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DATE: CATEGORY:山下達郎サンデーソングブック 
山下達郎さん サンデーソングブック 2020年1月26日『スコット・ウォーカー特集 Part.1』(#1424)

長崎市内、日曜日の朝から冷たい雨。

今日のサンソンで紹介されたスコット・ウォーカー、「ダンス天国」くらいかな・・・知ってたのは。

ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。


◎ 冒頭

達郎氏:

もうすぐ、1月も終わりでございます。
早いものでございまして。

今日は前倒しでございます。

ので、お天気のこととかは申し上げられませんけれども。
2020年1月26日。

で、ずっと前から言っておりますように(笑)
もう、ひたすら、1月は掃除、掃除、掃除(笑)・・

あとはレコードの整理・・
あと、仕事場のですね、やっぱり整理しないと電気系統、いろいろと変えましてですね。
リニューアルしなきゃなんない、そういうのもありまして。

バタバタやっておりますが。

これで、きちっと仕事場が整理できましたら、ここの間のですね、いろいろとモチーフまとめて曲作りに入ろうかな、という準備期間でございます。

で、わりと掃除好きですのでですね・・・
個人的な時間はありますので。
映画観ましたり、いろいろと本読みましたり。

で、サンデーソングブックの番組仕込みに、結構精力的にできまして。

こういう時間が欲しかったんですよね、ほんとに(笑)
なかなか面白い映画、面白い本、たくさんありまして。

充電期間としては最高によかった1月でございます。

で、番組の方はですね、ずーっと、ここの間申し上げておりましたけれども。
スコット・ウォーカー。

昨年の3月22日に亡くなりました。
特集をしたかったんですけども、ずーっと延び延びになっておりまして。

ツアーが終わりましてですね。
ようやく、いろいろと、あのぉ・・・
準備をしまして、スコット・ウォーカーの特集、ようやくできることになりました。

ほんとは、もうちょっと、なんか、さらっとやれるのかなと思っていたんですけれども。
とんでもない!(笑)
スコット・ウォーカーって人は、一筋縄じゃいかないって言葉がありますけれども。

二筋、三筋・・・
ですので、この際ですから、積極的にやろうと思いましてですね。

3週間使います!

まず今週は、そのパート1でございます。

スコット・ウォーカーは、もともと10代から歌手でありますとか、俳優でありますとか・・・
そういうようなことを、やっておりました人なので。

そのウォーカー・ブラザースの前、スコット・エンゲルという本名でやっていた時代の活動を今日は前半でお聴きをいただきまして。

で、後半はウォーカー・ブラザース。

来週は、ウォーカー・ブラザースの後半からソロになっていく時代。

で、再来週はですね、いわゆるショービジネスに疲れてですね、隠遁して、いきなるアバンギャルドな道で始まる・・・
そこの途中までを。

全部やると4週間、5週間かかりますのでですね(笑)

私が聴いていた、一番スコット・ウォーカーのピークの時代、ウォーカー・ブラザースからソロの時代を中心にお届けしたいと思います。

いろいろと持ってまりました。

たいへんでございます(笑)

一人でやるには、とっても荷が重いんですけども。
ま、その分いろいろとレアな音源、そろえて持ってまいりましたので。

スコット・ウォーカーのファンの方にはお楽しみいただけると思います。
いまだに、特に女性を中心としてスコット・ウォーカーの熱狂的なファンの方、たくさんいらっしゃいますので。

よろこんでいただける特集になると思います。

日曜日の午後のひと時、本日もすてきなオールディーズソングでお楽しみをいただきます。
今日から始まりますスコット・ウォーカー特集。
まずはパート1でございます。

なかなか、骨太な特集ができたと自負しております。

お楽しみいただければ幸いでございます。
山下達郎サンデーソングブック。
とにかく曲数が多いので、今日は「あたま」ありません。

お知らせいきまして、スコット・ウォーカーの特集、いってみたいと思います。


~ CM ~

◎ 最初期のレコーディング 

達郎氏:

我々の世代ですと、スコット・ウォーカー、ウォーカー・ブラザースのリード・シンガーとしまして一世を風靡した人でございます。

日本でも、たいへん人気がありました。

1943年生まれといいますから、私より10上の人でございます。
1月9日生まれでございますから、このあいだが生誕何年という感じでございます。

オハイオ州の生まれでありまして。
お父さんが石油関係のマネージャーをやってた関係で、オハイオだとかテキサス、コロラド、ニューヨーク・・・いろんなところで転勤を繰り返しまして。

1959年にカリフォルニアに定住することになりました。
10代のころから、定住することになりました。

10代のころから、そうした芸能界に興味がありまして。
子役でありますとか、それから歌手としてもですねレコードを作ることになります。

当時の歌手で自分で事務所をもっておりましたエディ・フィッシャーという有名な人がいますけれども。
この人にかわいがられまして、テレビ番組に出る傍ら、歌手に憧れまして14歳でレコードデビューをはたします。

そうした最初期のレコーディングをお聴きをいただきましょう。

1958年、15歳の時のレコーディング。

♪ The Livin' End/Scott Engel

スコット・エンゲルのネームで出しました。


この「リビング・エンド」
ディスコグラフィーとしては2枚目になりますが、曲を書いているのがロッド・マッケンとヘンリー・マンシーニ のコンビでありまして。

ロッド・マッケンは、その後にも付き合いが続いて、ジャック・ブレルの作品の英訳とか・・・
そういうものに関わっていくアレでございますけれども。

細かいところで芸能界とのつながりを持ってるんですね(笑)
やっぱり子役ならでは。

この「リビング・エンド」、オービットというマイナーなレーベルから出ましたけれども。
お聴きをいただければわかる通り、完全なロックンロールであります。

その後のスコット・ウォーカーの歌とは全然違うんんですけども。

重要なのは、もともとこうしたロックンロールものに憧れたのもありましてですね。
ブロードウェイ・ミュージカルかなんかで、子役で出てるときは、いわゆるそれの前のティンパンアレイ系の、そうしたスタンダード・ナンバー、そういうようなものを歌っている。

そういうようなものがクロスオーバーしてきてですね。
ですので、スコット・ウォーカー時代、スタンダードとかですね、いろんなメロウな曲を歌っても、その後ろにあるロックンロールのテイストがあるのがですね、スコット・ウォーカーの非常に大きな特徴であります。


◎ What Do You Say/Scott Engel 

達郎氏:

こうやって10代の時に、たくさんシングル出すんですけど、全然売れないんですよね。

そうやってるうちに、だんだん、だんだん年を食ってきましてですね、少しづつ方式が変わってきます。

そうしたロックンロール・テイストといいましょうか、そういうものが、だんだん影を潜めてきまして。
スタンダードシンガーといいましょうか・・

いわゆるクルーナ—・シンガーといいましょうか・・
そういうような色合いが、とっても強く出てきます。

お次にお聴きをいただきますのは、これは62年の4年後の作品なんですけど。
歌い方がウォーカー・ブラザースのころに近くなっております。

この作品はリバティーでレコーディングされましたけれども発売されませんでですね。
ウォーカー・ブラザースの人気が出たあとに、66年にですね、本人の意思とは関係なく発売された1曲でございますが。

これ、ずごくいい出来なので、今日はこれをお聴きをいただきましょう。


♪  What Do You Say/Scott Engel

この曲の作曲はバリー・デボーゾンがかかわっております。
ヴァリアントのバリー・デボーゾン。

ですので、ウェストコースト行ったら、行ったで、そうした作家のコネクションと言いましょうかですね。

さきほどの曲と比べると、歌い方が全然違っているというですね、4年の間に。

昔は、全然そういうことなかったですけど、90年代になりますと、スコット・ウォーカーのインタビューというのが出てきましてですね。

そういうのを見ますと、やっぱり10代の時にカリフォルニアに移ってくるころからですね、ジャズとヨーロッパ文学、映画、美術、そういうようなものに興味が出たというですね。

ベルイマンとかフェリーニとかですねブレッソンとか、そういう人たち・・・
そういうの、ちょっと調べてみますと。
例えばフェリーニでしたら『8 1/2』(はっか にぶんのいち)でしたら。63年ですから、ちょうどスコット・ウォーカーが二十歳のときですね。

ブレッソンですと「ジャンヌ・ダルク裁判」が62年

イングマル・ベルイマンですと「沈黙」が63年ですね。

だからそういうような感じで、アメリカのロックンロールというよりはヨーロッパ文明に耽溺(たんでき)し始めたという・・・

それが後のウォーカー・ブラザースからソロにいく伏線となっているという。


◎ Willie And The Hand Jive/Moongooners 

達郎氏:

そうした二十歳前後のときにベースを弾いておりまして。

セッション・ミュージシャンというか、ステージ・バンドというか、そういうクラブバンドというか、そういう活動もやっておりまして。

そういうレコーディングにですね、想像以上に多く残しております。
先々週、宮治さんとのですね新春放談で何曲かお聴きを頂きましたけれども。

今日も、それをひとつだけ。
ムーングーナーズというタイトルでドンナ・レーベルから1962年に出しました。

これを聴きますとですね、ロックンロールやっているというのが、よくわかります。

♪ Willie And The Hand Jive/Moongooners


◎ リスナーからのお便り(世田谷区のT,Hさん) 

達郎氏:

ウォーカー・ブラザースに行く前に、いろんなことをトライしておりますけれども。

そんなうちの一つにですね、若いころからの知り合いでジョン・スチュアートという人がいまして。
このジョン・スチュアートと組んで、作品を出しております。
これがやっぱり、ウォーカー・ブラザースが出たあとにスコット・ウォーカーが有名になりましたんで、日本盤でも海外でも、そういうのが出ておりまして。

アルバムまで出ておりまして。
ジョン・スチュワート & スコット・エンゲル

このジョン・スチュワートという人がですねウォーカー・ブラザースになってからのジョン・マウスだと、私たちは中学から高校のときに言われたんですけども。

それ、ぜんぜん嘘でですね。

で、それであるならば、あのデイ・ドリーム・ビリーバーを作ったジョン・スチュワート、キングストン・トリオのですね・・
この人ではないかと。

で、どっちも違うんですね(笑)

同名異人でありまして。

スコット・ウォーカーの若いころからの友人でカリフォルニアで一緒に仕事をしております。
ジョン・スチュワートという人のソロ作品も残っておりますけれども。

当時は、ダルトン・ブラザースという名前で作品を作っておりました。
一番有名なのは「I Only Came To Dance With You」
日本盤でも出まして。

日本盤は「太陽と踊ろう」という、すごいタイトルになっております。

ウォーカー・ブラザースのジョンとスコットという名義で東芝で出ております。
商売ですね(笑)
でも実は全然違う(笑)

今だから明確になりますけれども。

1963年のレコーディング

♪ I Only Came To Dance With You/The Dalton Brothers (John Stewart & Scott Engel)


◎時代の変わり目

達郎氏:

当時のロックンロール・シーンというのはですね、インディでなんでもいいから出しまくって、そのうち数撃ちゃ当たるという。
そういうような、いい時代でありました。

ガレージ・レコード全盛の時代であります。

それが、どこかのメジャーなラジオ局の目にとまって、耳にとまってオンエアされて、ひょとしたらヒットするかもしれない、そういうようなチャンスが誰にでもあるという。

なんか、今のユーチューバ―に似てる感じがしますよね。
そうした時代の変わり目という、そういう時代であります。

ここでですね、クラブバンドやっておりましたら、ルーターズとかそうしたステージバンドですね。
そいいうのをやってましたところで、やはりチャンスをうかがっておりましたジョン・マウスという・・ジョン・ウォーカーになる人ですが。

この人はギタリストです。
この人と出会います。

で、ウォーカー・ブラザースの結成につがっていくわけでございます。


~ CM ~

◎ウォーカー・ブラザース 

達郎氏:

ベーシストとしまして、いろいろなセッションに参加しておりました。
ルーターズ。「レッツゴー」で有名ですけれども。
レコーディングには参加しませんけれども、いわゆるステージ・ツアーといいましょうか。
ルーターズはギターがないバンドなので。
寄せ集めでステージをやっておりました。

そのメンバーだったときにジョン・マウスというギタリストで歌手であります人と知り合います。

この人もいろいろありましてカリフォルニアに移ってきまして。

一番有名なのはビーチ・ボーイズの家の近くに住んでおりまして、カールウィルソンとデヴィッド・マークスというビーチ・ボーイズの創設メンバーのギターの先生みたいなことをやっていて。

あと有名な話はジェフベックに自分のエスクワイアというギターを売ったという、そういうようなエピソードも(笑)

ギタリストとしては非常に優秀な人なんですけれども。
なんかウォーカー・ブラザース以後、あんまりそういう評価がなくなってしまったんですけれども。

で、スコットとジョンが二人で、なんかやろうということで。
ジョンの妹のレコーディングとかですね・・
いろんなことを試すんですけれども(笑)

そんな中でですね、もう一人メンバーが増えまして。
ゲイリー・リーズというドラムの人ですけれども。

そんななかでP.J.プロビーというシンガーがいまして。
その人のバックでイギリスへ渡りまして。

イギリスがいいところなので、イギリスへ行かないかとジョンとスコットへ声をかけまして、この3人組ウォーカー・ブラザースがイギリスへ渡ることになるんですけども。

その直前にアメリカでの契約がとれまして。
2枚レコードを作りました。

最初が「プリティ・ガールズ・エヴリホエア」というカバーなんですけど。
これ、ぜんぜん鳴かず飛ばずだったんですけども。

2枚目のシングルが「ラヴ・ハー」
プロデュースしてる人がニック・ベネットという、もともとビーチボーイズの当時はですねキャピトルのプロデューサーですけれども。

この人がプロデュースしまして。
アレンジがジャック・ニッチェ、曲がバリー・マン/シンシア・ワイル。
あかなkいい出来なんですけども。

アメリカではぜんぜんヒットしませんで。

それでイギリスへ行きまして。
アメリカでのリリース元がスマッシュというレーベルなんですけど。
これフィリップス系の会社なので、同じ系統の会社にイギリスで契約しまして。
フィリップス・レーベルから「ラヴ・ハー」を発売しましたら、これがヒットになりまして。

これがウォーカー・ブラザースの最初のヒットで・・
もちろんイギリスでですけれども。
全英20位
ここからイギリスでウォーカー・ブラザースが人気がでていくわけであります。


♪ ラヴ・ハー(ボーナス・トラック)/ウォーカー・ブラザーズ

♪ Make It Easy On Yourself/The Walker Brothers

♪ The Sun Ain't Gonna Shine Anymore/The Walker Brothers

♪ (Baby) You Don't Have To Tell Me/The Walker Brothers



◎ 来週 

達郎氏:

スコット・ウォーカーのソロへといってみたいと思いますが。

そうした、あまりのヒットにですねスター街道をばく進するなかで、だんだん煮詰まってきまして。

精神的にですね、煮詰まってきまして・・
ソロ活動にうつるとき、どんどん、どんどん内省的になっていくという。
そういうような過程を来週はお聴きをいただきたいと思います。

今日の最後は、これは日本では大ヒットしまして。
スコット・ウォーカーのロックンロール的なもしくはR&B的な側面がよく垣間見れる
歌唱でございます。

♪ ダンス天国/ウォーカー・ブラザーズ





今週のオンエア曲


14:07 The Livin' End/Scott Engel
14:11 What Do You Say/Scott Engel
14:15 Willie And The Hand Jive/Moongooners
14:20 I Only Came To Dance With You/The Dalton Brothers (John Stewart & Scott Engel)
14:27 ラヴ・ハー(ボーナス・トラック)/ウォーカー・ブラザーズ
14:32 Make It Easy On Yourself/The Walker Brothers
14:36 The Sun Ain't Gonna Shine Anymore/The Walker Brothers
14:44 (Baby) You Don't Have To Tell Me/The Walker Brothers
14:47 ダンス天国/ウォーカー・ブラザーズ





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コメント

ありがとうございます!

こんにちは 始めまして。
私は2005年からモスクワに住むサンソンファンです。
リスナー歴は超常連ですが(;^ω^) モスクワに引っ越してからは春、秋それぞれ約2か月一時帰国したときの季節リスナーとなりました。
昨年帰国したときサンソンでスコット・ウォーカーの訃報を知り、達郎さんがいつか特集をすると聞いた時からぜひ一時帰国中にと願っていました。残念ながら帰国中ではありませんでしたが、1月26日から、なんと3回も特集して、たとえ聞けなくてもファンとしてはうれしい限りでした。達郎さんと同年代の私にとってスコットは青春の象徴でした (;^ω^)
曲は聞けなくても、達郎さんがどんな曲を選択し、どんなコメントをされたかどうしても気になって、色々検索していたらあなた様のブログを発見\(^o^)/
ホントにありがたいことで感謝しています<m(__)m>
これからはモスクワにいる間 サンソンを聞くのではなく読んで楽しみます。
日本はコロナウイルスで大変な時期ですね。こちらでも大きく報じられています。
どうかお体に気を付けて、これからもよろしくお願いします。

Re: ありがとうございます!

タカイ アキコ 様

ブログ「未来の自分が振り返る」の管理人、9thNUTSです。
心温まるコメントをお寄せくださり、ありがとうございます。
モスクワでのご生活の一部に、このブログがお役にたてれば幸いです。
これからも、よろしくお願い申し上げます。
(2020.02.22 管理人 9thNUTS)

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