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DATE: CATEGORY:サンソン「追悼特集」
山下達郎さん サンデーソングブック 2017年10月15日『グレン・キャンベル追悼特集Part.2』


長崎は冷たい雨が降っています。
日中も気温が上がりません。

今日のサンソン、グレン・キャンベルの声を聞くと、なんだかセンチメンタルになります。
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。


◎ 冒頭

達郎氏:

10月真ん中でございまして、だいぶ秋めいて参りました。
今週なんか、雨がちですね、全国。
降ったり、止んだりという感じでございます。

秋の長雨。
女心と秋の空・・・このあいだも言いましたけれども。

だいぶ温度が下がって参りました。

風邪ひきやすい季節でございます。
お体、くれぐれも気をつけて下さい。

初雪の話しなんてのも、伝わって参りまして。
刻一刻と凉しくなっていく今日このごろでございます。

私、先週からずっと曲書きで家でウンウンやっております。
ようやく詩までたどり着きそうな感じでございますが。

今日も番組が終わったら、またとんぼ返りでですね、家帰って曲書きでございます。

どんなに忙しくても、番組は休んだことはありません!

「3.11」で番組が飛んだ以外は、25周年1305回、一度も休んだことがありません!

えらい!
この調子で今週もがんばっていきたいと思います(笑)

先日、グレン・キャンベルの追悼特集をやりましたところ、たいへんご高評頂きましたのでですね、調子に乗って続編。

70年代のヒット曲、ぜんぜんかけられなかったのと、あとグレン・キャンベルはギタリストとしても超一流の人でありまして。

今日はですね、サンソンらしくギタープレイヤーとしての側面をちょっと、お聴きをいただこうという企画でPart 2を攻めてみたいと思います。

日曜日の午後のひととき、今日は全国的に雨がちでございますけれども、それを吹き飛ばしてグレン・キャンベルの爽やかな音楽・・・

なんか、あまりいい表現じゃないですね(笑)

今日も素敵なオールディーズソングでお楽しみを頂きます『グレン・キャンベル追悼特集 Part.2』
本日も最高の選曲と、そして最高の音質でお届けいたします。

ちょっと凉しくなってきましたんで、こんなような曲がリクエスト頂きますが。
宮崎市のH.Nさん。

『最近ハガキを出しても名前が読まれないと嘆くリスナーが多いようですが、私もその一人です。

もう今年になって何通リクエスト出しただろう。
私もリクエスト出し始めて17年目。
あれだけ出していれば、4,5回名前が出てもおかしくないだろう、というのが本音。

最近、若いリスナーからのお便りも増え、幅広い年代からサンソンも愛されているというのは嬉しいことですね。』

えぇ・・
意外と読んでますよ、あなた(笑)

ま、洒落ですね、これね(笑)

お馴染み「風の回廊」

♪ 風の回廊/山下達郎

~ CM ~


♪ 12-String Special/Glen Campbell

◎12-String Special/Glen Campbell

達郎氏:

グレン・キャンベルっていう人はですね、ほんとにアメリカを、60年代、70年代を代表するビッグスターでありますけども。

彼はギターも、たいへん上手い人で。
もともとはギターのスタジオミュージシャンとしてですね活動をしておりまして。

いわゆるウェストコーストのレッキング・クルーと呼ばれるですねスタジオミュージシャンの優秀グループの一員でありまして。

それこそ、もう色んなセッションに参加いたしまして。

それが縁でビーチボーイズのブライアン・ウィルソンがツアーに参加しなくなった時にですねブライアンの代わりにベーシストとして参加した一時期もありますし。

それこそ、あっちから、こっちまで、いろんなレコーディングをしております。

そんな人でしたので、ギタリストとしてのアルバムというのも何枚も出ておりまして。

1964年、キャピトル・レコードと契約したときに出しました「The Astounding 12-String Guitar Of Glen Campbell」というですね64年のアルバム。

もう完全にインストのアルバムでございますけれども。
それこそ、割りとフォークな曲ばっかりですね・・・
「Puff The Magic Dragon」

ボブ・ディランの「風に吹かれて」
キングストントリオの「500 Miles」とかですね・・・

そんな中でB面の一曲目に入っております「12-String Special」というですね・・
いかにもカントリーぜんとした・・
12弦ギターを演奏しているグレン・キャンベルでございます。


◎King Of The Road/Glen Campbell 

達郎氏:

翌年、65年にもキャピトルからアルバムが出ております。
「The Big Bad Rock Guitar」

これは、もっとエレクトリックなですねインストでございまして。

Walk, Don't Run
Ticket To Ride
It's Not Unusual
Mr. Tambourine Man

いろんな曲が入っております。

James Bond Theme

この中からですね、いかにもカントリーフレーバで、カントリーから出た人らしいですね素敵な演奏があります。

「King Of The Road」

ロジャー・ミラーの1965年のミリオンセラー
・・・おんなじ年なんだ。

グレン・キャンベル、65年のアルバム「The Big Bad Rock Guitar」から「King Of The Road」

♪ King Of The Road/Glen Campbell


◎Love Is Not A Game/Glen Campbell

達郎氏:

そんなわけで、この後グレン・キャンベルはシンガーとして大成功を収めましてですね。
押しも押されぬビッグスターになりますが。

そういうギタリストとしての腕前がありますので。
自分のアルバムの中で、積極的にギターを弾いていきます。

そうした間奏でありますとかですね、リフ、そういうのも自分で弾いて。
そういうものの中に名演が、たくさんあります。

例えば「 Wichita Lineman」の トワンギー ギターなんか明らかにグレン・キャンベルが自分で弾いていると思われますが。

歌と一緒にギターの腕前も披露すると、もうヴィンス・ギルの元祖みたいな人でございますね。
そんな中から1970年のアルバム「Try A Little Kindness」に入っております「Love Is Not A Game」

♪ Love Is Not A Game/Glen Campbell


◎If This Is Love/Glen Campbell

達郎氏:

もう一曲、同様の、1年遡りまして69年の・・
これはプラチナ。アルバムに輝きました「 Galveston 」

ヒット曲「 Galveston 」が収録されておりますが。
この中に入っております、これは自作の曲でございますが。

これも彼のギターの音色がよく聴ける一曲でございます。

♪ If This Is Love/Glen Campbell


◎リスナーからのお便り(大阪市のD.Yさん) 

『ブライアン・ウィルソンの代役としてザ・ビーチ・ボーイズのツアー公演に参加してペット・サウンズのレコードにギター奏者として参加した曲名がわかりません。
教えてください。』

達郎氏:

わかりません。

あの・・ユニオンのリストがありまして、それを見れば分かりますけれども。
ペット・サウンズは特にギタリストが4人、5人とたくさんいますのでですね。

どれが、どれかということは、特定できておりません。

ユニオンのリストがあれば、わかりますが。

蛇足ですが、私、メルテイラーとマジックスの・・ユニオンのリストを持っておりまして。
ひところ、ベンチャーズとかメルテーラーが自分たちで演奏してないということが言われたときにですね、私の友人がメルテーラーの奥さんにメルテイラーとマジックスのですね、レコーディングのリストをですね、ユニオンのリストでございますが、本物でございますが・・・

それを友人が送ってもらって、それを見ましたら、ちゃんと全曲メルテーラーが演奏しているという事実がわかったという。

ま、そういうような感じですが。

そういうリストがあれば、わかりますけれども。
どの曲を特定するというのが、ありませんので、すいません。




◎Guess I'm Dumb/Glen Campbell

達郎氏:

短い期間ではありましたけども、ブライアンがツアーに参加できなくなった応援として、グレン・キャンベルがベースを弾きながらコーラスに参加したという一時期がありまして。

それのお礼としてブライアン・ウィルソンが1965年にグレン・キャンベルに曲をプレゼントいたしました。

それが「Guess I'm Dumb」という1曲でありまして。
これ、私、1983年のアルバム「メロディーズ」で完コピして、やりました。

なぜこれをコピーしたかというと、あの当時は「Guess I'm Dumb」というシングルはほんとにレアで手に入らなかったんです。

全然手に入らなかったので、シャクに障ったので、自分でカバーしたという。
そいう、アレでございます。
コレクターの心情でございまして(笑)

その「メロディーズ」というアルバムが「クリスマス・イブ」のおかげでですね、とってもよく売れましたので、その中に「Guess I'm Dumb」がひっそり入ってるというのが、これが、洒落かという・・・

洒落になってるという(笑)

♪ Guess I'm Dumb/Glen Campbell


~ CM ~


◎来週 

達郎氏:

来週は、また恐怖の聴取率週間でございます。

えぇ・・・ので・・・

たまにはですね、山下達郎の特集をやろうと思います。
最近頂いているお便りでですね、私の曲に頂いているリクエストのお便りが、結構たくさんあって。

あと割と濃い内容がありますので。
そういうのをご紹介しながら、自分の私の曲のリクエストにお応えして。

ま、その中の何割かはライブテイクでいこうかなと。

全部ライブテイクというアレで・・ちょっと時間がないので(笑)
アレですけど(笑)

部分的にライブテイク混ぜつつですね。
『山下達郎リクエスト特集』
そんな感じでやってみたいと思っております。

まだ間に合いますので、何かお聴きになりたい曲ございましたら・・
自分の特集、なんか恥ずかしいですね(笑)


〒102-8080
東京FM『山下達郎サンデーソングブック』の係


◎All I Have To Do Is Dream (with Bobbie Gentry) 

達郎氏:

60年代の末にですね、グレン・キャンベル、ボビー・ジェントリーとのデュオでアルバムを出しました。

1968年でございますけれども。

ここからシングルカットされまして1970年にヒット曲が生まれました。
エバリー・ブラザーズのカバーでございます。

全米27位

♪ All I Have To Do Is Dream (with Bobbie Gentry)/Glen Campbell


◎Rhinestone Cowboy

達郎氏:

まずは1975年、全米No.1ミリオン・セラーでございます。
オリジナルのラリー・ワイスの作品をラジオで聴いて、グレン・キャンベルはこれをカバーしたいと言って出しましたところ全米No.1ミリオンになりました。

Rhinestone Cowboyってのは・・
Rhinestoneはなんて言いましょうか・・
模造宝石というようなアレですが。

いわゆるRhinestone Cowboyは、キラキラした衣装のカウボーイっていうアレですが。

ほんとのカウボーイってのはなくてですね、カウボーイの恰好をして、そうした、あの・・
言ってみれば「丘サーファー」みたいなものですね。
そういうようなニュアンスだと思いますけども。

そうした、こう芸事をする上でのカウボーイという意味だと思いますけれども。
芸人としでの・・グレン・キャンベルとしてはグレン・キャンベル自身のそういうものとオーバーラップした、そうした歌の世界がですね共感を呼んで大ヒットしたと思います。

「僕の目指す 地平線へ続く道

そこへ行くまで たくさんの妥協があるだろう

でも僕はそこへたどり着いてやる

光が僕に降り注いでくれるあの場所へ

キラキラ衣装のカウボーイ

キラキラ光るロデオに登場するんだ

さっそうと馬に乗って

キラキラ衣装のカウボーイ

そして見知らぬ人からだって ファンレターをたくさんもらうスターになる」

そういうような歌でございます。


♪ Rhinestone Cowboy/Glen Campbell


◎Southern Nights

達郎氏:

もう一曲外せないのが、1977年の、これも全米No.1ミリオン・セラー。
アラン・トゥーサンの名作「Southern Nights」をカバーしまして大ヒットしました。

今度はまた南の、南部の歌でございますが。

ご当地ソングの帝王と言われるグレン・キャンベルでございますが・・・


「きみは南部の夜を感じたことがあるかい

自由なそよ風のように

きみは 心に知ってるしらべを奏でる木々

最高の気分

怖いくらいに気分がいいんだ

この世界から争い事を止めることができたらいいのに」

アラン・トゥーサンらしい、静かなメッセージでございます。


♪ Southern Nights/Glen Campbell


◎エンディング 

達郎氏:

というわけで2週間、グレン・キャンベルの追悼特集をお送りしました。
もうほんとに、舐める程度でございます(笑)


まだまだ・・・
「Honey Come Back 」とかですね、かけたい曲、たくさんあるんですけども。
お時間でございます。

藤沢市のS.Tさん
それから、江東区のK.Jさん

日本ではグレン・キャンベルが一番有名なのは「Coming Home」
コカ コーラのCM に使われた歌でございますが。

日本だけシングルカットされましたが。
このリクエストいただきましたが。

すいません(笑)
かかりません(笑)
ゴメンナサイ(笑)

てなわけで来週は「山下達郎の特集」お届けしたいと思います。

恐怖の聴取率週間!でございます。


神戸市のY.Tさん

『そんなこと聞いてどうするコーナー

「あと何ヶ月」や「何ヶ所」と書かれる時は
「か」or「ケ」
どちらで書かれますか。』

そんな事きいて・・(笑)
「ケ」!

千葉県柏市O.Dさん。

『達郎さんがシュガーベイブ時代にしていたバッキングコーラスで一番印象に残ってるミュージシャンは誰ですか。』

シュガーベイブ時代にしていたバッキングコーラスって、ちょっとニュアンスが違いますけど、スタジオでやってたバッキングコーラスですが。

いわゆるレコーディングでコーラスをやった仕事で一番印象に残ってるのは
ユーミンです。


北区のN.Kさん。

『今まで、カセット、MDに録音していた番組を聴ける機会があるうちにと、USBにダビングしています。

今、2003年まできました。

USBやハードディスクは長期保存に向かないとネットにありました。
質問なのですが、録音物の保存に何かおすすめがあれば教えてください。』

あの・・USBはやめたほうがいいです。

けど、ハードディスクは一番安価で確実な保存方法です。
ハードディスクがベストだと思います。

時間がなくなって参りました(笑)
この続きはまた来週(笑)

♪ REBORN/山下達郎

今週のオンエア曲


14:03 風の回廊/山下達郎
14:08 12-String Special/Glen Campbell
14:12 King Of The Road/Glen Campbell
14:15 Love Is Not A Game/Glen Campbell
14:18 If This Is Love/Glen Campbell
14:23 Guess I'm Dumb/Glen Campbell
14:31 All I Have To Do Is Dream (with Bobbie Gentry)/Glen Campbell
14:35 Rhinestone Cowboy/Glen Campbell
14:39 Southern Nights/Glen Campbell
14:44 REBORN/山下達郎




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DATE: CATEGORY:サンソン「追悼特集」
山下達郎さん サンデーソングブック 2017年9月24日『グレン・キャンベル追悼特集』

長崎もじわじわと秋の気配が深くなりつつあります。

今日のサンソン、グレン・キャンベルの追悼特集。
70年代の歌しか知りませんが、哀愁のある歌声です。
番組最後にかかった遺作の「アディオス」
達郎さんの訳詞をみながら聴くと、胸がいっぱいになります。

ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。


◎ 冒頭

達郎氏:

9月最後の日曜日でございます。

9月は4週間。
今週が終わりますと来週は10月1日でございます。
もうあっという間に(笑)

ジワジワと秋でございまして。
東京は、なんか雨が降ったかと思うと、また暑くなりまして。
寒暖の差が、あいかわらず激しいのですが。

でも、9月の終わりなのに、まだ暑さがですね、残っております。
なかなか・・・
金曜日あたり、雨降りまして、なんか強い雨で・・

変な陽気でございますが。
もうちょっと、なんかこう・・カキっとなって欲しい、私の好きな秋。

先週の日曜日は、千葉の袖ヶ浦海浜公園で「氣志團万博」出て参りました。
おかげさまで、雨すごかったんですけど、私が出る時に、運良く雨が小ぶりになりまして。

38分の演奏時間でしたけれども、飛ばして(笑)
飛ばして行きまして(笑)
お出で頂きましたお客様、ありがとうございます。

たくさん、お便り頂きましたが。
来週あたりご紹介しようかなと、思っております。

来週は、いよいよ新シーズンでございまして。
新年度でございます。

ここんとこ、ずーっと申し上げておりますけども。
このサンデーソングブック、来週の10月1日で、めでたく満25周年を迎えます。

これから、1年間、25周年・・なんか企画をしようかなと計画しておりますが。

とりあえず今年度最後の、24周年最後の(笑)、サンデーソングブック、1302回目でございます。

ここんとこ、申し上げておりますけれども、グレン・キャンベルが亡くなりました。
8月4日でございますが、享年81才。

アメリカを代表する、60年代、70年代はですね、いわゆるポップカントリーというジャンルで一世を風靡いたしました。
たいへんに歌も上手いですし、ギターもたいへんなテクニシャンでございます。

日本はカントリーがあんまり盛んではないので・・
どなたでもご存知というわけではありませんけども。

60年代から70年代の洋楽を聞いてる、、TOP40を聞いてる者でしたら知らない者はいない・・・
ポップカントリーの大物でございます。
すばらしい歌声とすばらしいギターのテクニックで、我々楽しませてくれました。

享年81才

今日は『グレン・キャンベルの追悼特集』でございます。
と申しましてもキャリアが長いですし、何十枚もアルバム出しておりますし、ヒット曲も星の数ほどございますのでですね(笑)

もうほんと舐めるだけです(笑)

でも、日本でグレン・キャンベルの特集する番組、今の日本では、ほとんどございません。
「気は心」という感じでございます。

日曜日の午後のひととき、今日はグレン・キャンベルのすばらしい楽曲、すばらしい歌声でお楽しみをいただきたいと思います。

本日も最高の選曲と最高の音質でお届けを致します山下達郎サンデーソングブック。

昨日、9月23日に映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』封切りとなりました。
映画の方も是非よろしくお願いいたします。

私のこれのシングル、主題歌「REBORN」でございますが。
先行で9月13日に発売になっております。
おかげさまでご高評を頂いております。

この番組では、ずっと申し上げておりますけれども。
映画の中で門脇麦さん、セリというシンガーの役で歌うバージョン。
それから林遣都さんがストリート・ミュージシャンで・・
ストリート・ミュージシャンが作ったという想定でございますけれども。

この林遣都さんが、ハーモニカで演奏するハーモニカ・バージョン。
これが収録した、私のシングル、サウンド・トラック・シングルでございますが。

それにプラスして山下達郎仕様の方で、今年のライブから「ターナーの汽罐車」そして「DRIP DROP」、昨年の10月の新宿ロフトのライブ音源を収録しましてですね。

多岐なシングルになっております。

おかげさまでご高評頂いております。
今週もお聴きを頂きます。


♪ REBORN/山下達郎

~ CM ~


◎Turn Around, Look At Me/Glen Campbell 

♪ Turn Around, Look At Me/Glen Campbell

達郎氏:

グレン・キャンベル、1936年生まれ。
アーカンソーですから南部の人ですね。

36年といいますから、エルビスの1個下ですから。
ロカビリー世代でございますが。
でも南部ですのでカントリー・ミュージックを中心に習得したといいましょうか。

で、60年代のあたまにですねロサンゼルスに出て参りましてスタジオミュージシャンの仕事をします。

かなりの腕利きのギタリストでありまして。
歌も歌えるという。
ですので、バックグラウンドボーカルなんかも出来ますし、重宝されるというですね。

当時のLAのスタジオミュージシャンの5本の指に入るくらいの上手いギタリストでございました。
たくさん仕事をしておりますが。

でもまあ、そんな中で歌手になりたいなという。
キャリアがありましたので歌手になりたいなと・・

いろんなところでレコーディングしまして。
そんな中からですね1961年、最初のヒット曲が生まれます。

全米62位まで上がりましたのが、今お聴きをいただきました「Turn Around, Look At Me」

君の後ろを歩いてる
僕に 振り返っておくれ

そういう歌でございます。


◎Gentle On My Mind/Glen Campbell

達郎氏:

なかなか、鳴かず飛ばずで、ずーっとスタジオミュージシャン続けておりましたけれども。
1967年に待望のヒットが出まして、それから順風満帆になってまいります。

プロデューサーでアレンジャーのアルデローリーと組みまして、キャピトルから出しました、この1曲が全米62位とスマッシュ・ヒットですけどもカントリーチャートでかなり上がりまして、その後68年に再チャートインしまして、今度は39位というですね・・・

このへんから、だんだんグレン・キャンベルが有名になってまいります。

すばらしい演奏と、すばらしい歌
1967年の「Gentle On My Mind」

♪ Gentle On My Mind/Glen Campbell

この曲、僕が高校1年のとき、FENで毎晩深夜にかかっておりましてですね。
この曲を聞くと、その頃の中間テストとかですね、そういうものを思い出してしまいますけれども。


◎By The Time I Get To Phoenix/Glen Campbell

達郎氏:

同じ年にですね、この次にヒットしました、このシングルがグレン・キャンベルの名声をぐっと上げることになります。

このときにコンビを組みましたジミー・ウェッブ。
ソングライターのジミー・ウェッブとコンビを組みまして放ちましたこの曲は1967年の最優秀楽曲賞、それからグレン・キャンベル自身は男性ボーカル賞。

それからアルバム賞も受賞いたします。

1967年、シングルとしては26位というスマッシュ・ヒットだったんですけども、見事にグラミー・ソング・オブ・ザ・イヤーを獲得しました。

♪ By The Time I Get To Phoenix/Glen Campbell


◎Wichita Lineman/Glen Campbell

達郎氏:

この時代のグレン・キャンベルを聴くということは、ジミー・ウェッブの作品を聴くということとイコールでありました。

ジミー・ウェッブの最全盛期とグレン・キャンベルの、そうした歌唱力が相まって大ヒットが生まれてまいります。
1968年、全米3位にしてミリオン・セラー
代表作「Wichita Lineman」

♪ Wichita Lineman/Glen Campbell


Lineman・・電話線の保守をしている人の歌でございますけれども。

とっても、なんて言いましょうかね・・
哀愁に満ちた歌でございます。
孤独な・・・電話線の・・一人でですね車を走って、そうした回線チェックをする。
電話線の保守をする・・・歌でありまして。

独特の哀愁がありますが。


◎Galveston/Glen Campbell 

達郎氏:

キャピトルでスターになりますと、たいへんでありまして。
67年にはアルバム3枚
68年には4枚

69年になりますと、ライブを含めて5枚を出しておりまして。
ビーチボーイズみたいに、やっぱり、どんどん、どんどん出さされるんですね。
キャピトルはおすいう会社でございますけれども。

お次の曲は、年明けて69年、これ全米4位で、これもミリオン・セラーになりました。

今度はガルベストンというテキサス南部のですね島内都市と言いましょうか、そこを題材にした「ガルベストン」

♪ Galveston/Glen Campbell

”まだ海風が吹いているのが 耳に残っている
彼女の黒い目が 輝いているのが 目に浮かぶ
僕がガルベストンを出た時は
彼女は21才だった

彼女が 海辺に立っているのが 目に浮かぶ
海を見ながら立っているのが

僕のことを まだ待っていてくれるのだろうか
昔よく走った浜で”


~ CM ~

◎来週 

達郎氏:

もう1週やんないとダメかなぁ・・
やっぱりグレン・キャンベルのギターだけのインストとかですね。
そういうのもかけたいなと。

来週、ちょっと無理ですけど。
来週は新年度なので。

ちょっと研究してみたいと思います。
勉強させて頂きます。


◎リスナーからのお便り(北九州市のO.Sさん) 

『秋ですね。
今日の夕食は秋刀魚です。
大根おろしにかぼすをかけて食べます。

今日の秋刀魚は特売で朝早くにスーパーに行って買って、一尾108円でしたが、いつもだったら200円近くするので、秋刀魚も最近高くなったので毎日のメニューがたいへんです。
野菜も高くて。』

達郎氏:

確かに、秋刀魚高いです。
私も先週、秋刀魚頂きましたが。
昔はほんとに秋刀魚・・

だんだん高級魚になりつつあります。
えぇ・・どうなるでしょう。


◎Where's The Playground Susie/Glen Campbell 

達郎氏:

これ僕、大好きな曲であります。
これもジミー・ウェッブの作品ですが。

ジミー・ウェッブは、ほんとに、いわゆるブロークン・ラブ・ソングと言いましょうかですね、恋が成就しない、そういう歌がたいへんに多い。

特にこの時代はそうなんで・・
それが高校生だった自分には強烈にアピールしまして。

この曲、その中でもすごく好きな1曲でありまして。
「Where's The Playground Susie」という曲で。

”とうとう おしまいだ
僕達は、これまで、そこらじゅうに散らかったおもちゃ
答えの見つからなかったパズル
ダーリン あれは何のゲームだったんだい?

今僕らは砂場にいるけれど
遊園地はどこにあるんだろうスージー
君ならよく知ってるはずだと思うんだけどな

遊園地はどこなんだい?スージー
僕がいなくても大丈夫かい?

回転木馬は ここでおしまい
一度か二度回って 僕らはここで降りるんだよ

ところで まだ君は 今ひとつ僕を怪しんでるね
でも 僕なしで君が乗れるメリーゴーラウンドはないよ
僕が手を貸しているから
君一人じゃ 無理だろうな

遊園地はどこなんだい?スージー
僕がいなくても大丈夫かい?”


♪ Where's The Playground Susie


◎True Grit/Glen Campbell 

達郎氏:

映画に出演します、1969年のことですけども。
「True Grit」勇気ある追跡という。
ジョン・ウェイン主演の映画に出ます。

この主題歌を歌いました。
全米35位というヒット曲になりました。

♪ True Grit/Glen Campbell


◎Try A Little Kindness/Glen Campbell

達郎氏:

これに続くヒット。
同じく1969年
でも、ほんとに、あのぉ・・
丁寧な歌い方をする人ですね。
ギターも丁寧な弾き方をする人ですけども。

♪ Try A Little Kindness/Glen Campbell


◎Adios/Glen Campbell

達郎氏:

このあとはだんだん、カントリー系のものとリズム・アンド・ブルース系のものが分かれてきますので。

日本では、ほんとに、だんだんカントリー系のものが入ってこなくなって・・70年代でありますけれども。
アメリカでは変わらず、人気が出ておりますが。

今日はもうほんとに、60年代で終わりでございますが(笑)
「It's Only Make Believe」まで行きませんでしたが。

あとはボビー・ジェントリーの「All I Have To Do Is Dream」とかですね、あと「Honey Come Back」かけられませんでしたね(笑)

もう1週やりましょうかね。

グレン・キャンベルは2010年超える頃にアルツハイマーと診断されまして。
それから長い闘病生活を・・
でも、その間にも作品を出し続けるという。
活発な活動をしました。

2011年に「Ghost on the Canvas」という、これが遺作になるだろうと思われていたのが、何と今年ですね、最後のアルバムを出しまして。

昨年にレコーディングしたというアルバムですけれども。
でも、ほんとにすばらしい歌を聴かせてくれます。

「Adios」というタイトルで、これのアルバムの最後に入っている曲を最後におかけしましょう。

言うまでもなくジミー・ウェッブの作品でございます。

「Adios」
これが一番最後だという、何ともですね・・

”家を出たのが17のとき
カリフォルニアの海辺の街で 君と暮らすため

バーで毎晩マルガリータを飲んだ
カリフォルニアの海辺の街
別に後悔はしていないさ

陰気な顔をやめよう
アディオス アディオス
僕達は結局うまくいかなかったよ
でも、いい線いってたよな

アディオス”


別れの歌でありますけれど。

というわけで、最近チャック・ベリーにしろグレン・キャンベルにしろ、遺作を出して、旅立つというですね・・

すごい人生で、いいなぁ。
僕も・・たいなって思う今日このごろであります(笑)

グレン・キャンベル 
心より冥福お祈りします。

今年出しました遺作「Adios」からタイトルソング「Adios」
グレン・キャンベル。


♪ Adios/Glen Campbell

今週のオンエア曲

14:06 REBORN/山下達郎
14:12 Turn Around, Look At Me/Glen Campbell
14:17 Gentle On My Mind/Glen Campbell
14:21 By The Time I Get To Phoenix/Glen Campbell
14:25 Wichita Lineman/Glen Campbell
14:29 Galveston/Glen Campbell
14:36 Where's The Playground Susie/Glen Campbell
14:39 True Grit/Glen Campbell
14:43 Try A Little Kindness/Glen Campbell
14:47 Adios/Glen Campbell







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DATE: CATEGORY:サンソン「追悼特集」
山下達郎さん サンデーソングブック 2017年4月9日『チャック・ベリー追悼特集Part 2』

桜が満開になりました。
でも長崎市内は雨模様。

今日のサンソン、名曲ぞろい!
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。


◎ 冒頭

達郎氏:

いよいよツアーが、前半、佳境に入って参りました。
本日は4月の9日
松本、キッセイホールでライブでございます。

先週、金曜日、一昨日ですか、浜松でやっております。
上手くいっているはずでございます。

先週の日曜日も、宇都宮で上手く行ってるはずでございます。
お出で下さいました皆様、ありがとうございます。

とか言いながらですね、前倒しで録っております(笑)
今日は、具体的なこと申し上げられません(笑)

気候もですね、あまり具体的なこと申し上げられません。
申し訳ありません。

今週は、週末・・いよいよ大阪フェスティバルホール。
1回目の大阪フェスティバルホールでございます。

今回のツアーは6日間ございますが、それの初っ端でございます。
おいで下さる皆様、お待ち申し上げております。
もうちょっと、やっぱり直近で録らないと(笑)
具体的なこと申し上げられないですけど(笑)

来週あたりは、大丈夫だと思いますが。

さて、番組の方は、先週はチャック・ベリー、ノンストップ・チャック・ベリー、お届けしましたけども。
今週は、チャック・ベリー追悼特集のパート2でございます。

チャック・ベリーはなにせ、その・・膨大なカヴァー・ヴァージョン・・
いろんな人がチャック・ベリーの曲を歌って、それで再浮上した人でございます。

60年代から70年代、80年代まで、かけましてですね。
そうしたカヴァー・ヴァージョンをひろって行きたいと思います。
あくまで、私の趣味でございますので、今の例えば、一回り下くらいの世代の方たちは、違う選曲されるかもしれませんけども。

私の世代のチャック・ベリーのカヴァー・ヴァージョンだったら、こんなところかなと。
日曜日の午後のひととき、今日も素敵なオールディーズソングでお楽しみを頂きます。
チャック・ベリー追悼特集パート2

カヴァー・ヴァージョンで綴るチャック・ベリーの名曲をお届けします。

本日も最高の選曲と最高の音質でお届けをいたします。
お知らせを挟んで、さっそく始めてみたいと思います。


~ CM ~

♪ ジョニー・B・グッド/ジョニー・ウィンター

♪ ロック・アンド・ロール・ミュージック/ザ・ビートルズ

♪ Surfin' USA/The Beach Boys


◎リスナーからのお便り(神戸市のI.Hさん) 

『チャック・ベリーの訃報が、いろいろなメディアから流れてきました。
ロックン・ロールのスタートはチャック・ベリーさんということになり、正直曲を聴いたことがありません。
達郎さんが好きな曲をかけていただませんか』

達郎氏:

この方、かなり詳しい方なんですけど・・
僕なんかのアレですとですね、「チャック・ベリー知らないヤツはいない!」
という感じで思ってたんですけど。

友人からメールが来まして、チャック・ベリー2曲しか知らないとかですね・・
それで、ま、ノンストップのあれを思いつきました。

意外とメディアでは、かかっているようで、かかっていないんだなという事を・・
思います。

♪ Come On/Thhe Rolling Stones

♪ Memphis/Johnny Rivers

♪ Havana Moon/Geoff & Maria


~ CM ~

◎来週 

達郎氏:

来週は・・だいぶ、先ほど申し上げましたようにライブがだんだん詰まっていきますので、来週は「棚からひとつかみ」

山下達郎のレコード棚からアトランダムにお聴きを頂きつつ、皆様のリクエスト・・
おかけさまで、リクエストたくさん頂いておりますのでですね、リクエスト積極的に、お応えしていきたいと思います。


♪ Memphis/Lonnie Mack

♪ アラウンド・アンド・アラウンド/アニマルズ

♪ Reelin' & Rockin'/The Dave Clark Five

♪ Too Much Monkey Business/Kinks

♪ ベートーベンをぶっ飛ばせ/マウンテン

◎エンディング 

達郎氏:

歌詞をもうちょっとご説明しなきゃ、いけなかったですが(笑)
時間が来てしまいましたね(笑)

サンデーソングブック始まって以来、もっともロックン・ロールな2週間でございました。

チャック・ベリーがロックン・ロールのトップだというのが私・・そういう意味ではジョンレノンなんかと全く同じ意見であります。

チャック・ベリーの後にチャック・ベリー無し!

チャック・ベリーの前にチャック・ベリー無し!

チャック・ベリーがいなかったら、このギターサウンドが、ロックン・ロールの印になってたとも思えませんのでですね。

果たして、ロックン・ロールは今まで残っていたのか、という事もあれですが。
チャック・ベリー自身が、どう考えていたか判りませんがですね。

でも、まあ90ですから大往生だと思います。
ご冥福をお祈りするというかですね、感謝を・・みんなでしなければいけません。

チャック・ベリーがいたのでロックン・ロールというのは今でも生き残っているというは大きいと思います。

2週間にわたってチャック・ベリー追悼特集お送りしました。

来週は棚からひとつかみ+リクエスト。
その間にツアーをやってみたいと思います。

本日は松本
今週末、金曜日、土曜日は大阪フェスティバルホールでございます。
お客様、お待ち申し上げております。
ツアー、少しづづ調子に乗ってると思います。

がんばっていきたいと思います(笑)


埼玉県 入間市のS.Yさん。

『リスナー歴は約20年ですが、初めてお便りいたします。
突然ですが、達郎さんは飲酒をする上で何か気をつけていることはありますか。

私、実は22才の時に尿酸の値が高いという診断結果を言い渡され、親からは「バカみたいにビールばかり飲むからだ」と責められたり、職場の同僚からは「にょうさん、にょうさん」と呼ばれたり、アルコールに関して苦い思い出があるのです。

よく打ち上げでお酒を召し上がると聞いてますので、何かアドバイス頂けたら嬉しいです。』

量を飲まなきゃいいですよ!
ほどほどにしなさいよ!
過ぎたるは及ばざるが如し

僕も年ですから、そんなに昔ほど飲めません(笑)
最近はほんとに、控えめに、控えめに。

というか、体がもう・・なりますので、自然と(笑)
あんまり若い頃に、ほんとに暴飲はしない方がいいと思います。
お大事にひとつ。

てなわけで、チャック・ベリー追悼特集「カヴァー・ヴァージョン」
今日の最後はですね、21世紀に入ってからのチャック・ベリーのカヴァー・ヴァージョンで、僕が一番聴いて気に入ってるヤツ。

ディオン、2007年のアルバム「Son Of Skip James 」名盤なんですが。
この1曲目に入っております。
最高のカバー「Nadine」


♪ Nadine/Dion

今週のオンエア曲

14:04 ジョニー・B・グッド/ジョニー・ウィンター
14:08 ロック・アンド・ロール・ミュージック/ザ・ビートルズ
14:11 Surfin' USA/The Beach Boys
14:15 Come On/Thhe Rolling Stones
14:17 Memphis/Johnny Rivers
14:21 Havana Moon/Geoff & Maria
14:28 Memphis/Lonnie Mack
14:32 アラウンド・アンド・アラウンド/アニマルズ
14:35 Reelin' & Rockin'/The Dave Clark Five
14:38 Too Much Monkey Business/Kinks
14:41 ベートーベンをぶっ飛ばせ/マウンテン
14:47 Nadine/Dion


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DATE: CATEGORY:サンソン「追悼特集」
山下達郎さん サンデーソングブック 2017年4月2日『チャック・ベリー追悼特集Part.1ノンストップ、チャック・ベリー』

長崎市内の桜は、まだ二,三部咲きですが、波佐見町の田ノ頭郷という所にある枝垂れ桜は満開でした(写真)。樹齢百年以上を経た老木が漂わせる雰囲気は何ともいえず心地よい空気です。
波佐見町の田ノ頭郷


そして今日は達郎さんコピーバンド山下恭太郎BANDのスタジオ練習、あの曲、この曲楽しい時間でした。

今日のサンソンはノンストップ、チャック・ベリー!
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。


◎ 冒頭

達郎氏:

新年度でございます。
平成29年度。

2017年度、新年度でございます。
4月・・・

新年度でございますと、就職、入学、転勤・・
いろいろな事がありますけどですね。

お家新しく、変った方とかですね。いろんな方いらっしゃると思います。

そういう時に、何気なくラジオをつけますと、聞きなれない番組が出てきて。
そういう方々がたくさんいらっしゃいますので。

新年度の頭は、番組の解説をさせて頂いております。

「サンデーソングブック」
私、山下達郎がやっております。
もともとサタデーソングブックとして1992年10月に放送スタートしました。

この4月で、放送24年半を迎えます。

本年10月には、めでたく25周年でございます。
JFNネットワークの中でも長寿番組でございます。

この番組は、いわゆるオールディーズといわれる古い音楽をかける番組です。
「OLDIES BUT GOODIES」
古いけど、いい音楽。

オールディーズの番組です。

私自身、ミュージシャンでございますので、私の新譜、それから関係各位に関しましては、よくかかることがありますが、基本的には「OLDIES BUT GOODIES」古いけれども、いい曲をかける番組であります。

レコードは全て、私の個人コレクションから持ってきております。

50年代、60年代、70年代、80年代・・・
古い音源ですので、今の最新新譜と比べますと、音の迫力がですね、ちょっとショボいところがありますので。

そういうところは家で補正しまして。
いわゆるデジタル・リマスタリングでありますが。
それで持ってきております。

完全家内制手工業、手作りの番組であります。

台本、ありません。
放送作家、いません。

ディレクターの山岸くんと、技術の丸山くん、そしてアシスタントの宮本くん。
その4人だけで放送しております。

サンデーソングブック、今年度も張り切ってまいりたいと思います。

私の今年のツアー、始まりました。
Performance 2017

3本終わりました。
先週、26日、先週の日曜日は群馬でございました。
前橋でございまして。

いらして頂いた方、ありがとうございました。
本日は宇都宮でございます。
北関東シリーズでございますが。

宇都宮市文化会館
いつもの所でございます。
お待ち申し上げております。

今週あたりから、少しづつ詰まって参ります。
今週の金曜日、4月7日、浜松であります。
続いて、来週の日曜日が松本というスケジュールになっております。

浜松の皆様、お待ち申し上げております。

新年度ですので、普通ですと「棚からひとつかみ」
私のレコード棚からアトランダムにいろいろとお聴きを頂くものが順当なんですけれども。

先週も申し上げましたように、3月18日にチャック・ベリーが亡くなりました。

ほんとは先週、チャック・ベリーの追悼やろうと思ったんですけども。
1週間遅れてしまいました。

チャック・ベリーは、ほんとうにロックン・ロールの代名詞と言われる人でありまして。
我々の世代に関しては、チャック・ベリーの影響を受けてない人間は、誰一人いないという。

そういう偉大なロックンローラーであります。

日本では、ほんとうにギターリフ、ロックン・ロール的なギターというのは、イコール、チャック・ベリーというものであります。
にも関わらず70年代入るくらいまで、日本でほとんどレコードらしいレコードは発売されておりません。

70年前後に日本コロンビアがMCAレーベルを獲得したときに、チェスレーベルが初めて日本でまとまった形で再発されましたので。

基本的に、ですから60年代の我々の先輩のベビーブーマーの人達もですね、チャック・ベリー日本で、ろくすっぽ聴いているわけではありません。

日本の放送で、私、中学、高校の時にほとんど聴いたことがあります。
FENでチャック・ベリーがかかっているくらいで、日本でかかったことは、ありません!

でも、アメリカ、イギリスで特にビートルズ、ローリング・ストーンズを代表とするブリティッシュ・インベイジョンがアメリカに上陸したときに、チャック・ベリーが再び脚光を浴びまして、50年代の全盛期に勝るとも劣らない人気を博しました。

そういう関係上、私たちはビートルズ、ローリング・ストーンズ、デイヴ・クラーク・ファイヴ・・そうした幾多のですね同世代に聴いた音楽からチャック・ベリーを学びましてルーツに下がっていくという。

そういうチャック・ベリーってのは、幸運な人でございました。

1926年生まれ。
ですから、私の父と同じですね(笑)

2017年3月18日、逝去。
90才でございます。

いろいろな人生を歩んだ方ですが。
そういう社会学的考察はやりません。

で、チャック・ベリーの追悼、どこかでやってるかもしれませんけれども。
まとめて聴いてもらわないと、あれなので。
私にとっての大事なミュージシャンはですね「ノンストップ追悼特集」をやります。

2003年にジェームス・ブラウンをやりまして。
2010年にテディ・ペンダーグラスやりまして。
3度目です。

ノーナレーションで前半後半ぶっ通しで、かけられるだけノンストップでかけてみたいと思います。

チャック・ベリー追悼特集

日曜日の午後のひととき、今日はチャック・ベリーの偉業を偲んで。
チャック・ベリーの名曲の数々を、たっぷりとお楽しみ頂きたいと思います。

サンデーソングブック、チャック・ベリー追悼特集、ノンストップ・チャック・ベリー

それでは、お知らせを挟んで、さっそく、どーぞ。


~ CM ~

♪ メイベリーン/チャック・ベリー
♪ ロール・オーヴァー・ベートーベン/チャック・ベリー
♪ ブラウン・アイド・ハンサム・マン/チャック・ベリー
♪ スクール・デイ/チャック・ベリー
♪ ロックンロール・ミュージック/チャック・ベリー
♪ スウィート・リトル・シックスティーン/チャック・ベリー
♪ リーリン・アンド・ロッキン/チャック・ベリー
♪ ジョニー・B.グッド/チャック・ベリー

~ CM ~

♪ アラウンド・アンド・アラウンド/チャック・ベリー
♪ キャロル/チャック・ベリー
♪ オールモスト・グロウン/チャック・ベリー
♪ バック・イン・ザ・USA (MONO)/チャック・ベリー
♪ メンフィス (MONO) (ボーナス・トラック)/チャック・ベリー
♪ カム・オン (MONO)/チャック・ベリー
♪ プロミスト・ランド (ボーナス・トラック)/チャック・ベリー

◎エンディング 

達郎氏:

大急ぎで、いきました。
ほんとは、歌詞の話しとかバックメンバの話しとか・・それはやんないですけど。

今日はもう、ほんとノンストップです。

でもギターリフという意味では、さっきの・・・

♪ Gui.~

こういうリフですね。こういうものはほんとにチャック・ベリー抜きには語れないものでございます。

ノンストップ、チャック・ベリー、チャック・ベリー追悼特集でお届けしました。
来週はですね、こんどはカバーバージョンに移ります。

チャック・ベリーの音楽が後の、特に60年代の若いミュージシャンに与えた計り知れない影響を、有名ヒット曲とともに、振り返ってみたいと思います。

というわけで来週もチャック・ベリー追悼特集、続きます。

とりあえず今日はノンストップ、チャック・ベリーでお届けしました。
ご清聴ありがとうございました。

◎新しいスポンサー 

達郎氏:

お送り致して参りました山下達郎サンデーソングブック「チャック・ベリー追悼特集Part.1ノンストップ、チャック・ベリー」でお届けしました。

新年度になりましたので、スポンサーが変わりました。

呉工業が入ってきてくれたんですね。

呉工業といいますとですね、「テノケア」っていうね、あのぉ・・手の消毒するスプレーがあるんですけども。
これ、僕愛用してるんですけども。

残念ながら絶版になってしまいました(笑)

再発してくれませんかね(笑)
とっても愛用してる・・そんな事はいい(笑)

で、新しくいろいろなスポンサーが入って頂きましたが。
ま、最近はスポンサーまでいろいろな事をですね、言う方がいらっしゃると・・

なんつったって、こんなオタクな番組にですねスポンサーついて頂けるだけで、まったくありがたい事でございまして。

新しいスポンサーの皆さん、よろしくお願いします。

というわけで山下達郎サンデーソングブック、来週もセイム・タイム、セイム・チャンネルで皆さんごきげんよう。

今週のオンエア曲

14:07メイベリーン/チャック・ベリー
14:09ロール・オーヴァー・ベートーベン/チャック・ベリー
14:12ブラウン・アイド・ハンサム・マン/チャック・ベリー
14:14スクール・デイ/チャック・ベリー
14:16ロックンロール・ミュージック/チャック・ベリー
14:19スウィート・リトル・シックスティーン/チャック・ベリー
14:22リーリン・アンド・ロッキン/チャック・ベリー
14:25ジョニー・B.グッド/チャック・ベリー
14:31アラウンド・アンド・アラウンド/チャック・ベリー
14:33キャロル/チャック・ベリー
14:36オールモスト・グロウン/チャック・ベリー
14:38バック・イン・ザ・USA (MONO)/チャック・ベリー
14:41メンフィス (MONO) (ボーナス・トラック)/チャック・ベリー
14:43カム・オン (MONO)/チャック・ベリー
14:45プロミスト・ランド (ボーナス・トラック)/チャック・ベリー





テーマ : FMラジオ - ジャンル : テレビ・ラジオ

DATE: CATEGORY:サンソン「追悼特集」
山下達郎さん サンデーソングブック 2017年3月5日『かまやつひろしさん追悼特集』


少しづつ暖かくなってきました。
先日、長崎市内上空を渡り鳥がV字で飛行しながら旋回していましたが、春らしい風景です。

今日のサンソン、かまやつひろしさんの追悼特集でした。
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。


◎ 冒頭

達郎氏:

早いもので、もう3月に入りました。
えぇ、3月、最初の日曜日でございますが。

えぇ・・東京は、昼間はちょっと暖かいですけど、夜になるとドンと冷えるという。
温度差が非常に激しい。

相変わらず、雪がたくさんある地方もありますし。
今日の予報は「晴れ、曇」
そんな感じでございますが。

明日になると雨。
なかなか本格的に、春めいてきませんが。

ま、3月上旬ですから、こんなもんっすかね。
東京なんかは、3月下旬が非常に雪が多い季節でありますので。
春までは、もうちょっとという感じでございます。

私、3月18日から始まります全国ツアー、練習しております。
リハーサルやっております。

えぇ、毎度のことながらリハーサルの曲が多くてですね(笑)

曲を、「何をやるか」じゃなくて、「何を削るか」ってですね・・
またそれで、悩んでる今日このごろでございます。
おかげ様で、順調にリハーサルは進行しております。

もうすぐツアー始まりますので、お楽しみに。

今日は、そんなわけでですね、「リクエスト特集」をやろうと思っておったんですが。
皆様、ご承知のように、かまやつひろしさんがお亡くなりになりました。
3月1日、享年78才だそうでございます。

えぇ、日本の、そうしたロックの草分け。
スパイダースのメンバーとして活躍したあとに、ソロシンガーとして幾多の作品を出されて参りました。

我々の世代より上のミュージシャン、今、プロで、現役で活動しておりますミュージシャンは、おそらく一人残らず、かまやつさんのことを好きだと、申せると思います。

今日の番組は、そんなわけで、前半かまやつさんの作品を偲んでみようかなと思って、曲を聴いておりましたらですね・・・
もう、全部いっちゃおうと。

55分、今日は、かまやつひろしさんの追悼プログラムでお届けします。

でも、まぁ、いろいろなところで、かまやつさんくらいの方ですとね、追悼番組が色んなところでやってると思いますけれども。

まぁ、今の日本のメディアですとですね・・
「我が良き友よ」を代表として
「あの時君は若かった」

それから、まぁ、ちょっと裏側のところですと
「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」
とか、そういうものだと思いますが。

かまやつさんって、非常にキャパシティの広い方ですので。
今日はサンデーソングブックらしく、ロッケンロールなかまやつひろしさんの作品を中心に、スパイダース、ソロ作品から選んで、お届けしたいと思います。

他の追悼番組とは、一味違った選曲で攻められればという形で、今日はお届けします。

日曜日の午後のひととき、今日は3月1日にお亡くなりになりました、かまやつひろしさんの追悼特集をお送りしたいと思います。

スパイダースの音源が最高の音質で、お聴きになれます。

その前に、自分の曲を1曲。
今、受験シーズンですので、そうしたおたよりが沢山頂いておりますが。
これも、そんな1枚。

富山県下新川郡のH.Hさん。
中学3年生。

『2月の21日から23日は、中学校最後の定期考査でした。
美術を勉強しようと思い、資料集をめくっていたら、なんと、あの『雨、蒸気、速度-グレート・ウェスタン鉄道』ウィリアム・ターナーを見つけました。

ターナーの汽罐車に登場する、その絵を見て、私はとても感動しました。
リクエスト「ターナーの汽罐車」をお願いします。

受験まで、あとわずかです。
頑張ります。
達郎さん、風邪をひかれぬようライブがんばってください。』

高校受験、なかなかたいへんですね。
あなたこそ、お風邪を召さないように、高校受験がんばって下さい。

山下達郎 1991年のアルバム「アルチザン」に収録されております。
もちろんベストアルバム「OPUS」にも入っております。
お馴染み「ターナーの汽罐車」

♪ ターナーの汽罐車/山下達郎


~ CM ~

♪ フリ・フリ/田辺昭知とザ・スパイダース

◎フリ・フリ/田辺昭知とザ・スパイダース 

達郎氏:

先日、3月1日にお亡くなりになりました、かまやつひろしさんの、今日は追悼の・・
今日は特に、ロックン・ロール系の曲を中心に、お届けしたいと思います。

かまやつひろしさんは、いわゆる一般メディアですと、スパイダースからソロになりまして、いわゆる日本のロック、歌謡曲、それから最近は、いわゆるフリーソウル系なんて言われる、そうしたレアグルーブ系でも人気がありますが。

パンクなロックン・ロールのですね、日本では、ほとんど草分けといっていい存在だと思います。

1964年にスパイダースの形がですね、我々の知ってる形での、7人組みのスパイダースの形が完成しまして。

記念すべきデビューシングルが1965年の、ただいまお聴きを頂きました「フリ・フリ」
これは、かまやつひろしさん、作詞作曲でございますが。

手拍子が、こう・・

♪♪♪ ♪♪♪

3つの手拍子、これでずっと行くという。
ブルース進行のロックン・ロールなんですが。

この時代は田辺昭知とザ・スパイダースという名義でクラウンレコードから発売されました。

ジャケット写真がですね、かまやつさんが作詞作曲なのに、かまやつさんが写ってないですね。
フォトセッションに遅刻してきたという、そういう有名な逸話がありますが。

ここからスパイダースの歴史がスタートすると同時に、かまやつさんの、そうしたロックン・ロールの独特のテイストがですね、随所に発揮されます。

大ヒット曲といいますと「夕陽が泣いている」とかですね、そういう浜口庫之助さんの作品もありますけれども。

かまやつさん、そうした歌謡系のヒット曲じゃないですね、ロックン・ロール系のアルバムの中の曲とかですね、そういうものが私たちは聴いて育ちまして。

中学生の頃ですけれども。
非常にやっぱり感銘を受けた世代でございます。

まだ日本のロックというものが黎明期でありまして。
いろいろな意味での、試行錯誤している時代にですね、かまやつさん、かなり突き抜けた活動をなさっておりました。


◎ヘイ・ボーイ/ザ・スパイダース

達郎氏:

1966年に発売されましたファーストアルバム、フィリップス・レーベルから発売されましたが、ここのアルバムに入っております、シングルカットにもなりました。
これも、かまやつさんの作品でございます。
「ヘイ・ボーイ」

♪ ヘイ・ボーイ/ザ・スパイダース

ザ・スパイダース、1966年アルバム「NO.1」から「ヘイ・ボーイ」
作詞のささきひろとさんは、スパイダースの作品、たくさん書いておられます。
「サマーガール」でありますとか「いつまでもどこまでも」

寺内タケシさんのバニーズ、「 レッツ・ゴー・シェイク」とか「愛のリメンバー」とか、あのへんも、ささきさんですね。

今聴くと、ほんとパンキッシュなサウンドをしております。
当時そういうのが、あんまりありませんでした。


◎中学1年生の記憶

達郎氏:

現在のテレビ朝日、昔の日本教育テレビNETですが、そこで65年にエキサイトショーというですね、ディスコティークのテレビ版みたいな番組やってます。
そこにスパイダースがレギュラーで「フリフリ」をですね、かまやつさんがボックスのギターを弾きまくって、アームを引っ張りまくってるのを、今でも鮮烈に・・

中学1年の時の記憶であります(笑)

私にとっての、かまやつひろしさんは、あの頃の中学校のスパイダースの記憶というのが、ほんとに鮮烈にあります。


◎ バン・バン・バン/ザ・スパイダース

達郎氏:


お次、4枚目のアルバムに飛びますが、1967年のアルバム「アルバム NO.4」に収められております。これもスパイダースの作品で、日本のスタンダードとなっております。
「バン・バン・バン」

先日、シングルバージョンをお聴きいただきましたので、今日はアルバムバージョンで。

♪ バン・バン・バン/ザ・スパイダース


◎演奏力のあるバンド

達郎氏:

ライブでも、たいへん演奏力のあるバンドでして、私、スパイダース何回もみたことがあります。
ジャズ喫茶で見ましたが。

田辺昭知さんのドラムス、加藤充さんのベース、大野克夫さんのオルガンとそれからスティールギター。
井上孝之さんのギター、それから、かまやつさんのギター。

このファイブ・リズムで・・

後に大野さんとか井上さんは、アレンジャーとしてもですね、大御所になっていきますが。
そこに、堺正章と井上順さんのボーカルが加わりましてですね、演奏はタイトなんですけどもMCはコミカルという。

そういうような、一世を風靡いたしました。


◎恋のドクター/ザ・スパイダース 

達郎氏:

1967年のシングルB面ですが。
「あの虹をつかもう」というシングルのB面。

これも、たいへん有名な曲です。
「恋のドクター」

♪ 恋のドクター/ザ・スパイダース 


作詞作曲、かまやつひろしさんでございます。

この頃のロックン・ロールソングですと、恋煩いの歌というのが、たくさんありまして。
たとえば、ラスカルズの「グッド・ラヴィン」とかですね。
内容的には、非常にそれに似ておりますが。

そういうの、多分聴いてですねインスパイアされて、それを日本語でやろうと(笑)

堺正章さん、この方歌上手なんですよね。
堺正章さんのコミカルな部分が十分に発揮されますが。



◎夢のDC8/ザ・スパイダース 

達郎氏:

1967年に出ましたアルバム、JALがですね世界一周路線を開設した記念として発売されました「ゴー!スパイダース、フライ!サベージ」

スパイダースとサベージが、A面、B面分割して担当しているという。
「太陽の翼」というヒット曲が生まれましたが。
このアルバムに入っております「夢のDC8」という。
これ、かまやつひろしさんがリードボーカルとってる曲ですけども、DC8は当時のジェット機でございます。

一番人気のあった世界路線のダグラスDC8。
私、乗ったことありません。
乗ってみたかったです。

♪ 夢のDC8/ザ・スパイダース

途中でホリーズの「I can't let go」になってしまうというですね!
かまやつさんらしい一曲でございます(笑)
ファルセットも。


~ CM ~

◎来週 

達郎氏:

ほんとはですね、テイチク時代、スパイダース以前はロカビリーシンガーとして活躍されておりました。

それも、かけようと思ったんですけど、1週間じゃとても(笑)
ですので、いわゆるパンキッシュなロックン・ロールに特化してですね。

作家、かまやつひろしさんの側面を追ってみようという。
とにかく多方面な、ものすごくバーサタイルなですね、活動をしていらっしゃった方ですので。

歌謡曲面からみたら、また出るでしょうし、それこそ吉田拓郎さんの最大のヒット「我が良き友よ」みたいなフォーク系から見てた、あれもあるでしょうけれども。

今日はほんとに、そうしたロッケンロールのですね、かまやつひろしさんをお届けしております。

来週なんですが、3月12日。
来週がホワイトデーになります。

バレンタインの特集ってやった事がありますけれども、今までホワイトデーに絡んだことは1回もやったことがないので。

ひとつ「ホワイトで棚からひとつかみ」
くだらないっすね、ほんとに(笑)
いいいんです・・えぇ(笑)

その間に、一所懸命リハーサルやっております。

それが終わりましたら、いよいよツアーが始まりますので。
ツアーが始まりますと、もう始めのひと月くらいは、それで頭が一杯なので。
皆様のリクエストに助けられていきます。

リクエスト特集と棚つかで・・
引き続き、リクエスト、お便り、たくさんお待ち申し上げております。

〒102-8080
東京FM『山下達郎サンデーソングブック』の係



◎WE LOVE RADIO!~山下達郎・星野源のラジオ放談

達郎氏:

この度ですね、日本民間放送連盟、民放連からご指名頂きまして。
ラジオを広くアピースする特別番組というのをお引き受けしました。

先日、収録終えました。

日本の民放のラジオが全国で101局あるそうです。
その101局が、すべて合同で同日に特別番組を企画することになりました。

3月20日 春分の日に放送でございます。
題して『WE LOVE RADIO!~山下達郎・星野源のラジオ放談』

私と、星野源さんが二人で対談しながら進行する番組です。
進行役はマンボウやしろさんにお願いしまして、3人でワイワイガヤガヤやっております。

星野源さん、初対面でありますけれども、とっても良い方で。
完全に親子なんですけど(笑)

彼もラジオがほんとに好きな方でですね、現在オールナイトニッポン担当されておりますし。
ラジオに対する思いというのがですね、とっても共通するものがたくさんあって。
非常に充実した番組作ることができました。

番組は、私と星野源さんとの対談を中心に、星野さんと私、それぞれ1曲づつ、番組用にスペシャルライブも行っております。

3月20日 春分の日 月曜日
この日の夜7時以後、民放ラジオ101局から一斉放送されます。

大部分の放送局は7時ですけれども、各放送局で時間が異なるところもございますので。
特設サイトがあります。
特設サイトからお聴きの放送局の放送時間、ご確認ください。


◎君なき世界/ザ・ビーバーズ

達郎氏:

今日、このサンソンでかまやつひろしさんの番組やりますので、いろいろ調べておりましたらですね、かまやつさん、人に色々作品を提供しているんですけども。
ビーバーズというグループサウンズがございました。

私、ビーバーズ大ファンで、ビーバーズほんとに沢山、何回も、一番見たGSのひとつなんですけども。

ビーバーズのセカンドヒットに「君なき世界」ってのがあるんですけども。
これがなんとですね、かまやつさんの作品だということが、全然知らなかった!

やっぱり、リアルタイムに聴いていると、判んないです、そういうこと。

で、ペンネームで「醐樹 弦」というペンネームで作詞作曲で提供した曲だと。
これが一番ビーバーズの中でですね、人気のある曲でも、ありました。
ちょっとサイケな感じですけれども。

ビーバーズは後のトランザムのメンバーになります。
石間秀樹さんがリードギターです。
7色のギターといわれた、たいへんに魅力的な音色を持ったギターを聴かせてくれます。

この曲も、そんな代表曲です。

♪ 君なき世界/ザ・ビーバーズ

ビーバーズのリードボーカルが二人いまして、成田賢さん、早瀬雅男さんとダブルボーカルです。

♪ そんな~ そんな~

全部、空で歌えますね(笑)

これが、かまやつさんの曲だとは知らなかった!
勉強不足です。


◎エレクトリックおばあちゃん/ザ・スパイダース

達郎氏:

スパイダースのロックン・ロール路線、いろんなトライをします。
そんな中で、これも有名な曲ですが。

1970年
末期の、解散前のですねシングルでございます。
人気曲、これも堺正章さんのキャラクターがよく出てる1曲。

♪ エレクトリックおばあちゃん/ザ・スパイダース


明らかにジャン&ディーンの「パサディナのおばあちゃん」からインスパイアされておりますが。

今の時点で、こういうの聴きますとですね、例えばツイッターなんかでですね「これは何のパクリだ」とかですね、そうやってあげつらう人がいますけれども。

時代的にまだ十分洋楽の情報が入ってきてない時代ですので、こうした日本のバンドはこういう試行錯誤などで・・やっておりますのでですね。
一概に、そういう言い方をするのは適切ではないと、いうような事を私はずっと言ってきましたが。

むしろこうしたトライをする人が、ほとんどいなかったという。
そういう時代でございます。
歌謡曲全盛ですから、まだ。

そんな中で、かまやつさん、果敢にそういうことに、やっぱりトライをして生きた・・
特にスパイダース時代はそういう歴史だと考えられます。


◎ボブ・ディランは今、何を考えているか? (What Happening Mr.Dylan)/かまやつひろし

達郎氏:

ソロ作品に関しては、特に90年代あたりからですね、レアグルーブ的な視点から、例えば「ゴロワーズ・・・」とか、そういうものが再評価されておりますけど。

そうした実験的なことっていうのは、すごくなさった方で。
そんな中で、かなり凄いヤツが・・・

1979年、トリオのアルバムですね。
『スタジオ・ムッシュ』というのがありますが。
これに入っております「ボブ・ディランは今、何を考えているか? 」という。

内田裕也さんのカバーなんかもありますけども。
これはいかにも、これも作詞かまやつひろしさんですけど・・
いかにも、かまやつさんらしい、高度成長期の、いわゆるなんて言いましょうかですねスノビッシュな感じが、良く出た1曲です。

♪ ボブ・ディランは今、何を考えているか? (What Happening Mr.Dylan)/かまやつひろし

最後の、訳のわかんない、あれタモリさんですね。
過激な・・あれでございます。



◎ エンディング 

達郎氏:

というわけで、今日は、かまやつひろしさんの特集ですが。
極一面からの特集でございます。

他の人がなさったら、全然違う特集になると思いますが。

いずれにしましても、誰からも愛された方でありました。
私も二人きりでお酒、飲んだこと、何回かございますし。

スパイダースの時代の高度成長期、その時代の文化人、芸能人っていうのは、例えば俳優の二世とかですね、堺正章みたいな方とかですね。

あとは、いいとこの坊っちゃん・・
そういうような集団ってのがありまして。
今よりも、そういう意味では文化的な階級格差が大きかったような気がします。

そんな中で、かまやつひろしさんは、一種、ファッションリーダーと言いましょうかですね。
オピニオンリーダの役割も担ってこられました。

ほんとに、老若男女、全てのミュージシャンから愛されて生きた方でございました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。


私、個人的に仕事の面で、かまやつさんと仕事したことがほとんどありません。
むしろ飲み屋とか・・ばかっりだった(笑)
そんな中でですね、1975年のかまやつさんの「あゝ!我が良き友よ」
大ヒット曲「我が良き友よ」が入ってるアルバムですが。

そこに大瀧詠一さんが1曲提供しております。
「お先にどうぞ」という。
これ、私、コーラス担当しております。

これが、かまやつさんとは具体的に仕事した、ただひとつのものでございます(笑)
今日はそれを最後にお聴きを頂きたいと思いますが。

よく考えてみますと、かまやつひろしさんと大瀧詠一さんって、非常に音楽的なベクトルがですね、全然違うんですけども、ある意味すごく似通った、そういうテイストって言いましょうかですね。

いい意味での雑食性と言いましょうか。
バーサタイルな、いろいろなところに、こう目配りをする、そういう感覚が研ぎ澄まされた点で、非常に大瀧さんと、話しが似たところがあったり、そういう気がいたします。

今日もこうやって聴いて、そういう感がすごく致しました。

そういうわけで、かまやつひろしさん、1975年のアルバム「あゝ!我が良き友よ」から「お先にどうぞ」


♪ お先にどうぞ/かまやつひろし


今週のオンエア曲

14:04 ターナーの汽罐車/山下達郎
14:09 フリ・フリ/田辺昭知とザ・スパイダース
14:15 ヘイ・ボーイ/ザ・スパイダース
14:17 バン・バン・バン/ザ・スパイダース
14:21 恋のドクター/ザ・スパイダース
14:24 夢のDC8/ザ・スパイダース
14:33 君なき世界/ザ・ビーバーズ
14:36 エレクトリックおばあちゃん/ザ・スパイダース
14:40 ボブ・ディランは今、何を考えているか? (What Happening Mr.Dylan)/かまやつひろし
14:47 お先にどうぞ/かまやつひろし







テーマ : FMラジオ - ジャンル : テレビ・ラジオ


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