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音楽を聴いたり、そして達郎さんのコピー・バンドでライブ演奏したり・・・・
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DATE: CATEGORY:山下達郎サンデーソングブック 
山下達郎さん サンデーソングブック 2011年03月27日「静かな棚からひとつかみ」

長崎は、ここ数日寒い日が続きましたが、サクラが咲き始めました。
街中も春の様相です。
アーケード街に菜の花が並んでました。

nanohana


さて、オンエアされた内容の一部をテキスト化しました。
Date fm及びふくしまFMに限り、3月27日の放送にて「3/20 東日本大震災鎮魂プログラム」がオンエアされたようです。

誤字脱字はご容赦くださいませ。

※なお、状況によりまして、管理人の判断で、この表示内容を予告なしに修正・削除することもございます。
また、録音物や音源等のお問い合わせはお断りしています。
録音物や音源等に関連するコメント書き込みは削除する場合もございますので、ご了承くださいませ。

※リスナからのお便り(山形市のT.Kさん)部分の改定 (4/5)

「男鹿半島」と記載していましたが牡鹿半島に改定しました。
達郎氏は「おがはんとう」と読んでいましたので男鹿半島と記載していましたが、
当ブログへ当該個所について「もしかして牡鹿半島ではないでしょうか」とのコメントを頂きました。
確かに位置関係からして「牡鹿半島」が妥当かなと管理人の判断で改定しました。


◎ 冒頭

達郎氏:

えぇ、三月も最後の日曜日でございますが。

二月も最後の日曜日となってしまったということを先月申し上げた、その一月後が、このように世の中の状況が変わるとは、全く想像だにできなかったです。

相変わらず被災地の状況というのはですね・・・・刻一刻と我々の元へ入って参りますけれども、亡くなられた方が一万人以上、行方不明の方が、またさらに多いという。

避難所では20万人以上の方が避難所生活をなさってるという、未曾有というか歴史上かつてない大惨事でございます。

そんな中、我々のようなメディアとかですね、文化一般、とりあえずどういうような対処の仕方をするかというのは皆さん、どのメディアでも試行錯誤をされております。

私も、いろいろとそういう事を考えまして、先週は「震災鎮魂プログラム」と題しまして、CMなしでレス・トークでお届けしました。

たくさんの方からお便り頂きました。

被災地の方からも直接、お便り、届いております。
ありがとうございます。

全ての方、ご紹介できないのが残念ですけれども、少しでも思いが伝わったかなと、いう感じでございます。

さて、一週間経ちましたが、予断を許さない状況は全く変わらないのでですね、先週の延長戦で、今日はやろうかなという事も考えたんですが。

実は私ですね、この4月からのテレビの朝のニュース番組のテーマソングというのを作って降りまして、それが3月上旬にですね、完パケてミックスダウンして先方に渡すというお話だった矢先に震災が発生してしましまして。

当初予定していた曲調ですとですね、4月からその番組始めて、その曲調だとちょっと、この情勢だとですね、あの、そぐわないなと。

不適切だなと、いう感じが凄く強く致しましたので、全面的に曲を書き換えまして、震災後にですね、突貫工事で、この2週間レコ―ディングを続けてまいりまして、ちょっとくたびれてしまいまして(笑)。

その、突貫工事のレコーディングの間、私、スタジオ、六本木ですので、電力事情がちょっと良く無くて、電圧が一定しないんですよ。

夕方になりますと、100ボルト出なくなって、酷い時は93ボルトとか、そういうことになりまして、シンセサイザーが上手く駆動しないとか、そういう事が凄くトラブルが多くてですね。

えぇ・・・レコーディングがたいへんな状況で、やらざるを得なくて「だましだましやった」というようなモノですけど。

それでも避難所で不自由な生活なさってる皆さんから比べればですね、五体満足で三食ちゃんと食事ができておりますので、贅沢なんて言ってられないんですけど。

それでも、ま、ようやく一両日中にミックスダウンして先方に渡すという時に辿り着きまして。

ちょっと、そういう事もありましてですね、先週の番組、かなり時間かけて考えてやりましたが、それの延長で今日も同じような内容でいくという、時間的な余裕が今回は、今週はありませんでしたので、また状況に応じて、そういう番組が必要であれば、また作るつもりですが、今日はレギュラープログラムにちょっと戻りまして「棚から一つかみ」。

私のレコード棚から、いろいろと持ってまいりまして。

こういう空気の中ですので、今日は、わりと静かめの曲で「静かな棚からひとつかみ」、いう感じでやりました。

私、18年半この番組やっておりましてですね、あのぉ、なるべく一回かけた曲はあまり二度、三度とかけないようにと心がけてやって参りましたが。

そうなりますと、こうした特殊な状況の中でですね、クワイエットな癒しのような効果を与える曲というのは、そんなにたくさん、あるわけございませんので、この18年間かけ続けてきた中から、そういうような私にとって、これだったら、ま、いいかなというレパートリーを何曲か引っ張り出してきて、再放送、再オンエアというか、そういう形で今日は、やってみたたいと思っております。

この先、状況がどうなるか判りませんけど、当分こういう感じで、やっていければなと思っております。

今日からCMも復帰でございますので、基本的には普通のフォーマットでお届けしますが、「静かな棚からひとつかみ」。

今日は60年代中心でございますね。
わりと癒し効果を期待できる曲を集めてみたつもりでございます。

てなわけで、先週「希望という名の光」をオンエア致しまして、たいへん反響を頂きまして。
今日も、たくさん、いつもの3倍、4倍のリクエストカードを頂いております。

今日もお聴きを頂きたいと思います。

岩手県北上市、被災地から頂きました、T.Sさん。
同じく仙台市のK.Kさん。

佐賀市のK.Mさん。

『3月20日のオンエアの達郎さんのコメント、そして選曲にグッときてしまいました。
ほんとうに、あたりまえに聴いていたサンソンが、これほど有り難いとは』

えぇ・・全くですね。

堺市のM.Sさん。
宮崎市のK.Aさん。
墨田区のS.Yさん。

はじめ沢山の方々から、今日はリクエストを頂きました。
今日もお聴きを頂きます、山下達郎『希望という名の光』

♪ 希望という名の光

♪ Never My Love / The Association



◎ レギュラープログラムに戻りました 

達郎氏:

レギュラープログラムに戻りました。
でも、ちょいと、静かめの曲で今日は「静かな棚からひとつかみ」と題してお届けしようと思っております。

なおですね、先週お届け致しました「大震災鎮魂プログラム」と題したプログラム、被災地の皆さまにお聴きを頂ければという心でオンエアしたんですけども、なんと「Date fm」、「FM仙台」とですね「福島FM」では特番でオンエアされなかったという。

情報番組があったので、オンエアされなかったという。
ショック!

なので本日は仙台と福島は先週の番組をオンエアしております。
他の地方は先週はオンエアされましたので、この「棚つか」でお届けしております。

どうしても、仙台でも、福島でも今日の番組をお聴きになりたいという方は”radico”でお聴きをいただくという形になります。

ひとつ、何卒宜しくお願い申し上げます。

◎ ♪ Our Winter Love / The Letter Men 

この春先ですので、この季節にはこんな曲がいいかな、と思って。
どうしようかなと思いましたが、前に一回おかけしたことがありますが。

ビル・パーセル(Bill Pursell)というピアニストの1963年のインストルメンタルのヒットですね。
レターメンがカバーしまして、1967年、全米72位まで上がりました。

アルバム「Warm」というアルバムに入っております。
この中の”Our Winter Love”

♪ Our Winter Love / The Letter Men



◎ リスナからのお便り(山形市のT.Kさん) 

『 3月20日は、ほんとに心温まる番組で感激しました。
山形は隣県であっても、一晩の停電程度で済み、今はむしろ、宮城、福島から避難される方々の受け入れエリアになっています。

自分は地震発生から3日後に知人と親戚を探して石巻まで行きました。

幸いに対面が叶ったわけですが、その方は牡鹿半島で被災して14時間かけて歩いて帰ったそうです。

また、娘さんも胸まで津波につかりながらギリギリ助かったとの話でした。
山形に戻ってから、できるだけ普段通りの生活に務めようと思っておりますが、空いた時間にCDを聴くのも申し訳ない。

そんな気分です。

旧の節句で飾るつもりのお雛様も今もって手つかず。
今年はお蔵入りのままとなりそうです。』

達郎氏:

いつも頂いている方の文面も、なんか、いつもと全然違う・・・。
ありがとうございます。

◎ ♪Joanna / Scott Walker  

達郎氏:

という訳で、静かな歌といいますと、これが私、大好きな一曲でございます。
Scott Walker、1968年、彼の代表作であります。
トニー・ハッチの名曲、1968年、全英7位という。
”Joanna”




◎ リスナからのお便り(岩手県北上市のK.Tさん) 

『こんにちは。先週は素晴らしい放送ありがとうございます。
私は地震後、5日くらい、音楽が全く聴けませんでした。

なんだか自分の気分に合わせようとか、気持ちを奮い立たせようとかするのに、自分でCDをかける行為がワザとらしかったのです。

ずっとラジオで安否情報を聴きながら手だけ動かして、勝手に組み上がるプラモデルを作ってました。

誰かに曲を聴かせてもらえて、できれば全然聴いたことのない曲を。
そういうことの出来る番組をいくつか知っていたのですが、公共放送は地震情報で無理。

そんな中で達郎さんの放送、とっても嬉しかったです。

私の会社は、まだ復旧の目途が立ちません。
依然、自宅待機中です。

揺れ始めた時、後ろを見ないで逃げ出した職場に戻って、後片付けがしたいです。
直前に同僚と交わした、のんきな会話が忘れられません。

もう、あの時には戻れないのです。
でも私には命がありますし、毎日食べるものがあります。
被災地の人たちとは比べ様がありません。

被災地の方々が笑顔で話しができる日が、一日も早く来る事を願わずにはいられません。

今週の放送も楽しみにしています。』

達郎氏:

・・・ありがとうございます。

◎ サンデーソングブックの選曲 

先週も申し上げましたが、こういう場合はラジオでもですね、どういう番組編成にするかというのは、皆さん迷うところですけど。

だいたい、あのぉ、そういう時にはですね最大公約数的なプログラムになりがちです。

日本の懐メロの有名なところ・・・・
それから We are the World とか、そういう洋楽の有名なところ。

お若い方向けには、最近のいわゆるJポップの歌詞が力づけてくれる歌。

なんですが、私のこのサンデーソングブックは、オールディーズの、しかもちょっと、マニア向けの番組でございますので、そういう昔から聴いて頂けるリスナーの方が、こういう場合に、どういう番組の、どういう選曲を喜んで頂いてるかな、と自分なりに考えて、選曲をしておりますので。


私自身が、別に国民歌手でも、なんでもないのでですね。

ある特定のシンパシーを頂いている古くから馴染にして頂いている方が、どうやったら喜んで頂けるかという番組構成で、やっているつもりでございますので。

いつもの通りの選曲でございます。

ただ、ちょっと静かなレパートリーで選ばせて頂いております。

◎ ♪Way Over Yonder / Carole King  

達郎氏:

お知らせの前にもう一曲。
今度はキャロルキングいってみましょうか。

キャロルキングは、やっぱりタペストリーの、この曲が一番好きなので。
当時のベトナム戦争での悪化の中での内省感といいましょうか、そういうものが色濃く出ているアルバムだと思います。

それが、このアルバムのメガ・ヒットに繋がっておりますが。

1971年、キャロルキング代表作でございます。
タペストリーからWay Over Yonder

♪Way Over Yonder / Carole King




”道の彼方に、私の知ってる場所がある
そこに飢えと寒さをしのげる小屋がある
そこでは、甘い幸福な人生がすぐ手に入る

道の彼方、それが私の行く先”

えぇ、ゴスペルチックな曲でございます。

◎ リスナからのお便り(松江市のK.Kさん) 

達郎氏:

こういうような状況ですと、このようなお便りを頂きますが。

『私の故郷、宮城県石巻市で避難先にいる姪子から”山下さんにハガキを出してくれ”と、さっき頼まれました。やっと通じた電話で。

姪子は浪人生で、今年の国立大後期試験に挑戦するはずでした。
受験勉強の合間に山下さんの番組を聴いています。

宛先も教えてくれました。
石巻市中央2丁目の家は冠水、避難所の学校へ探しに来た親類に、一家4人が身を寄せています。

安否と避難先が、はっきり判ったのは、昨20日という事です。

石巻北村にいるS.Tに励ましの言葉をかけてください。
宜しくお願いします。

非常時に”ハガキを”と言ってくる姪の気持ちを思うと複雑です。』

達郎氏:

・・・・えぇ、すごい、ですね。しかし。
ハガキを出してくれという。

S.Tさん・・・・えぇ 石巻、大変ですね・・・
私の親類の親類が石巻におりますが、全く情報が入ってきてないと、親類が心配しております。
いろいろと、ご不自由でしょうけれども、頑張って下さい。

こういうようなお便りが必要でしたら、私はいくらでも、お応えしますのでですね。
ハガキでよろしければ、お寄せ下さい。

スタッフの中にもですね、この際メールでも、いいんじゃないかという意見もございますが、
私、何度も申し上げておりますように、一人で処理しておりますので、処理能力が限界に達して。

特に先週のあたりは、レコーディングがうまく運びませんでしたので、とても無理なので。

ほんとにメールが必要な情勢になりましたら、メール解禁といいますか、そういう事にする可能性もありますが、今のところは、お便りでしのいでおります。

先週の番組をお聴きになって、たくさんの方がお便りを下さいました。
ほんとにありがとうございます。こういう時期なのに。

えぇ・・引き続き宜しくお願いします。

〒102-8080

tokyo FM 山下達郎サンデーソングブックの係

でございます。

◎ リスナからのお便り(岩手県大船渡市) 

『三十数年来のファンでありながら、初めてハガキを書きました。
20日の放送を被災地、大船渡で聴きながら書いています。

幸いにも私の家族は全員無事で、今は妻の実家に身を寄せていますが、陸前高田に住む弟の妻と長女は帰らぬ人となりました。

津波に流されたCDは買い直せば済むことですが、失ったものは、あまりにも大きすぎます。
全国、いや全世界から差しのべられた支援の手と達郎さんの、今日の励ましの放送は、一言感謝の意を表したくペンをとった次第です。

ありがとうございます。
がんばります。』

達郎氏:

ありがとうございます。
また、お便りを下さい。是非。

ラジオに何ができるかという事を考えつつ、毎週放送するということ・・

我々もそういう、今まで漫然と番組を・・・漫然ととは言いませんけど、日常性にともすれば流されつつ番組をやっておりましたが。

これ、一本一本の番組が、いかに大事かという、自分の担当する55分間がいかに大事かという。

政治でも経済でも、みんなそうなんですが、やっぱり自分の持ち場の責任をどれだけ全うするかという、そういうような事を、改めて考えさせられた、そういう災害でもございます。

♪ Don't Talk (Put Your Head On My Shoulder) / The Beach Boys



♪ Simon / Liza Minnelli




◎ エンディング 

達郎氏:

今日は、このへんで。
来週もこのペースで「静かな棚つか」いってみたいと思っております。

今日は割と重めのお便り、しょうがないのですが、ばっかり紹介してきましたけども、
えぇ、こういうお便りも頂いております。

北海道は苫小牧市、S.Yくん。
15歳。中3。

『16日に公立高校の合格発表がありました。
無事志望校に合格することができました。

私立高校はお金がかかるので、行きたくないと思っていたので、良かったです。

その翌日17日は誕生日で、友達から合格のお祝いとともに誕生日おめでとうのメールをいくつか貰ったので、とてもいい2日間でした。

東北の地震が早く復興する事を願っています。
そして、ラジオはとても大事だと感じました。』

達郎氏:

合格、おめでとうございます。

彼らが明日の日本を担う人となっていきますので頑張って勉強して下さい!

てなわけで、今日はこのへんで。

♪ Never Cry Butterfly / 竹内まりや


今週のオンエア曲

14:06 希望という名の光 / 山下達郎
14:12 Never My Love / The Association
14:17 Our Winter Love / The Letter Men
14:20 Joanna / Scott Walker
14:27 Way Over Yonder / Carole King
14:37 Don't Talk (Put Your Head On My Shoulder) / The Beach Boys
14:40 Simon / Liza Minnelli
14:45 Never Cry Butterfly / 竹内まりや





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