
今日はオールモスト 邦楽でございます。
お楽しみいただけるかと、思います。

最高の音質で・・
なんで、これを最高の音質で出さなきゃいけないのかと、いうこもともありますが。・・
お届けします。

前、飛ばして行こうと思ったんですけど、なんかやっぱり、ちょっとですね。
1曲くらい、自分のですね、まともなやつを、やんないとですね(笑)
バチが当たる。


♪ BLOW/山下達郎

~ CM ~

♪ 赤く赤くハートが/ザ・レインジャーズ

◎赤く赤くハートが/ザ・レインジャーズ

達郎氏:

あんまり、あのぉ・・毎年やりたくないんですよね。
ネタがすぐ無くなるのでですね。
3年にいっぺんくらいで、ちょうどいいんですがね。

結構、苦労してるんです(笑)
ですので、今日はアーカイブ系で、前にやったやつを久し振りに。

でも、まぁ珍盤奇盤、20年くらい、サンデーソングブックでやってますけども。
やっぱり、ベスト・オブ・ザ・ベストというと、今お聴きを頂きましたザ・レインジャーズ。

GSでございざいます。

リードボーカルの宮城ひろしさん。
今年で70才をお迎えになりますが。
何してらっしゃるんでしょうか・・。

レインジャーズは、たいへん演奏力のあるバンドでクラウンからデビューしたグループ・サウンズでございます。

1967年の作品「赤く赤くハートが」
もう鉄壁でございます。
何百回聴こうが、傑作中の傑作でございます。


◎太陽に抱かれたい/ジョニー広瀬

達郎氏:

珍盤奇盤といいましたら、ミノルフォンにとどめを刺します。
遠藤実さんのレーベルでございます。

いったい、いつ寝てるのかっていうくらい、すごい制作本数でございます。
もう、中には、どうしてこれが出来てるのかっていう。
これが発売されたということ自体がですね、奇跡に近いようなのが何枚もあります。

同じく67年。
ま、こういう時代だったんですね。
向こうでは、サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブバンドとかですね、ドアーズのデビューとかですね。

ジェファーソン・エアプレインの シュールリアリスティック・ピロー 。
67年はエポックメイキングの年なんですけども。

珍盤奇盤にとってもエポックメイキングな年です。

歌っておりますのがジョニー広瀬さん。

♪ 太陽に抱かれたい/ジョニー広瀬

これしかし、キーの設定、ほんとに、これでどうやって遠藤先生は決定したんでしょうね。

詩もすごいですね!
「涙が バッチリ 乾くまで」
この時代だって、こういうのないっすよ、これ・・・

すごいですね・・・これ。

これ、何百回聴いてますけど、これ謎に満ちた作品でございますね。
これ、オリジナル盤欲しくて探したんですけど、なかなか手に入りませんね、これ(笑)


◎Ieki吐くまで/片岡鶴太郎

達郎氏:

で、オリジナル盤を探してるんですが、ついに見つかったやつがありましてですね。
片岡鶴太郎さんの1986年の作品「Ieki吐くまで」という。

これ、あのぉ・・秋元康さん作詞、見岳章さん作曲、竜崎孝路さん編曲というですね。

私、秋元さんの初期の作品のコレクターでありまして。
昔、一緒に飲みながら、いろいろ教えてもらったんです(笑)
「僕は、いろいろとやってるんだ!」

機動戦隊ムテキングのアルバムの中の曲はですね、シンガーの許諾がおりなくてCD化されなかった(笑)
このあいだ、ついにそのアルバム手に入れてですね、秋元さんにサインもらいましてですね(笑)

それもようやく、この1枚もようやく・・
「Ieki吐くまで」(笑)

いわゆる、あの・・演歌モノでございます(笑)
まずは、どうぞ(笑)
手に入れた嬉しさでかけるだけです(笑)

♪ Ieki吐くまで/片岡鶴太郎

これ、惜しむらくはですね、これ、ほんとに上手い演歌歌手の人がですね歌ったら、もっとすごみが出るというかですね・・

氷川きよしさん、やらないですかね(笑)

これまだCD化してないんですよね。この頃は。
カラオケほしいですよね、これね(笑)

それで、B面がですね、「床上手」って曲なんですけど。
これ、歌、片岡鶴太郎&乳ナヲミっていうですね。

この乳ナヲミさんって誰かって・・
秋元さんに聞いたら、秋元さんのオフィスの事務員だったって(笑)
機会があればB面も(笑)

何だよそれ(笑)


◎ツイスト・アンド・シャウト/東京ビートルズ 

達郎氏:

さて、ツイスト・アンド・シャウト、先週のリクエスト特集でお聴きをいただきましたがですね。
日本でもツイスト・アンド・シャウト演ってるひとが、たくさんいますので。

それの一番超絶なやつはですね、ご存知大瀧詠一さん監修で、有名にいきなりなりました東京ビートルズでございます。

2枚目のシングルのB面にツイスト・アンド・シャウト入っております。

1964年、ビートルズとリアルタイムで、したという、GS前期といいましょうかですね。
超絶的な「ツイスト・アンド・シャウト」


♪ ツイスト・アンド・シャウト/東京ビートルズ

バックが少しもR&Bじゃないんですよね。

♪~C'mon C'mon C'mon が、譜割りがはまりきってないというですね。
あそこが、なんとも言えないという。

訳詞はもちろん漣健児さんでございます。

えぇ・・くフフフ(笑)

よくこれ、大瀧さんCDにしましたよね4曲。
「抱きしめたい」
「プリーズ・プリーズ・ミー」
「キャント・バイ・ミー・ラヴ」
「ツイスト・アンド・シャウト」


◎You Did It To Me/The American Beetles

達郎氏:

東京ビートルズ、あの当時はですね、東京ベンチャーズとかですね、あとクレイジービートルズなんてありましたね。

そういう焼き直しと言いましょうか、その、まぁ二番煎じというか。

「みそら ひはり」そういうようなのと同じですね。
で、そういうのは日本だけかと思うでしょ?
アメリカにもあるんですね。

アメリカンビートルズっていうバンドがありましてですね。

もともとはフロリダのバンドなんですが。
アーベルスって元々は名前だったんですが、それはアメリカンビートルズにさせられちゃいまして。

シングル何枚か出しました。
もちろんヒットはしてません。

そのあとはレイザーズ・エッジという名前に変えまして、今度はサイケシーンにいくという、なかなか幸せなのか不幸なのか、判りませんがですね。

最近手に入れたんです、これ。
ルーレット版のですね、64年のシングル。

ルーレット、今、ワーナーなので出せますね、これね。
ワーナー珍盤奇盤とか(笑)

これ、普通に演奏してるんで珍盤奇盤でもないです。
アメリカンビートルズっていう名前がですね・・
ビートルズも「Bea」じゃなくて、いわゆるBeetlesですね。

カブトムシのビートルズのスペルになっております。

♪ You Did It To Me/The American Beetles

普通の演奏を聴くと、なんか物足りなく感じるようになるとですね、あなたは、危ない体になりつつありますね。

~ CM ~

◎来週 

達郎氏:

来週はまたリクエスト特集に戻る予定でございます。
引き続き、おたより、リクエスト、たくさんお待ち申し上げております。

〒102-8080
東京FM『山下達郎サンデーソングブック』の係



◎アローン・アゲイン/草刈正雄

達郎氏:

私のサンソンの珍盤奇盤でですね、何度もお聴きをいただきました、九重佑三子さんの「アローン・アゲイン」を訳詞した「また一人」というですね・・・

なかにし礼さんの訳詞ですが。

「わたしとしたことが・・」というですね。

ギルバート・オサリバンの「アローン・アゲイン」というのは失恋の歌でありまして。
わりとメロディーがきれいな割にですね、内容が非常に、こう・・暗いんですよね。

それを、まあ九重佑三子さんの場合はちょっと、なかにし礼さん風に洒落のめして作りましたが。
実は「アローン・アゲイン」、もう一個作品がございます。

1976年に草刈正雄さんのサード・アルバムに収録されております「アローン・アゲイン」。
こちらは、山上路夫さんの訳詞でございます。

こっちの方が、ギルバート・オサリバンのですね原詩に、ちょっと近い形でございます。

それを日本語にしますと、非常に陰惨な内容になります。
草刈正雄さん、1976年のサード・アルバム「青春の光と影」に入っております。

♪ アローン・アゲイン/草刈正雄

編曲が東海林修さんなので、洒落たアレンジでございます。


草刈さんってのは、私と同学年なんですよね(笑)
ですから、このレコーディングのときは24才ですからね。

歌、いいですね、味があって。
上手ですね。

最近は渋い魅力で攻めておりますけれども。
若いときは、ほんとの美男子でございました。

うらやましい!


◎スター・ウォーズのテーマ~カンテナバンド/子門真人

達郎氏:

もうひとつ、訳詞もの。

訳詞オタクってのが世の中にいましてですね。
洋楽の訳詞のやつを集めるっていう。
そういう趣味の人がいますが。

そういうひとの中でも人気作ですが。

子門真人さん。

1978年にですねスター・ウォーズのテーマを録音されております。
これは日本語詩が有川正沙子さん。

♪ スター・ウォーズのテーマ~カンテナバンド/子門真人 

子門真人さん、1978年のシングルです、これ。
「スター・ウォーズのテーマ~カンテナバンド」

むやみに明るくて、長くて、くどい・・
すごいですね。

これ去年かけたゴジラに似てますね。
♪ ゴジラ、ゴジラ・・・
あのムードに近いものが、ありますね。

えぇ・・すっごい(笑)

これ完全に村上ポンタさんですね、タイコ(笑)。

さっきの草刈正雄さんのもポンタですね(笑)
この頃はもう一番売れてた人ですから。
完全にポンタさんのタイコですね。

アレンジ、国吉良一さんがやっておりますので。
えぇ・・フフフ(笑)
すごいですね(笑)


◎ゆうわく(オリーブの首飾り)/ローレン中野

達郎氏:

訳詞もの、もう一個。

これも有名なやつですが。
歌っているのがローレン中野さん。
この方は、ホノルル生まれの日系3生の方ですけども。

和田弘とマヒナスターズと組みまして、出しましたシングルが「ゆうわく」という曲でございます。

これはポール・モーリアでヒットしました「オリーブの首飾り」に日本語詩をつけたもので。
こういうのは、もう日本語の詩といえば、なかにし礼さんでございます。

再び登場でございます(笑)

♪ ゆうわく(オリーブの首飾り)/ローレン中野

「ダメよ あなた」って詩がすごいですね。
この発想!


◎(Sittin'On) The Dock Of The Bay/ボルテイジ

達郎氏:

これもアーカイブもので、昔、よくかけてたヤツでございますが。

私、これ、GSものでは、家で聴いてて一番笑ったやつでございますが。
ボルテイジ、5人組のグループサウンズでございますけども。

1968年のアルバムに入っております。
オーティス・レディングの「The Dock Of The Bay」


♪ (Sittin'On) The Dock Of The Bay/ボルテイジ


◎エンディング 

達郎氏:

というわけで、昼の珍盤奇盤特集でございました。
また機会があれば(笑)

来週はリクエスト特集でいってみたいと思います。

笑う門には福来る。

でも、あのぉ・・コメディアン、芸人の人が狙ってやった作品は一個もないんです。
みんな、それなりにきちっとやってる。
ですが、それがオーバーランしてしまう。
そういうようなものですね。

台東区のY.Hさん。

『その昔、珍盤奇盤の時にかけてくれた曲で、笑い袋みたいにずっと笑って、笑い声だけの曲がありましたよね。

曲名が判らないのですが、録音しておきたいので、よろしくお願いします。
誰もが幸せになる曲だと思います。』

レコードが出来た当初、ドイツで録音されたものだと推測されます。
1922年の作品だと言われておりますが。
オーケーレーベルの最初のアメリカに輸入されたものでありますが。
のちに大きなイミテーションを生みました。

やってる人は判りません。
アンノウンでございますが。

Okeh Laughing Record で知られる1枚でございます。

昼の珍盤奇盤特集、ご清聴ありがとうございました。


♪ The Okeh Laughing Record/Unknown


今日はこのへんで。


♪ 

今週のオンエア曲

14:04 BLOW/山下達郎
14:09 赤く赤くハートが/ザ・レインジャーズ
14:12 太陽に抱かれたい/ジョニー広瀬
14:17 Ieki吐くまで/片岡鶴太郎
14:22 ツイスト・アンド・シャウト/東京ビートルズ
14:26 You Did It To Me/The American Beetles
14:31 アローン・アゲイン/草刈正雄
14:35 スター・ウォーズのテーマ~カンテナバンド/子門真人
14:40 ゆうわく(オリーブの首飾り)/ローレン中野
14:44 (Sittin'On) The Dock Of The Bay/ボルテイジ
14:47 The Okeh Laughing Record/Unknown



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DATE: CATEGORY:サンソン『珍盤・奇盤』
山下達郎さん サンデーソングブック 2017年2月19日『夜のサンデーソングブック 珍盤奇盤 R-18』


今日のサンデーソングブック、昼と夜の2部構成。
達郎さんの解説が洒落があって面白かったですね。

ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。


◎ 冒頭

達郎氏:

皆さん、こんばんは。
ごきげんいかがでしょうか、山下達郎です。

私、山下達郎、いつも毎週日曜日の午後2時からサンデーソングブックというレギュラー番組を担当しております。
おかげさまで、今年の10月で25周年を数えております。

JFNネットでも長寿番組の仲間入りをしております。
毎週日曜、午後2時、お昼は洋楽中心としたオールディーズ番組、古い曲をかける番組でございますけれども。

私のサンデーソングブックの人気企画の一つとしましてですね、「珍盤奇盤」というのがあります。

えぇ、古今東西のですね、ヘンテコなレコードをかけまくってお届けする。
それも随分長い歴史がございます。
それを、やっておりますとですね、普段からですね好評頂いておりますので。
何かというとですね、そういう変なものを探す癖がついて、もう何十年もやっております。

そんな中で・・
なかなか日曜日の午後にはですね、こう・・かけられない様なですね、危ないモノが結構出てきます。

えぇ、流石にですね、それをこう・・日曜日の真っ昼間に、白昼堂々と、ご披露する勇気が、ありませんでですね。

それが、だんだん、だんだん積み重なってきて、量が溜まってきております。
それを、まぁ、今回はですね、夜にやってしまおうと。
昔から一度やってみたかった企画なんですが。

題しまして『夜のサンデーソングブック 珍盤奇盤 R-18』

東京FMをキーステーションと致しまして、JFN全国38曲ネットで今日は夜にサンデーソングブック、お届けしたいと思います。

ま、いわゆる、そういう珍盤奇盤シリーズのですね、行き着く先と言いましょうかですね・・・
到達点・・
何を(笑)

昔から一度やってみたかったんですが、何ヶ月か前にスタッフと酒飲んでた時にですね、そういう話しをしましたら、プロデューサーの上田が乗っちゃったんですね・・えぇ。
それで盛り上がりまして。

今日はそういうヤバイやつを、たっぷりとですね、お届けしたいと思います。

ま、いわゆる一言で申し上げるとエッチなヤツですね。
ワイセツなやつ・・・

ほとんどのものがお聴き頂くだけで、説明が全くいらない音源でございますので。
私、途中で説明なんかしませんのでですね。
1分1秒でも多く、ご堪能いただきたいと思います。

えぇ、とても日曜日の午後には無理なものばかりでございます。
でもですね、単にそうしたワイセツなだけだと面白くないですね。
一抹、洒落がないとですね。
こういうものはですね。

むかーしからそうした、まあ、あのぉ・・シモネタとかですね、そういうような作品てのは、もう昔から沢山あります。

レコード文化の中でも60年代、70年代、今よりですね非常に規制が激しくて、ま、放送禁止、発売禁止と言われるような、自主規制も含めました放送審理委員会、倫理委員会とか、いろんなものがありますが。

そういう規制が、今よりはるかに厳しかったので、逆に厳しければ厳しいほどにですね、間隙を縫って、あの手この手で、色んな作品が出ております。

その中からですね、選りすぐった、今日は55分間をお届けしたいと思います。

『夜のサンデーソングブック 珍盤奇盤 R-18』

最高の選曲・・かどうかは判りませんが(笑)
最高の音質で今晩もお届け致します。

こういう企画ですと、赤坂泰彦さんとかですね、伊集院光さんとか、そういう方々がやってらっしゃいますが。
そういう方々に負けすにですね、私もがんばって、桑田くんの『マンピーのG☆SPOT』に負けないようにですね、がんばっていきたいと思います(笑)

なお、企画の性格上、ラジコのタイムフリーの番組には該当しておりません。
聴き直しができませんので(笑)

それではお知らせに続きまして『夜のサンデーソングブック 珍盤奇盤 R-18』

たっぷりとお楽しみ下さい。


~ CM ~

♪ 恋の会話1/林京子

♪ ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ/ジェーン・バーキン&セルジュ・ゲンスブール

♪ Love To Love You Baby/Donna Summer

♪ Me & My Vibrator/Suzie Seacell

♪ 吐息のループ/部長と桜子

♪ ドラマチック・ブルース/應蘭芳


◎前半が終了でございます 

達郎氏:

山下達郎がお送りいたしております『夜のサンデーソングブック 珍盤奇盤 R-18』
いつもは日曜の午後2時にお届けしておりますサンデーソングブック、夜に出張しましてですね、かなりのヤバネタのプログラムで展開しております。

前半が終了でございます。

前半お届けした曲を、ざっとご説明したいと思いますが。

◎恋の会話1/林京子

達郎氏:

一番最初に短いナレーションが出てきます。
これ60年代にビクターレコードから発売されました「スペシャル ピンクムード デラックス」という、いわゆるムードミュージックですね。
そのムードミュージックの間に、そうしたナレーションが入っているという。

この60年代にたいへん人気があった林京子さんというナレーターの方がいらっしゃいます。
この頃はそうしたお色気路線でですね、深夜放送なんかで喋ってる方もたくさんいらっしゃいましたが。
そういうお色気ナレーターの代表的な存在でございます。

林京子さんの「恋の会話1」というですね。


◎ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ/ジェーン・バーキン&セルジュ・ゲンスブール

達郎氏:

続きましては洋楽でございまして。
大スタンダードでございます。
1969年、フランスのジェーン・バーキンと当時の彼氏だったセルジュ・ゲンスブール
この二人でですね、展開されます。

映画にもなりました。
それのテーマソングと言ってもいいんですけども。

日本でも大変話題になりまして。
でもこれ放送禁止だったんです。当時は。
ですので有線でしか聴けませんで。

有線ではもうかかりまくっておりまして。
「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」
ジェーン・バーキン&セルジュ・ゲンスブール


◎Love To Love You Baby/Donna Summer

達郎氏:

それに続きまして、これも大変有名ですけれども。
ドナ・サマー、1975年のデビューヒットでございます。
「Love To Love You Baby」

12インチ、アルバムミックス、12インチミックスのですね前半部分をピックアップしてお聴きをいただきました。


◎Me & My Vibrator/Suzie Seacell

達郎氏:

続きましてですね(笑)
アメリカのライノ・レコードは、こういった変な珍盤奇盤を出すのが大好きな会社でありまして。

80年代に出たアルバム、コンピレーションですけども。
『The Rhino Brothers' Greatest Flops』というコンピレーション・アルバムに入っております。
Suzie Seacellという女性シンガーが歌っております。

「Me & My Vibrator」という(笑)
ヤバイ(笑)
かんべんして(笑)

えぇ・・何も言えません(笑)


◎吐息のループ/部長と桜子

達郎氏:

3連発で洋楽続きましたので、邦楽になりますが。
これ10年ほど前の2007年に出たCDシングルでございますが。
「部長と桜子」というクレジットで。

部長は詳細不明であります。
桜子という方は、吉野桜子さんというですね・・・
北海道生まれの血液型A型という。

よくありますよね(笑)

「歌手女優、そして一人の女性として、常にときめいていたい」

ときめけよ(笑)
部長と社員の、ま、社内不倫でございますね(笑)。


◎ドラマチック・ブルース/應蘭芳

達郎氏:

前半最後の1曲は應蘭芳という、この方たいへん有名な、シングル何枚も出して。
女優の方ですが。
日本人と中国人のハーフであります。

その中から代表作の1作でございます。
1971年「ドラマチック・ブルース」という、たいへんに良く考えられた一作でございます!

なかなか、ふっははは(笑)

山下達郎がお送りいたしております「夜のサンデーソングブック 珍盤奇盤 R-18」と題しましてお届けしております。

後半は、またさらに凄いことになります(笑)


~ CM ~

♪ Baby Doll/Petite M'amie

♪ 愛の野球場/スネークマンショー

♪ ピエールとカトリーヌ/BLUE FILM

♪ 新町/青森最後の詩人ひろやー

♪ ラブ・ウォント・レット・ミー・ウェイト/メジャー・ハリス

◎お時間・・ 

達郎氏:

残念!
時間が来てしまいました。

山下達郎がお送りいたしております『夜のサンデーソングブック 珍盤奇盤 R-18』
いつもは日曜日の昼間の午後2時からお届けしておりますサンデーソングブック。
夜出張版でございます。

人気企画「珍盤奇盤」のヤバネタ版でございます。

後半お聴きを頂いた曲は・・・


◎Baby Doll/Petite M'amie

達郎氏:

プティ・マミという名前で1971年に発売されました「ガールフレンド・ベイビー・ドール」というアルバムがございますが。

しかしてその実態は・・・
麻里圭子さんという女優兼歌手の方でございますけれども。

これも傑作でありますね。
「ダメ」と「イヤ」しかないというですね。
それで、ちゃんとした音楽をバックにしてますが、これはなかなか有名な作品です。

ここ数年で確かCD化されたと思いますが。


◎愛の野球場/スネークマンショー

達郎氏:

こうした、一ネタの最高峰はスネークマンでございます。
桑原茂一さん率いますスネークマンショー

小林克也さん、伊武雅刀さん・・・
そうそうたる方々が、もうブラックかつ過激なものですけれども。

1981年のアルバム「戦争反対 死ぬのは嫌だよ」に入っております。
「愛の野球場」という。

これ、プティ・マミさんと声が似てるんですけども(笑)
こちらの声優さんは島津冴子さん、この方とっても有名な方ですね。

そして小林克也さん、伊武雅刀さん・・
野球中継がバックになっているんですが、これは実は元ネタがありまして、1974年にチーチ&チョンが出しましたWedding Album、この中に入っております。

チャンピオンシップ・レーベルで・・
こちらプロレス実況中継をバックに同じような展開になる、あれですけれども(笑)

よく研究されております。


◎ピエールとカトリーヌ/BLUE FILM

達郎氏:

続きましても、スネークマンネタですが。
もうこれもスネークマンのですね、一連のあれでは極致といっていい、ブルーフィルムというですね・・

4枚CD出てますけれども。これで。
今日お聴きを頂きましたのは「ピエールとカトリーヌ」という、これもすっごい有名な・・
BLUE FILM1993年の[マンドラゴラ]というアルバムですが。

ピエールは松尾貴史さん、カトリーヌは藤井千夏さんという、この方も声優でございますが。
もうこれ、スネークマンの面目躍如です。

音楽がちゃんとしてるのがミソで、そうでないと洒落になりませんね。
下品なんですけど、下品さが音楽の演奏力で埋まるといいうですね。

そんなこと言って、一生懸命解説したってしょうがない(笑)


◎新町/青森最後の詩人ひろやー

達郎氏:

今日お聴きを頂いた作品の中で、一番新しいやつですが。
2010年、青森最後の詩人ひろやー

何だよ、これ(笑)
その方の「津軽曼荼羅」というアルバムに入っております「新町」。

これも、なかなか21世紀に入ってからの傑作だとおもいます。
知る人ぞ知るですね。
ふっへへへ(笑)

プロデューサーの上田がすごい好きだと言ってます。


◎ラブ・ウォント・レット・ミー・ウェイト/メジャー・ハリス

達郎氏:

で、ラストはですね、綺麗に行こう(笑)
何が!綺麗に行こう(笑)

これはたいへんに有名な1975年、全米ソウルチャートNo.1
全米チャート6位の大ヒットソングでございます。

元、デルフォニックスのシンガー、メジャー・ハリスがソロになりまして、かっ飛ばした大ヒットソングであります。

これもほんとに、我々の世代はですね、一所懸命もう最後まで聴きたくてLPを買ったという(笑)
そういう・・ね・・・
ふっへへへ(笑)

22,3の話しですから(笑)
しょうがないですね。


◎エンディング

達郎氏:

てなわけで山下達郎サンデーソングブック、夜に出張しまして『夜のサンデーソングブック 珍盤奇盤R-18』と題してお届けを致しました。

全11曲、ご堪能頂けましたでしょうか。
機会があれば、また。

ご清聴ありがとうございました。



今週のオンエア曲

23:05 恋の会話1/林京子
23:06 ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ/ジェーン・バーキン&セルジュ・ゲンスブール
23:10 Love To Love You Baby/Donna Summer
23:14 Me & My Vibrator/Suzie Seacell
23:16 吐息のループ/部長と桜子
23:20 ドラマチック・ブルース/應蘭芳
23:27 Baby Doll/Petite M'amie
23:31 愛の野球場/スネークマンショー
23:35 ピエールとカトリーヌ/BLUE FILM
23:39 新町/青森最後の詩人ひろやー
23:42 ラブ・ウォント・レット・ミー・ウェイト/メジャー・ハリス











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DATE: CATEGORY:サンソン『珍盤・奇盤』
山下達郎さん サンデーソングブック 2016年2月21日『珍盤・奇盤』

日曜日の長崎は、寒い一日でしたが晴れの良い天気でした。
今日は午後からスタジオに籠ってバンドの練習でした。

今日のサンソン、「復活LOVE」の制作秘話、楽しく聞かせていただきました。
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。


◎ 冒頭

達郎氏:

早いもので、もう2月も下旬に入ってまいりました。
2月の頭くらいは、寒かたのに、今度は暑くなって、また寒くなって・・・

寒暖の差といいましょうか、激しい今日このごろでございます。
インフルエンザが流行っております。
皆様、くれぐれもお気をつけ下さい。

私、ツアー続行中でございまして、早くも45本が終わりました。
あと20本、切ってまいりました。

先週は、火水と名古屋でライブでございました。
お出でくださいましたお客様、ありがとうございました。

名古屋のお客さん、とってもいいお客さんで、なかなかいい演奏が出来たと思っております。

本日は、東海地区、静岡。
静岡市民文化会館 大ホール。
古いホールですけれども、なかなかいい音のするところでございます。

明日は、浜松に参りまして。
アクトシティ浜松、お馴染みでございます。
本日、明日と静岡、浜松とまわって参ります。

で、今週の金土は中野のサンプラザ、三度目ですかね。
これが終わりますと3月で、あっという間ですね。
引き続き、頑張ってやりたいと思っております。

本日、静岡へいらっしゃるお客様、明日浜松、週末のサンプラザ、お待ち申しあ上げております。

さて、番組のほうはですね、2月21日でございますが。
また恐怖の、二月にいっぺんの聴取率週間ってやつがやってきて参りましてですね。
皆さん、色々と苦労しております。

私、ツアーの間なので、あんまり纏まったことが出来ませんのでですね。
どうしようかと。
久し振りに「珍盤・奇盤」行ってみようと。

山下達郎サンデーソングブックでは、すっかりお馴染みになりました「珍盤・奇盤」。
色々な、脱力系の・・
本人は、大真面目にやってるんだけども、脱力してしまうと・・・色々ありますが。

2年ぶり、一昨年ぶりでございますが、ネタがちょっと、また揃ってきましたので、色々と、やってみたいと思います(笑)。
こういう特集はですね、説明不要でございます。

お聴きになって、喜んで頂くなり、脱力して頂くなり。
日曜日の午後のひととき、今日も素敵な・・ではございませんが(笑)
オールディーズソングで珍盤・奇盤の特集でございます。

70年代、60年代、80年代、色々とございます。

笑って頂きたいと思います。
今日は、最高の選曲と・・・は言えないかもしれませんけど、音質は、バッチリでございます。


◎復活LOVE

達郎氏:


さて、私のこのサンデーソングブックの前の番組はですね、小山薫堂 さんのジャパモンでございますが。
嵐の松本潤さんがゲストでございました。

いよいよ今週が発売、今週の水曜日、2月24日に発売になります「復活LOVE」のプロモでございます。
私のお話を、いろいろとして頂きましてですね。

「復活LOVE」の初回盤を見ましたら、ビデオの後に5人で対談をしております。
それでだいぶ、いじられておりますがですね。
発売になりましたら、それをご覧頂きたいと思います。

本日も2月24日発売、嵐のニューシングル「復活LOVE」。
竹内まりや、作詞、山下達郎、作編曲の嵐の48枚目のシングルでございます。

嵐みたいなスーパースターはですね、いわゆる制作側からの話題っていいますか、裏方からの話題って、あんまり出てこないと思いますので。

松潤がさっき、やってくれたので、今日は裏方の立場からですね、冒頭にいくつかお話しましょう(笑)
こういう機会、なかなかありませんので。

私は嵐のメンバーは、まだジュニアだった10代の頃に何度がステージを見ることが出来ております。

個人的にも、すごい松潤が中学生の時からよく知っておりましてですね。
過去、私のライブにも何度も来てくれております。

そんな縁で、今回の楽曲の提供となりました。

前の番組でも松潤が、しゃべっておりますけれども。
色々とやり取りがありましてですね。
具体的な要望なんかも受けて作りました。

若い頃からの・・・知ってるということはですね、例えば曲を作る時に、嵐らしさとかですね、昔でしたらキンキらしさとか、そういう各々の個性を楽曲に反映するというのは、とっても助けになります。

特に最近のジャニーズはグループの、とっても数が多いので。
グループごとの音楽の個性化とか差別化というのが非常に図りにくいっていう、難しい時代なんです。

どこの音楽制作陣も悩んでるところでありますがですね(笑)。

そういった意味では、非常に幸運でありました。
嵐も、もう結成15年超えまして、少年が大人に成長する、立派な大人に成長する丁度よいタイミングで仕事ができたと思います。

ひとに曲を提供する場合は、私の場合はですね、歌入れに可能なかぎり立ち会います。
今回は、全員の歌入れにフルタイムで付き合うことが出来ました。

一番その現場で感じたのが、5人皆それぞれ、とっても特徴的な声を持ってるんですよね。
嵐のシングルの場合は、ボーカルに関しては大野くんが中心になって、歌が進行するっていうのがだいたい定番なんですが。

相葉くんとか二宮くんの声に、独特の哀愁がありましてですね。
櫻井くんもフラットな・・それから松潤はハモリ好きなので、全部ハモってるんですが。

この松潤のハモリを絡めていくと、得も言われぬムードが出てきまして(笑)

各自の歌の特徴っていうものがハッキリ対比できるように、なるべく声に加工しないっていうですね。
ダブルボーカルとか、そういうのをしないっていう、そういうような方針で製作しました。

それが今回の一番の狙いでしょうか。

えぇ、忙しい人達ですので、歌入れは全員、別々に行っております。
全員フルコーラス歌ってもらって、それを元に吟味して、歌の分担を決定しますが。

あとから、言葉尻とかですね、譜割り、そういうものがズレないようにですね、注意しなければなりません。

で、歌の切り替えとか、現場の段取りは長年嵐の製作に携わっているスタッフに決めてもらいました。
その部分では、私は一切関与しておりません。

相葉くんが「僕のエンジェルが使ってくれなかった」とか(笑)、そういう事を言ったりしてますが(笑)、それを僕は関与しない問題です、濡れ衣です(笑)

ちなみにですね、嵐の音楽制作スタッフも非常に優秀な人達でですね。
私の制作意図をよく理解してくれて、楽しく仕事ができました。

意思決定に、一切浮ついた言葉はありませんで、皆誠実で実に的確な仕事ぶりでありました。
嵐の作品がヒットをずっと続けている理由っていうのは、ここでよく分かった気がします。

そういうこう目に見えない裏方たちの努力にも是非、思いを馳せてあげて欲しいと思っております。

ちなみにですね、スタジオの歌入れの際はですね、大野くんと櫻井くんは普通に立って歌っております。
相葉くんは椅子に座って歌っております。
二宮くんは椅子の上にあぐらかいて歌っております。

松潤は何故かバランスボールに座って歌います。

皆さん、色々です。
へへ(笑)

蛇足ですけれども、途中出てくる「I miss you」、ここは松潤がやっております。
最後の「おかえり」ってのは、相葉くんがやっております。

このセリフ入れようって提案したのは私ですが、選考したのは、これは私ではありません(笑)
スタッフでございますので(笑)

使われなかったと文句言われても、僕に言われても困りますが(笑)
でもファンの皆様には、きっと喜んで頂けると思います。

たいへん長くなりました。
という訳で2月24日発売、嵐のニューシングル「復活LOVE」
今日も発売日前なのでラジオエディットでどうぞ。


♪ 復活LOVE(Radio Edit)/嵐
 
~ CM ~

♪ Medaka No Gakoh(めだかの学校)/Snuff

◎Medaka No Gakoh(めだかの学校) 

達郎氏:

これは珍盤・奇盤というのは可哀想なんですが。
スナッフ、80年代にイギリスはロンドンで結成されました、ま、パンク、メタル、そういうジャンルでございますけれども。

この人達は日本語のカバーが大好きでですね。
日本の歌謡曲から童謡から、ありとあらゆるものをですね、カバーしておりますが。

お聴きを頂きましたのは、1996年のシングルオンリーでございます。
「めだかの学校」のメタル版。

途中で倍テンしたら、ドラムが遅れ気味なところがあるんですが、ご愛嬌でございますけれども。

最近では日本の曲のカバーを全部集めたCDかなんか出たようですけども。
この「めだかの学校」だけは入ってませんでした。



◎She Loves You(Inspired By Dr.Strangelove)/Peter Sellers 

達郎氏:

ピーター・セラーズ、今は亡き偉大な俳優でございます。
ピーター・セラーズはコメディーのレコードをたくさん出しております。
EMIでございますけれどもですね。

このプロデューサーがジョージ・マーチンだった関係からですね、ピーター・セラーズがビートルズを題材にした作品を何枚か出しております。

ほとんど朗読ものなんですけども。
「HELP」「A hard day's nighyt」「Can't buy me love」
いろいろあるんですけども。

そんな中の一枚「She Loves You」
「She Loves You」を、やはり朗読をした3バージョンがあるんですけども、そのうちの一個がですね、1965年の録音だと言われておりますが。

1963年のスタンリー・キューブリック監督のですね、ピーター・セラーズの一人三役をやってる、あまりにも有名な「博士の異常な愛情」、ここに出てきますマッドサイエンティスト
これ、かなりブラックでやばいので当時出ませんでして。
1990年のCDで初めて世に出たというですね、曰く付きの・・
僕、その時かけたことありますけども(笑)

♪ She Loves You(Inspired By Dr.Strangelove)/Peter Sellers

何のことが分かんない人は、スタンリー・キューブリック監督の「博士の異常な愛情」、ぜひご覧ください。
全ての謎が解けます。


♪ ゴジラのテーマ~ザ・テーマ・オブ・ゴジラ(アルバム・ヴァージョン)/ジ・エッジ

♪ ゴジラのテーマ~ザ・テーマ・オブ・ゴジラ/The Edge


◎BLACK DOG/ケヴィン・メッツ

達郎氏:

これも珍盤・奇盤と称するには、ぜんぜん可哀想でですね。
ちゃんとしたものですけれども。

でも・・(笑)
珍盤・奇盤でかけるとですね、一層引き立つというですね(笑)

ケヴィン・メッツさん、日本人とアメリカ人のハーフの方ですけれども。
ちっちゃい時に青森県の三沢市にお父さんの仕事で行ってからですね、ヘビメタに凝りまして。ヴァン・ヘイレン、イングヴェイ・マルムスティーン。

ところがその高橋竹山さんと三味線を聴いてですね、津軽三味線と出会ってから人生が変わってしまいました。
カリフォルニア行って、帰ってきて、本格的に津軽三味線を習いましてですね。

津軽三味線とメタルの融合というですね、とんでもないプロジェクトが出来まして。
2008年にですね、「ゴッド・オブ・三味線」というソロアルバムというかバンドのあれですが。

これを出しまして、いろんなもん、やっておりますけれども。
一番最後にボーナス・トラックで入っておりますのは、三味線のみで演奏されるレッド・ツェッペリンのBLACK DOG、どうぞ。

♪ BLACK DOG/ケヴィン・メッツ

・・・何も言えません。
でも、これはちゃんとした、テクニックがちゃんとした津軽三味線ですから説得力があるわけですね。
ただ適当にやったんでは、それは説得力を持たない。

講釈たれて・・(笑)


~ CM ~

◎来週 

達郎氏:

来週は普通の「棚つか」にする予定です。
わかりません!

最近ほんとにリクエストカードたくさん頂いて、ホクホクしておりますが。
引き続き、宜しくお願いします。

〒102-8080
東京FM『山下達郎サンデーソングブック』の係


◎少年探偵団

達郎氏:

一昨年、珍盤・奇盤やった時にですね、かけました少年探偵団。
っていう訳の判んないヤツ。
1979年にソニーから出ましたですね「恐怖の人間カラオケ」

あの時は「サウスポー」かけましたですね。
全部で、6曲も入ってます、シングル盤のくせして!

で、他も凄いのでですね。
これようやく手に入れたので、手に入れた以上、かけたくなるというですね。
今日はですね、渡辺真知子さんの「迷い道」、それから北島三郎さんの「与作」

これもう、何にも言えません。
2曲続けてどうぞ。

♪ 迷い道(恐怖の人間カラオケ)/少年探偵団
♪ 与作(恐怖の人間カラオケ)/少年探偵団

歌と編曲と演奏、少年探偵団と書いてありますですね。
一昨年はプロフィール結構詳しく調べて説明したんですけど、もう説明する気にもなりません(笑)


◎涙のラーメン/こまどり姉妹

達郎氏:

珍盤・奇盤かける時のですね、完全な超常連は、遠藤実先生でございますですね(笑)

超絶な作品が、いくらでもありますけれども。
この曲もむかーし、一回かけたことありますけど。
久し振りで最近出た、遠藤実作品集・・2010年か、最近でもないや(笑)

これが、リマスタリングがいいんですよ(笑)
それなので、おもわずかけてしまいますが(笑)

歌っていますのは、こまどり姉妹。
なつかしいやつですが、1963年の作品でございます。
これ、有名であります。


作詞、作曲、遠藤実。
矢野顕子さんの「ラーメン食べたい」の原点のような歌でございます(笑)
すごい変拍子。

♪ 涙のラーメン/こまどり姉妹

やたら、いいマスタリングなんですよね。



◎エンディング 

達郎氏:

今日は、このへんですかね。

という訳で今日はこのへんで。
また機会がありましたら、珍盤・奇盤、また恐怖の聴取率週間ですね。
ふた月にいっぺんとか、辛いですよね、ほんとに。
この次、4月、何やんのかな、ほんとに。

ワシ、知らん!

今日の最後はナイアガラ・フォーリン・スターズ
コロンビアのナイアガラ、最後のカタログ、珍盤・奇盤の極めつけでございます。

♪ LET'S ONDO AGAIN/Niagara Fallin' Stars



今週のオンエア曲

14:08 復活LOVE(Radio Edit)/嵐
14:12 Medaka No Gakoh(めだかの学校)/Snuff
14:16 She Loves You(Inspired By Dr.Strangelove)/Peter Sellers
14:20 ゴジラのテーマ~ザ・テーマ・オブ・ゴジラ(アルバム・ヴァージョン)/ジ・エッジ
14:22 ゴジラのテーマ~ザ・テーマ・オブ・ゴジラ/The Edge
14:27 BLACK DOG/ケヴィン・メッツ
14:35 迷い道(恐怖の人間カラオケ)/少年探偵団
14:36 与作(恐怖の人間カラオケ)/少年探偵団
14:38 涙のラーメン/こまどり姉妹
14:44 LET'S ONDO AGAIN/Niagara Fallin' Stars

テーマ : FMラジオ - ジャンル : テレビ・ラジオ

DATE: CATEGORY:サンソン『珍盤・奇盤』
山下達郎さん サンデーソングブック 2014年04月27日『珍盤・奇盤』

土曜日はよい天気に恵まれた長崎。
日曜日から曇りで天気は下り坂です。

今日のサンソン、名曲?がリマスタリングされて高音質で聴けるとは、嬉しいです!(笑)
すっごい選曲ですね。

ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

◎ 冒頭

達郎氏:

・・・また、急いでしゃべろうとして、噛んでしまいました。

いよいよゴールデンウィークでございますが、今年は飛び石でございます。
なんか、纏まった休みが取れないなと、おっしゃる方もいらっしゃると思えば、昨日26日から始まって11連休だと、喜んでいらっしゃる方が・・・いらっしゃいます。

今年、なんか、消費税が上がったので、割りと地味な感じだと、いうような・・
マスコミではですね、色々な事が言われておりますが。

こちらは、盆も正月もゴールデンウィークもありません。
相変わらずスタジオ仕事の毎日でございますが。

先週は、私、久しぶりに大阪へ行きましてですね、文楽を観てきました。
竹本住大夫さんが引退なさる・・「菅原伝授手習鑑」、涙が出るほど素晴らしかった!
これで、ちょいと息抜きをしまして、また帰ってきてスタジオ仕事でございます。

竹内まりやの新曲、「静かな伝説(レジェンド)」
先週からスタートいたしましたフジテレビ系『ワンダフルライフ』という番組のテーマソングに使われております。

私、先週申し上げるのを忘れましたが・・・
もうちょっと、あのぉ・・・なんと言いますか・・
マスコミの告知とか、全く知りませんので(笑)

先週申し上げましたみたいに桑田佳祐さん、原由子さん、コーラスに参加して頂き、私とまりやと4人でコーラスしてる風景が、スポーツ紙その他、ワイドショー、ご覧になった方、いらっしゃると思いますが。

7月23日にシングルリリースでございます。

でもそれは、随分前に終わっております。
次の曲、いろいろとまた取り掛かってる今日この頃でございます(笑)

相変わらずスタジオ暮らしでございますけれども。
番組の方は、一生懸命やっております。

なんか、珍しくインスト「歌のないリクエスト」なんて事ををやりましたが。
今日はですね、1年ぶりに「珍盤・奇盤」いってみたいと思います。

すっかりこの番組の定番になりました。
赤坂さんが、東京FMで、そういうことやらなくなってしまいまして。
「胡散臭いポップス」対「珍盤・奇盤」でですね、ずっと戦った時代だったんですけど。

今や私の・・東京FMのそういうおバカ路線を背負って立つ「珍盤・奇盤特集」でございます。

大変幸運なことに、この1年ですね、私欲しいと思ったシングルが何枚もてに入りまして。

今日は、そういう、やっと手に入った!・・
そういうヤツをですねご紹介したいと思いますので。
いつものように、ほんとの超絶じゃないかもしれない。自分の欲しかったものなのでですね(笑)

なんですけど、かなり濃いです!

なかなか面白いアレでございます。
なんで今日は「珍盤・奇盤」かと申しますと、いわゆる聴取率週間なんですね!
そういう時になりますと”なんかやれ”というアレなので。

「珍盤・奇盤」で聴取率が取れるのかな?っていう・・・
関係ありません!
面白ければいいんです!

というわけで、こういうのはほんとに自分で楽しんでやれるプログラムはいいなと。
別にいつも自分で楽しんで、やってるんですけど(笑)

レコーディングがテンパッてますんで、こういうのが、ほんとに気晴らしといいますか、息抜きになる・・

気晴らしで番組やってるか!と(笑)
半分そうですが(笑)

半分そうじゃありません・・
半分そうです。
そんな事言ってもしょうがありませんが。

いつもに増して、毎年ほんとはやりたいんですが、なかなかネタが揃いませんで。
3年にいっぺん位の時期もありましたけれど。
今年はですね、結構ネタが揃いましたので、今年は張り切って!
いってみたいと思います!

日曜日の午後のひととき、今日は・・・
素敵な・・・(笑)
あんまり素敵とは言いませんけどですね(笑)

今日は珍盤・奇盤でございますので、かなり脱力して頂いたりですね、抱腹絶倒して頂いたりですね、いろいろ揃っております。

今日は最高の選曲とは言えませんが、それでも、これをリマスタリングしてやる・・最高の音質で「珍盤・奇盤」お届けしたいと思います。

「珍盤・奇盤」なのに、竹内まりやの新曲をかけるヤツというですね・・
そういうわけで先週から始まりましたフジテレビ系全国、毎週日曜日夜9時からオンエアされておりますヒューマンドキュメンタリー。

毎週一人のゲストの人生に迫るヒューマンドキュメンタリー。
これのテーマソングでございます。


7月23日シングルリリースの予定でございます。

♪ 静かな伝説(レジェンド)[TV Size]/竹内まりや

~ CM ~

♪ Mah-Na-Mah-Na (From The Movie "Sweden Heaven And Hell")/Piero Umiliani

◎Mah-Na-Mah-Na

達郎氏:

あんまり初めから、強力ですと、とんでもないので(笑)
ベタなところから。

1968年、イタリア映画、当時はですねイタリアでドキュメンタリー映画ですけど。
いわゆる残酷路線てのがある。世界残酷物語とかですね。
あとはセックス路線の、そういうようなドキュメンタリーのブームがありまして。

そんなものの1本で「天国か、地獄か」という日本題の映画がありますが。
スウェーデンのフリーセックスのテーマをですね、ドキュメンタリーをですね・・・

いったい、どこまでドキュメンタリーだか良く判んないんですが。

ただ、そうした、いわゆるイタリアのエログロ・ナンセンス・ドキュメンタリー路線のですねテーマソングってのが、押し並べて、いいんですね!

世界残酷物語の場合は、あまりにも有名な「モア」っていう・・
♪~More than the greatest love~
っていう曲がありますが。

その68年のイタリアの「天国か、地獄か」という映画のテーマソングが、今お聴きを頂きました「Mah-Na-Mah-Na」というですね。
これはPiero Umilianiというイタリアの作曲家の作品ですが。

なんか、よく訳の判んない歌なんですが。

これが後にですね、エド・サリバン・ショーのマペットが歌って、そこからセサミ・ストリートに流れて、アメリカでも大ヒットしまして。

今はセサミ・ストリートのマナマナと言う方もいますが、これが実はオリジナルなんです。
あとは、日本では デイヴ・ペルで随分ヒットしましたが、これがPiero Umilianiのオリジナルサウンドです。

その、マナマナ・・
これから始めてみました。


◎白馬のルンナ/内藤洋子

達郎氏:

内藤洋子さん、我々の世代には、ほんとにアイドルであります。
テレビドラマ「氷点」、一世を風靡いたしましたが。

今のお若い方ですと、喜多嶋枚さんのお母さん、です。
アメリカに渡って、ずっと住んでらっしゃいますが。
旦那さんは喜多嶋修さんというですね、音楽家でございますが。

この内藤洋子さんが1967年に出しまして、大ヒットしたシングル「白馬のルンナ」
深夜放送と中心にですね大ヒットした・・50万枚のヒットになりました。

これも映画の「その人は昔」という、彼女の主演した映画の主題歌でございます。

♪ 白馬のルンナ/内藤洋子

こういうのを「珍盤・奇盤」にするのかって・・・
昔だったら文句が来ますけれどもですね。

でも、まぁ・・・今の若い人だと、これがどこが「珍盤・奇盤」と思われるかもしれませんけど。
内藤洋子さんというアイドルを知っていると・・・これでこの曲?・・あの時代はそれが逆にですね評判となって、売れたという。

これ、ほんとにシングルがね、オリジナルシングルが欲しかったんですけどね(笑)
なかなかコンディションのいいのがなくてですね。
ようやく手に入れたという(笑)


◎サウスポー(恐怖の人間カラオケ)/少年探偵団

達郎氏:

で、今回の一番・・これほんとに欲しかったシングルなんですけど!
ようやく手に入りました。

1970年代の終わりにですねソニーから出ました。
歌、編曲、演奏、少年探偵団による「恐怖の人間カラオケ」という。
シングルなんですけど、6曲入りなんです。

A面に3曲、B面に3曲。
「サウスポー」「与作」「絶体絶命」
「ビューティフルサンデー」「迷い道」「ジンギスカン」
これを、「恐怖の人間カラオケ」でどうやってるかというと。

一応アカペラでやってるんですけどね。
アカペラと言っていいのか、これは・・・何て言っていいのかですね。
聴かないと、これ聴いて頂かないと判らないですけど。

これ、いったい何なんだという。

あとでご説明しますけども。
まずは聴いて頂きましょう。
なんつっても、一曲目に入ってます、これが超絶です!

♪ サウスポー(恐怖の人間カラオケ)/少年探偵団

これ・・・昔聴いた時はですね、これジャケット見ますと、男5人、それから女の人が1人写っております。

何がなんだか・・・ライナーノーツ見ても実態は全く書いてないんですが。

これ・・シングル買って、かけるんで、色々調べたんですけどですね。
劇団の人たちみたいですね。

で、川戸貴文さんという方が、どうもリーダーらしんですが。
この方は親子三代役者さんだそうで。
2009年に亡くなったそうでございます。

自分で劇団を立ち上げて、事務所もやってる方なんですが。
この時代は、こうしたパフォーマンスをやってたそうでございましてですね。

なかなか、こういうのは、ほんとに深いところまで・・詳しい資料がないんですが・・
ネットは今、便利で写真なんかも出ていますが。

そう言われてみると、こうした劇団系のですねパフォーマンスの、そういうものからの派生だということは判りますが。

でも、こんな理屈っぽく言ったってしょうがないんですけど(笑)

でも、リズム感いいんですよね!みんなね!
そういうところは・・・
ダンスが上手い方だというか、そういう事も書いてあります。

そういうものの、やっぱりバックグラウンドですね。
どこまで本気か、判らないという。
そういうものでございます!


◎もうすぐ30/上岡龍太郎

達郎氏:

これも、昔から探してたんですけども。
上岡龍太郎さんがですね、ソロシングルを出したことがあります。
1975年です。

レコード、随分出していらっしゃるんですが。
「もうすぐ30」という曲なんですが。
これ、B面の方が有名でですね、B面の方がですね・・・
「資本主義社会の底辺に渦巻く庶民のブルース」というヤツなんですが。

でも曲はですね、こっちのA面の方が面白いというか。
これ、完全に竹内まりやの「人生の扉」のですねネガティブ版といっていいような。
そういう曲でございます。

これ、ずーっと探して、なかなか、ないんですけどね。
なんの事はない、これワーナー・パイオニアなんで、ワーナーの倉庫にあったんですね!

これ、持ってきました。
ジャケット付きのオリジナルシングルからデジタル・リマスタリングでお聴きを頂きます。

♪ もうすぐ30/上岡龍太郎

40年前の歌ですけども、あんまり変わらないような気がしますですね。
1975年の上岡龍太郎さんのシングル「もうすぐ30」でございました。


~ CM ~

◎Big Wave(30th Anniversary Edition)

達郎氏:

ここんとこ、竹内まりや情報ばっかりですが。
いよいよ私も、色々と情報が出てきます。

7月23日、竹内まりや「静かなレジェンド」発売ですが。
同日にですね、7月23日・・・

昨年はメロディーズの30周年だったんですが、今年はビッグ・ウェイブが30周年なので
「Big Wave(30th Anniversary Edition)」を7月23日に発売することになりました。

皆様、この番組を聴いて頂いてる方でしたら、皆様よくご存知の1984年に発売しましたオリジナルソングとビーチボーイズのカバーで構成されました全曲英語によるアルバムであります。

これを2014年最新リマスター、ボーナス・トラック付き30th Anniversary Editionとして7月23日に発売致します。

これもワーナーの山下達郎スペシャルサイトを御覧ください。

目下、リマスタリングの途中と、あとはボーナストラックの選定をやっておりますが。
ボーナストラック、前のメロディーズくらいの量は入れられる予定でございます。

なかなか、あるもの、ないもの、倉庫をゴソゴソやっておりまして(笑)
なかなか、あるもの、ないもの、ありますが、精一杯、今回入れたいと思っております。


◎マニアック・ツアー

達郎氏:

そして今年もツアーをやります。
全国ツアー決定いたしました。

ここのところ、ずーっと申し上げて・・・昨年のツアーとかで申し上げておりますが。
前からやりたかったですね、マニアック・ツアーという、いわゆる普通のレギュラーツアーじゃなくて。

ほとんど演奏しない、今まで演奏してなかった曲を中心にライブを構成しようと。
そういうような企画で、ほんとはライブハウスツアーっていう形でやろうと思ったんですけど。

あまりに、そうするとチケットがパニクリますので。
やっぱり普通にホールツアーでやろうと。
ただまあ、そうした、ちょっと排他的なコンセプトですので、今年は14都市、29公演。

約30公演でやることになりました。
MANIAC TOUR Perfomance 2014

7月25日のパルテノン多摩が初日です。
そっから10月8日の大阪フェスティバルホールの千秋楽まで、全国14都市、29公演のホールツアーを予定しております。

この詳しいスケジュールは、この番組の終了後、私のオフィシャルホームページ、このライブページにアップされますので、ご確認ください。
宜しくお願い申し上げます。


まだ、全然、なんの曲演るか決めてないんですが(笑)
マニアックツアーと銘打っていますので、シングルヒットとかそういうの一切やらないという、そういうツアーになります。

かなりマニアックな、ほんとに独善的な、排他的なツアーになりますので。
またそういうのがお好きな方もいらっしゃると思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。

今年はちょっと、ここんとこ、ずーっと毎年ですね、順調にコンサートツアーがやれておりますので。還暦も過ぎましたので、今やれそうなら演ろうと、そういう感じでございます(笑)

これ、ほんとはライブハウスでやりたかったんですけど、それだと大変ですので普通のツアーでやることになりました。
また、おいおい詳しいインフォメーション、申し上げていきたいと思います。

宜しくお願いします。


◎マッチョドラゴン/藤波辰巳

達郎氏:

高知市のK.Tさん
・・・汚い字ですね、ほんとに・・・

『毎週楽しく拝聴しております。
先週のメールの件ですが、是非ともハガキオンリーで通して下さい。

歳を重ね、世慣れし、多少の事では動じなくなってきた中で、サンソンにハガキを書くことは緊張してます。
妻も同意見、書き損じのハガキ代は没収されますが(笑)

リクエストですが、「マッチョドラゴン」の原曲、 "Boys in the Street" をできれば藤波辰巳バージョンとの聴き比べができたらと。

ペン字講座、練習中です』

ごもっとですね、これはね。

藤波辰巳さん・・・プロレスラー。
ドラゴン・スープレックスですね。
私達の世代にはお馴染みの方ですが。

藤波辰巳さんが1985年に出しました入場のテーマですね。
「マッチョドラゴン」
という歌があります。
85年にシングル化されましたが。

これ、結構脱力したですね、ほんとに、あのぉ・・・こう、マッチョな人の声とは思えない、カワイイ歌なんですね。

これ、元はですねEddy Grantというレゲエ歌手ですね、この人の1984年の「Boys In The Street」というですね、曲に日本の誌を付けて、作詞も森雪之丞さんですね(笑)

出したものが、これでございます。
これも聴いて頂く方が早いので。

♪ マッチョドラゴン/藤波辰巳

演奏は妙にうまいんですよね(笑)
バックコーラスの人は、だぶんスタジオミュージシャンだと思いますけど。

あのストイックというか、無味乾燥の「♪マッチョ ドラゴン」
もうちょっと感情移入して「ぶーっつぶせ!」とかやればいいんですが、
「♪マッチョ ドラゴン」というですね、プラスチックな感じがなんとも言えないですね。

それとリードボーカルの・・・
これ決して笑いをとりに行ってやってるんじゃないですよ。

みんな大真面目にやってるのが、結局笑いをさそってしまう結果になるという、これがいいんですね!

昨年の山本浩二さんの応援歌、バッキンガムスのスーザンの替え歌ですが、あれに匹敵するですね・・・

で、せっかくなので、オリジナルも一節聴いて頂きましょう。
Eddy Grantもですね、実は今聴くとですね、結構笑えるんですよね(笑)

この情けない感じというか。
これ1年前の1984年の作品です。

♪ Boys In The Street/Eddy Grant

これがオリジナルですが。
これヒット曲じゃないんですね。

これ見つけてきた人はセンスいいですね!

お聴きを頂くと判りますがですね、Eddy Grantのこのバージョンより藤波さんの方が演奏が全然いいですよね!

ギターも上手いですし。
で、あのボーカルなのが、それがいいんですよね!

プロレスのこういうのってのは、調べるとほんと面白いのがありそうですが、そこまで根性ないのでですね。

ぼくの友達で、すっごい詳しいヤツがいるんで、今回そいつに教えてもらったりしましたが。

なんかこう、ダンプ松本さんも、やってるとか聞いたことありますが・・
そういうの、なかなかいいんですが。
またの機会という、アレでございますね。


◎空いっぱいの涙/田村正和

達郎氏:

若気の至りと言いましょうかですね、お若い時に大スターが歌った、歌!
そういうもので、なかなかいいものがあります(笑)

田村正和さん。

23才の時にですね映画の主題歌を歌っています。
「空いっぱいの涙」という映画のですね、主題歌だそうでございます。

私は、それを見ておりませんがですね。

さっきのマナマナの「天国か、地獄か」というのは池袋の地下で観た記憶がありますが。
こちらの方は観たことがありません(笑)

23才の時といいますから66年の作品だそうでございますが。

これが若かりしのですね、田村正和さんの、その絶叫といいましょうかですね、気張った歌といいましょうか、そういう・・・

なんかバンドのボーカルしていたという、そういうような・・・
阪妻さんの息子さんですからね!
いろんな事やってらっしゃるんだと思いますが。

これCD化されまして「モッズが愛したニッポンの夜」というモッズ世代でございますが。
60年代中期ですから。

さっきの藤波さんのはポリドールでございますが、こっちはビクターです。

♪ 空いっぱいの涙/田村正和

今だったら、ピッチコントローラーとかオートチューンで直しちゃうんですけどですね。
それだと面白くないですね。

感情過多というか、オーバーエモーショナルといいますか。そういうアレでございます。


◎ エンディング 

達郎氏:

というわけで、珍盤・奇盤特集でございました。
また、次の機会をお楽しみに。

来週は、普通の棚つか、宜しくお願いします。

今日の最後は、もちろん多羅尾伴内楽団。
1978年、リードボーカル竜ヶ崎宇童こと鈴木雅之。
途中で煙にむせているのは、私でございますですね。

バックコーラスはバズと私。
スモーキンブギの替え歌、お馴染み「禁煙音頭」

♪ 禁煙音頭/竜ヶ崎宇童

今週のオンエア曲

14:05 静かな伝説(レジェンド)[TV Size]/竹内まりや
14:08 Mah-Na-Mah-Na (From The Movie "Sweden Heaven And Hell")/Piero Umiliani
14:13 白馬のルンナ/内藤洋子
14:17 サウスポー(恐怖の人間カラオケ)/少年探偵団
14:21 もうすぐ30/上岡龍太郎
14:32 マッチョドラゴン/藤波辰巳
14:37 Boys In The Street/Eddy Grant
14:41 空いっぱいの涙/田村正和
14:45 禁煙音頭/竜ヶ崎宇童

テーマ : FMラジオ - ジャンル : テレビ・ラジオ

DATE: CATEGORY:サンソン『珍盤・奇盤』
山下達郎さん サンデーソングブック 2013年04月21日『珍盤・奇盤』


長崎は土曜日は冷たい雨。
日曜日は午後から晴れてきました。
遠くの山々の緑が美しい季節になりました。
でも、寒い休日です。

今日のサンソン、すごい・・・
特にあのイギリスの「くるみ割り人形 」なんて・・・

この『珍盤・奇盤』プログラムは達郎さん、ほんとに楽しそうに曲紹介してますね。

ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。

◎ 冒頭

達郎氏:

4月の後半になりました。

また、前倒しで録っておりますので、お天気のことが申せません(笑)。
先週、デモテープが行ったはずでございます。

レコーディング始まると思いきやですね、来週の末、5月の頭の連休の時にですね、大阪フェスティバルホール、いよいよオープンします。

大阪フェスティバルホールで二日間、こけら落としのシリーズでございますが、いろいろな方がこけら落としで、連日公演をなさいますが、それの一環で山下達郎のライブ、5月3日、4日、連休で二日やります。

リハーサルがそろそろ始まって参ります。

全くもって忙しいものでございましてですね。
ですので番組、前倒しでございます(笑)

しかしながら、だからといって、棚から一つかみで逃げようとは思いませんで。
今日は、かねてから用意してありました珍盤・奇盤でいってみたいと思います。

『珍盤・奇盤』かよって・・・感じも致しますが。
いろんな御時世でございましてですね。
内憂外患という、そういうような時代でございますので、ま、こういう時でですね、ひとつこう、笑い飛ばして行こうかと。

そういう感じでございます。

20年やっておりますサンデーソングブック。
一番人気の企画でもあります『珍盤・奇盤』

頭がウニウニになるやつもありますし、ちょっとほのぼのとするヤツもあります。
色々なものがあります。

今日は比較的おとなしめで、やってみたいと思っております(笑)
洋邦、混ざり混ざりですが。

割と音楽的な観点から。
あまりこう、ヘンチクリンなものはかけません。

ちょっとだけ知的に攻めてみたいと(笑)
その間にレコーディングやって、ライブのリハやって、いろいろとやっております。

というわけで今日は珍盤・奇盤でございます。
日曜日の午後のひと時、素敵なオールディーズソングじゃありません。
今日は、悲喜こもごも、喜怒哀楽・・・なんでもいいや。
『珍盤・奇盤』

最高の選曲・・・のつもりでございます。
でも音質は最高でございます。
こんなものまでリマスタリングして、デジタル・プロセシングしてくるヤツ。

張り切って参りたいと思います。
1年ぶりの珍盤・奇盤。

今日は自分の曲なんかかけません(笑)
かけたい曲がたくさんございますので、自分の曲なんてかけてる暇ありません!
一曲目から、CM前から、もういってみたいと思います。


なんでこんなに・・・
昔は3年にいっぺんくらいしか、やんなかったんですけど。
なんで一年ぶりに、たたないうちに珍盤・奇盤やろうと思ったのかといいますとですね。

ロスプリモスの「ラブユー貧乏」
黒沢明とロス・プリモスの大ヒットソング、1966年の「ラブユー東京」の替え歌でございますが。
87年「オレ達ひょうきん族」で紹介されまして、評判になりました。

オリジナルシングルをついに手に入れたんです!
何年か前に「ラブユー貧乏」おかけしたことがありますが。
これから今日はいってみたいと思います。

でもこれでおさまらないのが今日の珍盤・奇盤でございます。
ロス・プリモス、1987年ラブユー貧乏(ボーカル編)

♪ ラブユー貧乏(ボーカル編) /ロス・プリモス

~ CM ~

♪ Space Guitar /Johnny Guitar Watson


◎Space Guitar /Johnny Guitar Watson 

達郎氏:

えぇ・・・昼、日中でございますが、企画でございますのでシャレで勘弁して頂きたいと思います。
では、まずはちょっと、大人し目のとこ・・・誰が大人なしめ目(笑)

Johnny Guitar Watson テキサスブルースでございますが。
のちにファンクの大御所になりましたが。

1954年、たいへん有名なレコーディング。
フェデラルからシングルで発売されました「Space Guitar」というタイトルのブルースソングでございます。

リバーブがもう、楽しくてしょうがないという。
リバーブ入れたり出したりですね。
サックスまでリバーブかけなくてもいいんじゃないかという。

どこまで真面目にやってるのか、良く分かりません。
永遠のナチュラルハイ!(笑)
Johnny Guitar Watsonらしい、初期の一作でございす。
これから始めてみます。


◎ラブユー貧乏 

達郎氏:

さてロスプリモス「ラブユー貧乏」、2006年に一回かけておりますね。
7年ぶりにお聴きを頂きましたが。
今CD化されておりますが、このA面ばっかりでごいます。

実はB面というのがありましてですね。
セリフ編というのがあります。

こっちの方が面白い!

是非これを聴いて頂きたくて、今日の珍盤・奇盤をやっているようなものでございます。

とにかく演奏が良くないとですね、どんなにこうやって、こう・・ちっとも伝わってこない。
演奏の技術の確かさに裏打ちされたギャグでございます。

ロスプリモス、1987年の「ラブユー貧乏」B面、セリフ編、どうぞ。

♪ ラブユー貧乏(セリフ編) /ロス・プリモス


オリジナル、アナログシングルですのでスクラッチの方は御勘弁下さい。

こうしたムード歌謡というグループはですね、ボーカル・インストゥルメンタル・グル―プなのでクラブまわりというのを死ぬほどやっております。

だんだんMCといいいますか語りの中でコミックバンドとしてのスタンスっていうのが強まってきます。
すべてそうですね。
ピンカラトリオ、殿様キングス、クールファイブ
そうした生演奏ができるバンドは、みんなそうしたギャグのセンスを持っております。

ロスプリモスは79年に「ディスコおてもやん」とか「鹿児島おはら節」とか、超絶なものがまだありますが、次の機会に。


◎You Keep Me Hangin’On /Paul Mauriat 

達郎氏:

さて、私、レコード・コレクターズというオールディーズ雑誌に毎年、私の収穫という、この一枚というですね、そういうやつを毎年出しておりますが。

2013年の新年号にはですね、出しましたがポールモーリアの「リズム&ブルースの素晴らしい世界」という1969年のポールモーリアのアルバムなんですが。
なんと! ポールモーリアがですねR&Bに挑戦したという。
リズム&ブルース

ビクターから出てるやつですが、日本盤を買ったんですが、これがすごい代物でですね。
ジャケットデザインが横尾忠則さんがやってらっしゃいます。

中のジャケットが凄い!

表のLPのですね、ポールモーリアの写真がですね、くりぬきになってて"お面"になるようになってましてですね。

帯の文句がですね・・・
『ついに出た! イージーリスニングの王様、ポールモーリアがR&Bとムード音楽のドッキングを狙った話題作』

私、勉強不足で全然しらなかったんですけど。
実はポールモーリアはあんまりこのアルバム、好きじゃなくて、まだCD化されておりません。

ましてやこの日本盤の、このデザインでは絶対に再発は不可能であろうという。

内容も結構すごいんです。
今日はですね、まぁ、色々入ってるんですけど・・・

この中からですね、シュープリームスの66年の全米ナンバーワン
「You Keep Me Hangin’On」

♪ You Keep Me Hangin’On /Paul Mauriat

・・・もういいや(笑)
しかし、どうして真面目にやってんのか(笑)

シタールはいいんですけど、カズーでメロディとらなくてもいいと思うんですけどね。
カズー持ってくりゃ良かったな。

真似してやろう、今度!
すごいなこれ、しかし!


◎Susan /The Buckinghams 

達郎氏:

さてですね、珍盤・奇盤やっておりますので。
なんかこう、いつもこう、そういうものをですね、探している自分がいましてですね。

ここの間で、これ人から頂いたんですが。
すごくいいのがありましてですね。

珍盤・奇盤にふさわしい。
でもセンスのいい珍盤・奇盤。

1979年、広島カープが大ブームだった時代があります。
高橋慶彦さん、山本浩二さん。
そうした時代にですね、応援歌のシングルが出まして。
キングレコード。

そういえば先ほどの「ラブユー貧乏」はクラウンですね。
ポールモーリアはビクター。
古い会社は凄いのたくさん出しますね!

これはキングレコード(笑)

キングレコードのですねA面が高橋慶彦さんのテーマで「ショートストップエンジェル」
これは、なぜかアランオデイの「アンダー・カバー・エンジェル」の替え歌でございまして。

B面がもっと凄い!

山本浩二のテーマ「行け!! スーパー・ヒーロー」 というですね。
これも替え歌なんですが、なんとバッキンガムスのスーザンなんです。

バッキンガムスのスーザンなんて我々の世代でも知ってる人少ないのに(笑)
これ、元聴いて頂きます。

そのあとにこれ聴いて頂きます。
と、益々楽しさが倍加する。

♪ Susan /The Buckinghams

というわけで、バッキンガムスのスーザン。
珍盤・奇盤でもなんでもないんですが。
これの替え歌で1979年、この周辺でですね山下達郎みたいなオタクの人がいるんです!

こんなカルトなですね、アメリカの曲を、なんと山本浩二さんの応援歌で替え歌にしようという。

♪ 行け!! スーパー・ヒーロー /深水無門

てなわけで、1979年に発売されました。
広島カープの山本浩二さんの応援歌「行け!! スーパー・ヒーロー」

アレンジがフェンス・オブ・ディフェンスの北島健二さん、私の知り合いでございますが(笑)
いいな!これ!好きだな!
サンソンのための珍盤・奇盤です、これ!

バッキンガムスの、あそこのサイケなところを、これでいくと・・
最高に好きだなこれ!

今日は、これと「ラブユー貧乏」をかけたいから、やってるようなものでございました。


~ CM ~

◎Aieaoa /Yamasuki 

達郎氏:

これも以前にかけましたが、フランスのヤマスキというグループの、インチキ日本語で歌うグループでございますが。

これすごく良かったので、またかけてくれという御要望がですね、あったんですが、ハガキがどっか行っちゃいました(笑) すいません(笑)

♪ Aieaoa /Yamasuki 

ワケわかんない、ほんとに・・・
どんどん行きます!


◎くるみ割り人形 /The Portsmouth Sinfonia 

達郎氏:

これも珍盤・奇盤という、こうしたようなプログラムに必ず引き合いに出されるものでありますけれども。
イギリスのポーツマス・シンフォニアというですね、ポーツマスの芸術学校のですね、学生が設立した交響楽団なんですが。

入団条件がですね、音楽家じゃないこと、あるいは音楽家であってもですね、自分の演奏したことのない楽器で、自分の専門じゃない楽器で演奏することが条件でありましてですね。

ブライアン・イーノが関わっておりまして。
一夜限りで、一回だけのつもりだったのですが、人気が妙に出まして。
これがイギリスっぽいところなんですけど。

レコードが出ましてですね。
これがまた売れたりして。

ついにはライブをやりまして。
ロイヤル・アルバート・ホールで1974年にですねライブアルバムというのを作りまして。

でも、なんつってもプロの音楽家じゃないので、とてつもなく酷い演奏なんですね。
これ・・・
お聴きを頂きますけどもですね、途中、気持ち悪くなる方もいらっしゃるので、それはあらかじめお断りしておきます。

タモリさんも番組でけっこうかけたんで、僕のとこにリクエストカードが随分きた事がありますが。
かける機会を逸しておりまして(笑)

あんまり、かけたくも・・・
あれなんですが、まぁ、いいや(笑)

聴いていただければわかります。
今日はその1974年のロイヤル・アルバート・ホールでのライブレコーディングから。


♪ くるみ割り人形 /The Portsmouth Sinfonia


・・・なんともイギリス的なブラックな世界でございますがですね。
頭痛くなってきますね・・・

特にストリングスが全く演奏になってませんね。
聴こえてくるのはブラスのチャッ、チャチャチャ・・・のみ(笑)

すごいなぁ・・・


◎恋はハートで  

達郎氏:

口直しに(笑)
何が口直し(笑)

これがぜんぜんまともに聴こえてくる。

泉アキさん、1967年
有名な「恋はハートで」

♪ 恋はハートで /泉アキ/ザ・レインジャーズ

作詞、なかにし礼、作曲、三木たかし!
すごいっすね!

なにも、ああいう歌い方しなくてもいいのに、と思うんですけど。
そこがいいんですね。

バックやってるのがレインジャーズですね。
赤く赤くハートが・・・あれですね。

いい演奏ですね。
だんだん脱力してきましたね(笑)

今日はしかし、随分かかりますね。
一曲が短いんですね。
なんか、汗が出てきた感じがします。


◎ラストは・・・ 

達郎氏:

ラストはですね、マッタリといきたいと。
これもニューヨークでオリジナルアルバムを手に入れましてですね。

狂喜乱舞したんですけども。

よく調べましたら、つい最近CDが出ていたという。
でもいいんです!
オリジナルアルバム!

ジュリー・ロンドン
美形のジャズボーカリストでございますが。

ジュリー・ロンドンのラストアルバムというのが1969年なんですが。
当時のジャズシンガー、みんないわゆるロックンロールに席巻されましてですね。

そういうものを歌わされてるというか、そういうもので結構失敗作が多いんですが。

このジュリー・ロンドンは、そうした、例えばドアーズのライト・マイ・ファイアー(Light My Fire)とかですね、ルイ・ルイとかですね、そうした全然ミスマッチの曲と互角に渡り合ってですね。
立派に表現できているという稀有で一枚でございます。

今では名盤として歌われますが、当時はですね、結構いろいろな評があったそうでございますけども。
この中からですね、今日はですね、一番ミスマッチなやつを(笑)
一番すごいヤツ!

アルバムタイトルになってる曲「ヤミ、ヤミ、ヤミ」というですね。
オハイオ・エクスプレスという当時バブルガムの一大ブームの中でヒットしました、1968年全米4位のミリオンヒットになった曲でございますが。

これもオリジナル聴かないとジュリー・ロンドンのバージョンの凄さが判らないので、まずはオリジナルのオハイオ・エクスプレス・バージョンでどうぞ。

♪ Yummy, Yummy, Yummy /The Ohio Express

この「ヤミ、ヤミ、ヤミ」をですね、ジュリー・ロンドンが非常にメロウなアレンジでやっておる、このバージョンを最後にお聴きを頂いて(笑)、今日の『珍盤・奇盤』、ちょっとあっち行ったり、こっち行ったりしましたが。

終わりよければ全て良し、このジュリー・ロンドンの「ヤミ、ヤミ、ヤミ」
1969年の同名アルバムからお聴きを頂きつつ『珍盤・奇盤』特集、ご清聴ありがとうございました。


♪ Yummy, Yummy, Yummy /Julie London


今週のオンエア曲

14:04 ラブユー貧乏(ボーカル編) /ロス・プリモス
14:08 Space Guitar /Johnny "Guitar" Watson
14:12 ラブユー貧乏(セリフ編) /ロス・プリモス
14:17 You Keep Me Hangin’On /Paul Mauriat
14:21 Susan /The Buckinghams
14:24 行け!! スーパー・ヒーロー /深水無門
14:31 Aieaoa /Yamasuki
14:35 くるみ割り人形 /The Portsmouth Sinfonia
14:38 恋はハートで /泉アキ/ザ・レインジャーズ
14:42 Yummy, Yummy, Yummy /The Ohio Express
14:44 Yummy, Yummy, Yummy /Julie London







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