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音楽を聴いたり、そして達郎さんのコピー・バンドでライブ演奏したり・・・・
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DATE: CATEGORY:山下達郎サンデーソングブック 
山下達郎さん サンデーソングブック 2017年4月16日『リクエスト特集』


グッと気温が上がった日曜日でした。
日中は汗ばむくらいです。
長崎市内の桜も散り始めましたが、郊外に行くと、「桜」「菜の花」「れんげ草」と「ツツジ」が同時に見れるという春らしい気候になりました。

さて、今日のサンソンでかかったアレサ・フランクリンの「 ロック・ステディ」
いい曲です。
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。


◎ 冒頭

達郎氏:

えぇ、春の気配が出てきたはずなんですが・・・
今日は、ものすごく前倒しで録っておりましてですね(笑)
お天気の話、気候の話、全然触れられないのが、残念でございます。

ライブはおかげ様で、現時点ではですね、えと・・宇都宮と浜松の間で収録しております(笑)
4本終わったところで。

でも、今日の16日の時点ですと、浜松が7日にやりまして、9日に長野。
それで、14、15、昨日、一昨日と大阪フェスティバルホールで、やってるはずでございます。

ちゃんと出来ているはずでございます。

ずいぶん前倒しになって(笑)しょうがないっすね(笑)
もうちょっと先になると、もうちょっと直近でやれることになると思いますが。

ツアーの前半はですね、なかなか大変でございます。

今週は4月20日、木曜日に倉敷に参ります。
その二日後に島根、島根県民会館、松江でございますね。

倉敷、島根・・
岡山県、島根県、お待ち申し上げております。

今の時点でですね、だいぶペース配分が整って参りまして、演奏の方も、だんだん、だんだん、きれいにまとまって参りまして。

PAの方も良くなって参りました。
いろいろなところが少しづつバージョンアップしてきます。
そういう感じでございまして、張り切って参りたいと思います(笑)、4月のツアー・・。

番組の方は、そういうわけで皆様のリクエストカードに、大いに助けられまして。
今日は「リクエスト特集+棚からひとつかみ」にしようと思ったんですけど、たくさん頂きましたので、今日はもうリクエスト全部で。

「リクエスト特集」と言いましても、ほんとに濃いリクエストがたくさんございます。
あんまり別に「棚からひとつかみ」と変わらないような感じでございますが。

いずれにしましても、1枚でも多く、1曲でも多く皆様のリクエスト、お便りにお応えして参りたいと思います。

日曜日の午後のひととき、今日も素敵なオールディーズソングでお楽しみを頂きます山下達郎サンデーソングブック。
本日も、最高の選曲と最高の音質でお届けをいたします。

そのあいだに一所懸命ツアーでライブをまわっております。

佐賀県唐津市の超常連、K.Kさん。

『4月19日・・・』
もうすぐですが・・

『私の母、K.Mの82才の誕生日です。』
お母様、ご病気で闘病の生活をなさっているそうでございます。
お母様に誕生日プレゼントで・・

『この曲をお願いします。
竹内まりや、人生の扉』

お母様、お大事に。

竹内まりや、2007年の作品・・
ということは、もう10年も経ったんだ!
早いなぁ!

ちょうどこの桜の季節、ちょうどいい曲でございますが。
お馴染み「人生の扉」

♪ 人生の扉/リンク竹内まりや

~ CM ~

♪ ロック・ステディ/アレサ・フランクリン


◎世界で一番歌の上手いシンガー 

達郎氏:

山形県の超常連、N.Fさん。
郡山いらっしゃって、次は浜松、次は仙台。

おっかけですね・・
お待ちしております(笑)
昔から頂きます。

『アレサ・フランクリンの曲をお願いしたいです。
達郎さんの一押しでよろしくお願いいたします。』

こういうリクエスト、最近多いんです。

アレサ・フランクリン。
私、六十数年の人生で、世界で一番歌の上手いシンガーは?と聞かれましたら、男はジェームス・ブラウン、女はアレサ・フランクリン。

昔から変わりません。
アレサ・フランクリンがナンバーワンです。

アレサ・フランクリンの一押しっていったら・・・
まぁ・・

「Since You've Been Gone」
「Ain't No Way」

ありますが。
なんつっても、これです!
ロック・ステディ、1971年、R&Bチャート2位。
1位とれなかったですね。

1位がマービン・ゲイの「 Inner City Blues」

全米5位、ミリオン・セラーのシングルでございます。
もう、完璧なシングル!!

バーナード・パーディ(Dr.)
チャック・レイニー(Ba.)
コーネル・デュプリー(Gui.)
ダニー・ハザウェイ(Key B.)

えぇ・・素晴らしい!!


◎リスナーからのお便り(神奈川県座間市のA.Tさん) 

達郎氏:

この方、若そうだなぁ・・・

『先日、祖父からYAMAHAのYP-D10という13万円くらいするレコード・プレーヤーを譲り受け、金欠ながらも1万円ほどで修理し、レコードの溝にはまる日々です。

最近はロカビリーにはまっており、プレスリー始め、ビル・ヘイリーやストレイキャッツ、ジーン・ビンセント、エディ・コクランと聴いています。

ほんとはバディー・ホリーを聴きたいのですが、なにせLP1枚、3千円もするので聴くにも聴けません。
ということで、リクエストは達郎さんの一番好きなバディー・ホリーの1曲、ぜひサンソンのいい音でお願いします。

マスターテープはいつか劣化するけど、放っておいても劣化しない、腐らないレコード!
サンプリングされていない100%原音をこの先に残すことができるのはアナログ・レコードしかないと思います!

どうにか古いものとして破棄されることなく永久の文化遺産として残されることを願います!

できるなら僕もそれに協力したいと思う今日このごろです。』

達郎氏:

すごいですね、え。
鏡ですね。

ご愛顧、よろしくお願いします。
バディ・ホリー一番好きな曲は、これ。

♪ Rave On/Buddy Holly

◎リスナーからのお便り(愛知県春日井市のU.Yさん) 

『久し振りにお便りします。
先日、娘の大学の卒業式の朝、駅まで車で送った時、降り際に黙って渡されたメッセージ・カード。
そこには・・

「今日まで学校に行かせてくれてありがとう」

感謝で一杯の言葉。
そう思ってくれていたんだと知り、胸が熱くなりました。
大学では多くの友達を得て、4月からは幼稚園の先生。

そんな彼女の卒業と前途を祝してフォー・フレッシュメンの 「グラジュエーション・デイ」をお願いします。』

達郎氏:

すいません、ちょっとタイミングが遅かったです(笑)
ちょっと前のお便りでございます。

でも、いいお嬢さんですね。

私のこの超常連のリスナーの方々も、だんだんお子様が学校を卒業して就職という・・
それから結婚、出産、お孫さん・・という、そういうお便りが最近増えてきております。

ご家族、仲良くお暮らしください。

♪ I Still Love You/The Seven Souls


◎リスナーからのお便り(新潟県十日町市のH.Tさん) 

達郎氏:

新潟県十日町市・・・すっごい字なんですよ!
これが「新潟県十日町市」って判別するまで、すごい時間がかかりました。
山岸くんが判読しまして。

あの人、その・・のたくった字の判読の天才なので。

『今年も無事にツアーが決まり、ファンとしても安堵しております。
この年になると親の介護、自分自身の健康、子供の結婚、仕事の将来と暗いような、明るいような出来事に追われ、達郎さんのライブだけが一筋の光です。』

達郎氏:

がんばって下さいね(笑)!
いらして下さい。


◎リスナーからのお便り(群馬県高崎市のI.Tさん) 

『達郎さんに質問です。
60年代前半、洋楽の和製ポップスが大流行しましたが、70年代に入ると、廃れてしまったのは何故でしょうか。』

達郎氏:

オリジナルが容易に手に入るようになったからです。
昔はLP1枚が高かったんですよね。

サラリーマンの初任給が4万円とか5万円の時代に、LPが日本盤で2千円しましたけど。
外盤は1ドルが360円の時代ですから、2800円とかしましたので。
そういう時代は、思うように手に入りません。

日本リリースもしなかったので、それの代わりの品としまして、和製ポップスというですね、そういう訳詞ポップスとか、そういうのが流行ったという背景でございますね。

ちょっと5分、10分で説明しきれませんが(笑)
簡単にいうとそういうことです。


♪ Toast & Marmalade For Tea/Tin Tin

♪ I'm Glad I Waited/The Players


~ CM ~

◎来週 

達郎氏:

来週あたりは、ちょっとだけ直近で出来るかもしれませんが。

そうか、来週はあれですね。
また、鬼の・・あれですね、「聴取率」ですね。

きましたね!さっき上田プロデューサーが。

どうしようかな~
ツアーやってっから、ライブ特集でもやろうかな!

ちょっと時間があるので、考えましょう。
引き続き、リクエスト、お便り、たくさんお待ち申し上げております。

5月、6月、だんだんとスケジュール詰まってきてますので。
皆様のお便りが助けになります。

〒102-8080
東京FM『山下達郎サンデーソングブック』の係


◎リスナーからのお便り(群馬県桐生市のM.Yさん) 

『3月26日、群馬公演行きました。
自分は初めての達郎さんのライブ、とても楽しい時間でした。

私事ですが、公演の3日前、腰と左足に痛みを感じ、歩くこともままならなくなり、病院に行くと坐骨神経痛と診断されました。

当時も会場まで歩くのがたいへんでしたが、ライブ後は気分が高揚していたのか歩いても痛みを感じること無く、帰宅しました。

また縁があれば、会場に足を運べればと思います。』

達郎氏:

こういうお便り、最近多いんですよ。

なんか整体師みたいになってきましたね、私(笑)
歌う整体師。

よく判りませんがね。

ちゃちゃ入れちゃいけません(笑)
お大事に。
腰、たいへんですからね。
腰は大事にしないと、あれですね。


◎リスナーからのお便り(大阪市阿倍野区のK.Aさん) 

『日曜日はサンソンにつづいて16時からはNHK-FMのオールディーズ番組を聴いています。

サンソンではアーティスト名を知っているのは、1,2週に1グループ程度。
曲まで知っているのは、1、2ヶ月に1曲くらいの割合ですが、NHKの方は毎週半分くらいの曲をしっています。

しかし、サンソンの方が初めて聞くのに、何故か懐かしい響きがして引き込まれてしまいます。
先日のWE LOVE RADIOで、達郎さんは選曲について「現代の鑑賞に耐える曲」とおっしゃっていましたが、なんとなくですが、他のラジオの選曲と違いが分かったような気がします。』

達郎氏:

っへへ(笑)

いわゆる懐メロだけかけてもですね、現代的な鑑賞には耐えませんので。
特に音が(笑)
音圧がですね。

ですから、まあ、さきほどお聴きをいただきましたプレイヤーズなんて、全く日本では無名ですけども。
今聴くと、なんかチャイライズにちょっと近い、そういうようなたたずまいもありまして。

ですから、あくまで過去に何百万枚出たか知りませんが。
でも、今聴くと古色蒼然とした響きと言いましょうかですね、そういうものはなるべく避けます。

バディ・ホリーなんかですと、オリジナルでシングル聴くと正直いって非常にしょぼくなるので、それはデジタル・リマスタリングでゴンと上げていきます。

ノンストップ・チャック・ベリーでお聴きいただいたみたいにですね。
他の放送局では絶対にこの音は出ません(笑)

根性入れてますから!

1279回目のサンデーソングブックですから!


♪ Money (That's What I Want)/Barrett Strong


◎リスナーからのお便り(長野県上田市のS.Kさん) 

『質問なんですが、今年のライブの移動手段は何を予定していますか。
去年はプロペラ機に乗ったとおっしゃっていましたが、今年はちょっと変った乗り物に乗る予定はありますか。
ぜひ教えてください。』

達郎氏:

そんな事聞いたってしょうがねーだろ(笑)
ほんとに(笑)

今年は、ほとんど電車ですね。
飛行機に乗るのは、北海道と博多くらいでしょうかね。
割りと新幹線網が発達してきたと言いましょうか。

プロペラ機乗りたいですね。
そういう移動が無いですね、今年はね。

乗りたいですね(笑)


♪ リトル・ガール・ブルー/ニーナ・シモン


◎エンディング 

達郎氏:

今日はこのへんで。

来週は恐怖の聴取率でありまして。
ライブ特集を予定しております。

リアルタイムのライブは無理ですので。
新宿ロフトとか先日の、そういうやつから。
あとそれから、去年のやつとか。
前シーズンですね。

そういうのからちょっとピックアップしたいと思っております。
当然PAアウトですが、がまんしてください。

今日の最後は石巻市のM.Kさん。

『先月のサンソンでリスナーの方からの質問で、達郎さんが歯医者さんに行くという話しを聴き、自分もそろそろ定期検診をと思いつつ、行きそびれていたので行ってみました。

何事もなく終了かと思いましたら、小さな初期の虫歯があると言われて、治療を済ませて帰ってきました。

先生からも「今日来られてよかったですね」と言われて頂きました。
達郎さんは大丈夫でしたか?
定期検診は大切ですね。
達郎さんのおかげです。
ありがとうございます。』

どういたしまして(笑)

『出来ましたら、次回定期検診等、行かれましたら、またお声掛よろしくお願いします。』

なんだよ(笑)
しょーがねーな、ほんとにもう(笑)
モーニングコールか!俺は!(笑)

私もおかげ様で、歯は全然大丈夫でした。

歯は大事ですから、皆さん。

何を・・(笑)
歯医者のまわしもの(笑)


私の2011年のアルバム「Ray of Hope」から「HAPPY GATHERING DAY」

♪ HAPPY GATHERING DAY/山下達郎

今週のオンエア曲

14:03 人生の扉/リンク竹内まりや
14:10 ロック・ステディ/アレサ・フランクリン
14:16 Rave On/Buddy Holly
14:20 I Still Love You/The Seven Souls
14:24 Toast & Marmalade For Tea/Tin Tin
14:27 I'm Glad I Waited/The Players
14:34 Money (That's What I Want)/Barrett Strong
14:39 リトル・ガール・ブルー/ニーナ・シモン
14:45 HAPPY GATHERING DAY/山下達郎











テーマ : FMラジオ - ジャンル : テレビ・ラジオ

DATE: CATEGORY:サンソン「追悼特集」
山下達郎さん サンデーソングブック 2017年4月9日『チャック・ベリー追悼特集Part 2』

桜が満開になりました。
でも長崎市内は雨模様。

今日のサンソン、名曲ぞろい!
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。


◎ 冒頭

達郎氏:

いよいよツアーが、前半、佳境に入って参りました。
本日は4月の9日
松本、キッセイホールでライブでございます。

先週、金曜日、一昨日ですか、浜松でやっております。
上手くいっているはずでございます。

先週の日曜日も、宇都宮で上手く行ってるはずでございます。
お出で下さいました皆様、ありがとうございます。

とか言いながらですね、前倒しで録っております(笑)
今日は、具体的なこと申し上げられません(笑)

気候もですね、あまり具体的なこと申し上げられません。
申し訳ありません。

今週は、週末・・いよいよ大阪フェスティバルホール。
1回目の大阪フェスティバルホールでございます。

今回のツアーは6日間ございますが、それの初っ端でございます。
おいで下さる皆様、お待ち申し上げております。
もうちょっと、やっぱり直近で録らないと(笑)
具体的なこと申し上げられないですけど(笑)

来週あたりは、大丈夫だと思いますが。

さて、番組の方は、先週はチャック・ベリー、ノンストップ・チャック・ベリー、お届けしましたけども。
今週は、チャック・ベリー追悼特集のパート2でございます。

チャック・ベリーはなにせ、その・・膨大なカヴァー・ヴァージョン・・
いろんな人がチャック・ベリーの曲を歌って、それで再浮上した人でございます。

60年代から70年代、80年代まで、かけましてですね。
そうしたカヴァー・ヴァージョンをひろって行きたいと思います。
あくまで、私の趣味でございますので、今の例えば、一回り下くらいの世代の方たちは、違う選曲されるかもしれませんけども。

私の世代のチャック・ベリーのカヴァー・ヴァージョンだったら、こんなところかなと。
日曜日の午後のひととき、今日も素敵なオールディーズソングでお楽しみを頂きます。
チャック・ベリー追悼特集パート2

カヴァー・ヴァージョンで綴るチャック・ベリーの名曲をお届けします。

本日も最高の選曲と最高の音質でお届けをいたします。
お知らせを挟んで、さっそく始めてみたいと思います。


~ CM ~

♪ ジョニー・B・グッド/ジョニー・ウィンター

♪ ロック・アンド・ロール・ミュージック/ザ・ビートルズ

♪ Surfin' USA/The Beach Boys


◎リスナーからのお便り(神戸市のI.Hさん) 

『チャック・ベリーの訃報が、いろいろなメディアから流れてきました。
ロックン・ロールのスタートはチャック・ベリーさんということになり、正直曲を聴いたことがありません。
達郎さんが好きな曲をかけていただませんか』

達郎氏:

この方、かなり詳しい方なんですけど・・
僕なんかのアレですとですね、「チャック・ベリー知らないヤツはいない!」
という感じで思ってたんですけど。

友人からメールが来まして、チャック・ベリー2曲しか知らないとかですね・・
それで、ま、ノンストップのあれを思いつきました。

意外とメディアでは、かかっているようで、かかっていないんだなという事を・・
思います。

♪ Come On/Thhe Rolling Stones

♪ Memphis/Johnny Rivers

♪ Havana Moon/Geoff & Maria


~ CM ~

◎来週 

達郎氏:

来週は・・だいぶ、先ほど申し上げましたようにライブがだんだん詰まっていきますので、来週は「棚からひとつかみ」

山下達郎のレコード棚からアトランダムにお聴きを頂きつつ、皆様のリクエスト・・
おかけさまで、リクエストたくさん頂いておりますのでですね、リクエスト積極的に、お応えしていきたいと思います。


♪ Memphis/Lonnie Mack

♪ アラウンド・アンド・アラウンド/アニマルズ

♪ Reelin' & Rockin'/The Dave Clark Five

♪ Too Much Monkey Business/Kinks

♪ ベートーベンをぶっ飛ばせ/マウンテン

◎エンディング 

達郎氏:

歌詞をもうちょっとご説明しなきゃ、いけなかったですが(笑)
時間が来てしまいましたね(笑)

サンデーソングブック始まって以来、もっともロックン・ロールな2週間でございました。

チャック・ベリーがロックン・ロールのトップだというのが私・・そういう意味ではジョンレノンなんかと全く同じ意見であります。

チャック・ベリーの後にチャック・ベリー無し!

チャック・ベリーの前にチャック・ベリー無し!

チャック・ベリーがいなかったら、このギターサウンドが、ロックン・ロールの印になってたとも思えませんのでですね。

果たして、ロックン・ロールは今まで残っていたのか、という事もあれですが。
チャック・ベリー自身が、どう考えていたか判りませんがですね。

でも、まあ90ですから大往生だと思います。
ご冥福をお祈りするというかですね、感謝を・・みんなでしなければいけません。

チャック・ベリーがいたのでロックン・ロールというのは今でも生き残っているというは大きいと思います。

2週間にわたってチャック・ベリー追悼特集お送りしました。

来週は棚からひとつかみ+リクエスト。
その間にツアーをやってみたいと思います。

本日は松本
今週末、金曜日、土曜日は大阪フェスティバルホールでございます。
お客様、お待ち申し上げております。
ツアー、少しづづ調子に乗ってると思います。

がんばっていきたいと思います(笑)


埼玉県 入間市のS.Yさん。

『リスナー歴は約20年ですが、初めてお便りいたします。
突然ですが、達郎さんは飲酒をする上で何か気をつけていることはありますか。

私、実は22才の時に尿酸の値が高いという診断結果を言い渡され、親からは「バカみたいにビールばかり飲むからだ」と責められたり、職場の同僚からは「にょうさん、にょうさん」と呼ばれたり、アルコールに関して苦い思い出があるのです。

よく打ち上げでお酒を召し上がると聞いてますので、何かアドバイス頂けたら嬉しいです。』

量を飲まなきゃいいですよ!
ほどほどにしなさいよ!
過ぎたるは及ばざるが如し

僕も年ですから、そんなに昔ほど飲めません(笑)
最近はほんとに、控えめに、控えめに。

というか、体がもう・・なりますので、自然と(笑)
あんまり若い頃に、ほんとに暴飲はしない方がいいと思います。
お大事にひとつ。

てなわけで、チャック・ベリー追悼特集「カヴァー・ヴァージョン」
今日の最後はですね、21世紀に入ってからのチャック・ベリーのカヴァー・ヴァージョンで、僕が一番聴いて気に入ってるヤツ。

ディオン、2007年のアルバム「Son Of Skip James 」名盤なんですが。
この1曲目に入っております。
最高のカバー「Nadine」


♪ Nadine/Dion

今週のオンエア曲

14:04 ジョニー・B・グッド/ジョニー・ウィンター
14:08 ロック・アンド・ロール・ミュージック/ザ・ビートルズ
14:11 Surfin' USA/The Beach Boys
14:15 Come On/Thhe Rolling Stones
14:17 Memphis/Johnny Rivers
14:21 Havana Moon/Geoff & Maria
14:28 Memphis/Lonnie Mack
14:32 アラウンド・アンド・アラウンド/アニマルズ
14:35 Reelin' & Rockin'/The Dave Clark Five
14:38 Too Much Monkey Business/Kinks
14:41 ベートーベンをぶっ飛ばせ/マウンテン
14:47 Nadine/Dion


テーマ : FMラジオ - ジャンル : テレビ・ラジオ

DATE: CATEGORY:サンソン「追悼特集」
山下達郎さん サンデーソングブック 2017年4月2日『チャック・ベリー追悼特集Part.1ノンストップ、チャック・ベリー』

長崎市内の桜は、まだ二,三部咲きですが、波佐見町の田ノ頭郷という所にある枝垂れ桜は満開でした(写真)。樹齢百年以上を経た老木が漂わせる雰囲気は何ともいえず心地よい空気です。
波佐見町の田ノ頭郷


そして今日は達郎さんコピーバンド山下恭太郎BANDのスタジオ練習、あの曲、この曲楽しい時間でした。

今日のサンソンはノンストップ、チャック・ベリー!
ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。


◎ 冒頭

達郎氏:

新年度でございます。
平成29年度。

2017年度、新年度でございます。
4月・・・

新年度でございますと、就職、入学、転勤・・
いろいろな事がありますけどですね。

お家新しく、変った方とかですね。いろんな方いらっしゃると思います。

そういう時に、何気なくラジオをつけますと、聞きなれない番組が出てきて。
そういう方々がたくさんいらっしゃいますので。

新年度の頭は、番組の解説をさせて頂いております。

「サンデーソングブック」
私、山下達郎がやっております。
もともとサタデーソングブックとして1992年10月に放送スタートしました。

この4月で、放送24年半を迎えます。

本年10月には、めでたく25周年でございます。
JFNネットワークの中でも長寿番組でございます。

この番組は、いわゆるオールディーズといわれる古い音楽をかける番組です。
「OLDIES BUT GOODIES」
古いけど、いい音楽。

オールディーズの番組です。

私自身、ミュージシャンでございますので、私の新譜、それから関係各位に関しましては、よくかかることがありますが、基本的には「OLDIES BUT GOODIES」古いけれども、いい曲をかける番組であります。

レコードは全て、私の個人コレクションから持ってきております。

50年代、60年代、70年代、80年代・・・
古い音源ですので、今の最新新譜と比べますと、音の迫力がですね、ちょっとショボいところがありますので。

そういうところは家で補正しまして。
いわゆるデジタル・リマスタリングでありますが。
それで持ってきております。

完全家内制手工業、手作りの番組であります。

台本、ありません。
放送作家、いません。

ディレクターの山岸くんと、技術の丸山くん、そしてアシスタントの宮本くん。
その4人だけで放送しております。

サンデーソングブック、今年度も張り切ってまいりたいと思います。

私の今年のツアー、始まりました。
Performance 2017

3本終わりました。
先週、26日、先週の日曜日は群馬でございました。
前橋でございまして。

いらして頂いた方、ありがとうございました。
本日は宇都宮でございます。
北関東シリーズでございますが。

宇都宮市文化会館
いつもの所でございます。
お待ち申し上げております。

今週あたりから、少しづつ詰まって参ります。
今週の金曜日、4月7日、浜松であります。
続いて、来週の日曜日が松本というスケジュールになっております。

浜松の皆様、お待ち申し上げております。

新年度ですので、普通ですと「棚からひとつかみ」
私のレコード棚からアトランダムにいろいろとお聴きを頂くものが順当なんですけれども。

先週も申し上げましたように、3月18日にチャック・ベリーが亡くなりました。

ほんとは先週、チャック・ベリーの追悼やろうと思ったんですけども。
1週間遅れてしまいました。

チャック・ベリーは、ほんとうにロックン・ロールの代名詞と言われる人でありまして。
我々の世代に関しては、チャック・ベリーの影響を受けてない人間は、誰一人いないという。

そういう偉大なロックンローラーであります。

日本では、ほんとうにギターリフ、ロックン・ロール的なギターというのは、イコール、チャック・ベリーというものであります。
にも関わらず70年代入るくらいまで、日本でほとんどレコードらしいレコードは発売されておりません。

70年前後に日本コロンビアがMCAレーベルを獲得したときに、チェスレーベルが初めて日本でまとまった形で再発されましたので。

基本的に、ですから60年代の我々の先輩のベビーブーマーの人達もですね、チャック・ベリー日本で、ろくすっぽ聴いているわけではありません。

日本の放送で、私、中学、高校の時にほとんど聴いたことがあります。
FENでチャック・ベリーがかかっているくらいで、日本でかかったことは、ありません!

でも、アメリカ、イギリスで特にビートルズ、ローリング・ストーンズを代表とするブリティッシュ・インベイジョンがアメリカに上陸したときに、チャック・ベリーが再び脚光を浴びまして、50年代の全盛期に勝るとも劣らない人気を博しました。

そういう関係上、私たちはビートルズ、ローリング・ストーンズ、デイヴ・クラーク・ファイヴ・・そうした幾多のですね同世代に聴いた音楽からチャック・ベリーを学びましてルーツに下がっていくという。

そういうチャック・ベリーってのは、幸運な人でございました。

1926年生まれ。
ですから、私の父と同じですね(笑)

2017年3月18日、逝去。
90才でございます。

いろいろな人生を歩んだ方ですが。
そういう社会学的考察はやりません。

で、チャック・ベリーの追悼、どこかでやってるかもしれませんけれども。
まとめて聴いてもらわないと、あれなので。
私にとっての大事なミュージシャンはですね「ノンストップ追悼特集」をやります。

2003年にジェームス・ブラウンをやりまして。
2010年にテディ・ペンダーグラスやりまして。
3度目です。

ノーナレーションで前半後半ぶっ通しで、かけられるだけノンストップでかけてみたいと思います。

チャック・ベリー追悼特集

日曜日の午後のひととき、今日はチャック・ベリーの偉業を偲んで。
チャック・ベリーの名曲の数々を、たっぷりとお楽しみ頂きたいと思います。

サンデーソングブック、チャック・ベリー追悼特集、ノンストップ・チャック・ベリー

それでは、お知らせを挟んで、さっそく、どーぞ。


~ CM ~

♪ メイベリーン/チャック・ベリー
♪ ロール・オーヴァー・ベートーベン/チャック・ベリー
♪ ブラウン・アイド・ハンサム・マン/チャック・ベリー
♪ スクール・デイ/チャック・ベリー
♪ ロックンロール・ミュージック/チャック・ベリー
♪ スウィート・リトル・シックスティーン/チャック・ベリー
♪ リーリン・アンド・ロッキン/チャック・ベリー
♪ ジョニー・B.グッド/チャック・ベリー

~ CM ~

♪ アラウンド・アンド・アラウンド/チャック・ベリー
♪ キャロル/チャック・ベリー
♪ オールモスト・グロウン/チャック・ベリー
♪ バック・イン・ザ・USA (MONO)/チャック・ベリー
♪ メンフィス (MONO) (ボーナス・トラック)/チャック・ベリー
♪ カム・オン (MONO)/チャック・ベリー
♪ プロミスト・ランド (ボーナス・トラック)/チャック・ベリー

◎エンディング 

達郎氏:

大急ぎで、いきました。
ほんとは、歌詞の話しとかバックメンバの話しとか・・それはやんないですけど。

今日はもう、ほんとノンストップです。

でもギターリフという意味では、さっきの・・・

♪ Gui.~

こういうリフですね。こういうものはほんとにチャック・ベリー抜きには語れないものでございます。

ノンストップ、チャック・ベリー、チャック・ベリー追悼特集でお届けしました。
来週はですね、こんどはカバーバージョンに移ります。

チャック・ベリーの音楽が後の、特に60年代の若いミュージシャンに与えた計り知れない影響を、有名ヒット曲とともに、振り返ってみたいと思います。

というわけで来週もチャック・ベリー追悼特集、続きます。

とりあえず今日はノンストップ、チャック・ベリーでお届けしました。
ご清聴ありがとうございました。

◎新しいスポンサー 

達郎氏:

お送り致して参りました山下達郎サンデーソングブック「チャック・ベリー追悼特集Part.1ノンストップ、チャック・ベリー」でお届けしました。

新年度になりましたので、スポンサーが変わりました。

呉工業が入ってきてくれたんですね。

呉工業といいますとですね、「テノケア」っていうね、あのぉ・・手の消毒するスプレーがあるんですけども。
これ、僕愛用してるんですけども。

残念ながら絶版になってしまいました(笑)

再発してくれませんかね(笑)
とっても愛用してる・・そんな事はいい(笑)

で、新しくいろいろなスポンサーが入って頂きましたが。
ま、最近はスポンサーまでいろいろな事をですね、言う方がいらっしゃると・・

なんつったって、こんなオタクな番組にですねスポンサーついて頂けるだけで、まったくありがたい事でございまして。

新しいスポンサーの皆さん、よろしくお願いします。

というわけで山下達郎サンデーソングブック、来週もセイム・タイム、セイム・チャンネルで皆さんごきげんよう。

今週のオンエア曲

14:07メイベリーン/チャック・ベリー
14:09ロール・オーヴァー・ベートーベン/チャック・ベリー
14:12ブラウン・アイド・ハンサム・マン/チャック・ベリー
14:14スクール・デイ/チャック・ベリー
14:16ロックンロール・ミュージック/チャック・ベリー
14:19スウィート・リトル・シックスティーン/チャック・ベリー
14:22リーリン・アンド・ロッキン/チャック・ベリー
14:25ジョニー・B.グッド/チャック・ベリー
14:31アラウンド・アンド・アラウンド/チャック・ベリー
14:33キャロル/チャック・ベリー
14:36オールモスト・グロウン/チャック・ベリー
14:38バック・イン・ザ・USA (MONO)/チャック・ベリー
14:41メンフィス (MONO) (ボーナス・トラック)/チャック・ベリー
14:43カム・オン (MONO)/チャック・ベリー
14:45プロミスト・ランド (ボーナス・トラック)/チャック・ベリー





テーマ : FMラジオ - ジャンル : テレビ・ラジオ

DATE: CATEGORY:山下達郎サンデーソングブック 
山下達郎さん サンデーソングブック 2017年3月26日『棚からひとつかみ』


長崎市内は、曇りがちですが、春らしい天気です。
卒業した、そして入学が決まった学生達が街中で目立ちます。

今日のサンソンでオンエアされたNEWSの増田貴久さんが歌う「FOREVR MINE」、上手いですね歌が、ほんとに。
ジンときました。

ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックのほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。


◎ 冒頭

達郎氏:

ようやくこう・・春の雰囲気が出てまいりました。

東京は開花宣言が出まして。
でも、まだ夜は寒いですね。
寒暖の差が、とても激しい・・

この季節、東京は雪が降ることが昔、多かったですけどもね。
先週は雨で・・
ちょっと肌寒い程度でございましたが、いよいよ4月が近づいて参りました。

春の訪れも、もう・・
という今日このごろでございます。

私、ツアーが始まりまして、千葉の市川の初日、それから先週は郡山。
福島県の郡山ですね。
どちらも、とっても良いお客さんで。
ちょっとお客さんにいじられたりしましたが。

お出で下さいました方、ありがとうございました。

本日は、3月26日、群馬県の前橋のホールでございます。
ベイシア文化ホールという・・
一昨年の10月以来ですから、1年半ぶりの群馬前橋でございます。
古いホールでございますが・・・

お待ち申し上げております。

今年まだ、2本しか終わってないですけど、声の調子はそんなに悪くないという、自分では感じがいたします。
のんびり行ってみたいと思います。

これから暖かくなりますので、体調管理も楽になって参りますので、張り切っていってみたいと思います。

で、先週の月曜日の春分の日にですね、民放ラジオ101局が合同で「WE LOVE RADIO」私 山下達郎と星野源さんのトークの1時間ていうのが、大変ご好評を頂きまして。

ラジコのタイムフリーとかエリアフリーとか、いろいろなところでご好評を頂きました。

星野源さん、そのあとご自分の番組で私についてのコメントなんかをして頂いたようでございます。
ほんとに、あの・・好青年って言いましょうかですね。

親子の会話を(笑)、充実した会話をいたしました(笑)

ラジオ大好き少年でありまして、私と同じような感じでございますが。
ほんとに親子くらい年が違うんですけれども、そうしたラジオに対するスタンスというのが非常に似た方で。

とても内容のきちっとした番組に作れたと思います。
お聴き下さいました皆様、ありがとうございます。
またチャンスがあればという感じでございますが。

で、えと・・・
ほんとは今日はですね、チャック・ベリーのやろうと思ったんですけども
チャック・ベリー亡くなったので・・

なんですが、その「WE LOVE RADIO」関係で、お便りたくさん頂いておりましてですね。
おそらくその、先週の放送をお聞きになって、まだサンデーソングブックという番組、ご存じがない方がですね、今日初めて・・という方がいらしゃる時にですね(笑)、チャック・ベリーの特集やると、どうかなと思いましたんで。

今日は、レギュラープログラム「棚からひとつかみ」

ちょっとそれにリクエストをまぶしましてですね「棚つか+リクエスト」といういつものパターンでございますが。
「棚からひとつかみ」山下達郎のレコード棚からアトランダムに色々とお聴きを頂くレギュラープログラムでございます。

初めてお聴きの方、いらっしゃいませ。
えぇ・・山下達郎サンデーソングブック、来週で24年半になります。

JFNネットワークの長寿番組のひとつでございます。
今年の10月で25周年を迎えます。

いわゆるオールディーズの番組。
オールディーズとは何か・・古い曲。

OLDIES BUT GOODIES
古くてもいい曲。

古い曲をかける番組でございます。
私の関係のものは新譜かかることがありますけど、基本的には古い・・・50年代、60年代、70年代、80年代、それから90年代・・
もう2000年代でも、もうオールディーズになりますので。

そうした古い音楽をお聴きを頂きます。

プレイしてる音源は全部私の個人コレクションから持ってきております。
自宅で・・・古い音源ですので、音圧上げてリマスタリングをしてデータでスタジオに持ち込んでオンエアしております。

そういう番組でございます。

よろしく・・・

てなわけで、最初は大垣市のS.Kさん。
超常連の方ですが、久し振りに頂きました。

『3月20日は、娘Cの誕生日ですので「ビー・マイ・ラヴ」をリクエストします。
娘の結婚式の折、入場シーンで使わせて頂いた想い出の曲です。』

私の1993年のアルバム、クリスマスアルバム「Season's Greetings」の中に入っております。
もともとは1950年マリオ・ランザの全米No.1のカバーです。

♪ ビー・マイ・ラヴ/山下達郎

~ CM ~

♪ How Do You Do It/Gerry & The Pacemakers

♪ Flashback/The 5th Dimension


◎リスナーからのお便り(大阪府茨木市のN.Mさん) 

『まりやさん、3月20日お誕生日おめでとうございます。
先日大阪市内のど真ん中、高層マンション、オフィスビルが建ち並ぶとあるマンションの植え込みで、メジロを見つけました。

椿の花の蜜を吸っていたので、ゆっくり近づき、スマホカメラを取り出した瞬間、飛び立ってしまい、見失いました。

それにしても、こんな都会でメジロとは。
春を感じさせる一瞬でした。』

達郎氏:

もう随分前になりますが、我が家の庭の鉢植えにですねメジロが巣を作りまして。
子供産んで、どこかへ飛び立って行きました。
タマゴを守ってですね、それを写真撮ろうとすると、親鳥が必死になってタマゴを守って・・
かわいかったですが。


◎Magic Mona/Phyllis Hyman 

♪ Magic Mona/Phyllis Hyman

達郎氏:

オリジナル・サウンドトラックからフィリス・ハイマンが歌います「マジック・モナ」

1980年の夏にロサンゼルスに行きまして、ロサンゼルスのステーションでKJLHというR&Bのステーションがありますけども。

そこで夜中にかかっていた曲を、ずーっとその頃は120分テープを回しっぱなしにして、いつも録っておりまして。

東京帰ってきて、聴いて、それをドラムの青山純に聴かせたら「この曲は何だ!」と電話かかってきまして夜(笑)

それ探して、ナレーション必死に聞き取ったら、このサントラ盤が出てきまして。
それをオーダーしてですね、聴いたという。
そういうあれでございます(笑)

そうやって必死になって情報集めてた(笑)若い頃の想い出でございますが。


♪ Count To Ten/Frankie & The Spindles

♪ Rebecca /Longbranch Pennywhistle


~ CM ~

◎来週 

達郎氏:

来週ですが、今日やろうと思いましたチャック・ベリーの特集をします。
チャック・ベリー追悼
得意のノンストップ・チャック・ベリーでいってみたいと思います。

今まで、ジェームス・ブラウン、テディ・ペンダグラスに続きまして三度目のノンストップ特集でございます。
かけられるだけ、ノンストップでかけてみたいと思います。

来週それやって、再来週はチャック・ベリーの作品といいましょうか、チャック・ベリーをカバーしたバージョンをですね、星の数ほどありますが、私の好きなチャック・ベリーのカバーバージョン。

そういうものを、おかけしたい。
2週間、チャック・ベリーを偲びたいと思います。

ロックンロールと言ったらチャック・ベリーであります。
チャック・ベリーが一番ロックンロールというものを代表した存在だと思います。
一人残らず、我々は影響を受けております。


◎リスナーからのお便り(千葉県市川市のK.Sさん) 

『市川初日、行ってきました。
なかなか良かホールですね。
地元にいながら、たいしたことないだろうと無視していたのが、間違いと判りました。

ところで初日に行くと、ずっと終了まで守秘義務、厳しいですね・・
頑張ります。

既にSNSでネタバレしているバカタレがいますが。
では。』

達郎氏:

え、たいへんですね(笑)
気使ってくれる方は、ちゃんと気使ってくれます。


◎リスナーからのお便り(長野県上田市のS.Kさん) 

『これからライブが始まると、まとめ録音でサンソンが放送されると思いますが、最高何本、何週間分まとめて収録したことがありますか。

ライブの期間中も風邪や体調に気をつけてください。』

達郎氏:

いや、2本しかやりません。
あの・・・ひと月後のを録っても、全然ラジオとしての即効性がないので。

基本的には、なるべく溜め録りをしないように、あれしてますが。
だいたい2本でございます。


♪ Pradaria/宮里陽太

♪ Be Good To Me/Petula Clark

◎リスナーからのお便り(名古屋市のI.Kさん) 

『達郎さんがいつも「ベタな音楽」とおっしゃっていますが、「ベタな音楽」とは、どのような音楽なのでしょうか。
教えてください。』

達郎氏:

関西の芸人の・・・あの・・隠語ですね。
ありきたり、そこから派生してですね・・
ま、ありきたりだと。

一般的という・・・


♪ トゥナイト/ザ・ベルベッツ


◎リスナーからのお便り(山口県山陽小野田市のF.Hくん、18才) 

『僕はこの3月で高校を卒業します。
たいへんなことも多かったですが、楽しいこと、よい経験がたくさんある3年でした。

新しい環境への不安があり、将来のイメージがまだつかめませんが、毎日音楽を聴き、野球を見て、そして日曜日にはサンソンを聴いて、なんとかやっていくのだろうと思っています。

これからも達郎さんの曲にお世話になります。』

達郎氏:

立派なお便りです。
がんばってね!


◎エンディング 

達郎氏:

今日の最後なんですが。
先週の水曜日、3月22日にNEWSのニューアルバムが出ました。
「NEVERLAND」というアルバムですが。

その中で私の「FOREVR MINE」が入っております。
増田貴久さん、マス・・・マスはいつも僕のライブに来てくれてですね。
で、どうしてもこの曲がやりたいと。

カバーがやりたいと。

完コピです!
データを渡して、完全に!おんなじオケでやっております!

マスの歌う若い「FOREVR MINE」(笑)は、いかがなもんで、ございましょう。

3月22日発売。NEWSのニューアルバム「NEVERLAND」から増田貴久「FOREVR MINE」


♪ FOREVR MINE/増田貴久(NEWS)


今週のオンエア曲


14:05 ビー・マイ・ラヴ/山下達郎
14:10 How Do You Do It/Gerry & The Pacemakers
14:14 Flashback/The 5th Dimension
14:19 Magic Mona/Phyllis Hyman
14:23 Count To Ten/Frankie & The Spindles
14:27 Rebecca /Longbranch/Pennywhistle
14:34 Pradaria/宮里陽太
14:39 Be Good To Me/Petula Clark
14:41 トゥナイト/ザ・ベルベッツ
14:45 FOREVR MINE/増田貴久(NEWS)


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DATE: CATEGORY:民放ラジオ101局 特別番組
民放ラジオ101局 特別番組 WE LOVE RADIO 山下達郎・星野源のラジオ放談

2017年3月20日にオンエアされました首題の特別番組。
このブログでは放送のほんの一部をテキスト化しています。
誤字脱字は、ご容赦くださいませ。


◎ 冒頭

マンボウやしろ

車の中、オフィス、自分の部屋
家族、同僚、または一人で。

今、ラジオはあなたに、どんなふうに寄り添っていますか?

ラジコを通して、パソコンやスマートフォンでラジオが聴けるようになり、さらにタイムフリーやエリアフリーの拡大で、ラジオはもっと身近に、さらに新しい拡がりを見せています。

そんな中、今夜、この番組で日本全国がつながります!

お迎えするのは、「山下達郎のサンデーソングブック」から山下達郎さん。
そして「星野源のオールナイトニッポン」から星野源さん。

日本を代表する音楽家であり、そしてラジオパーソナリティーの顔を持つお二人が、これから、とっておきの「ラジオ愛」を語ります。

今宵、お二人は初対面。

ラジオ局の垣根を超えた「民放ラジオ101局 特別番組 WE LOVE RADIO 山下達郎・星野源のラジオ放談」
いよいよ、幕開けです。

◎ 親子の世代 

マンボウやしろ

2017年3月20日、春分の日
今夜は全国民放ラジオ101局で放送の特別番組 「WE LOVE RADIO 山下達郎・星野源のラジオ放談」をお送りします。

こんばんは。
本日この番組の進行を努めます、マンボウやしろと申します。

そして、本日のスペシャルゲスト・・
今、私の目の前にですね、山下達郎さん、星野源さん、お二人にお越し頂いております。

まずはですね、お一人づつ、お声頂いても宜しいでしょうか。

達郎氏:

山下達郎です、こんばんは。
よろしくお願いします。

星野源:

星野源です。
こんばんは。宜しくお願いします。

マンボウやしろ

宜しくお願いします。
まさに夢の組み合わせが実現ということなんですけども。

山下達郎さんと星野源さんは、まさに今日が「はじめまして」

星野源:

よろしくお願いします。もう、緊張しております。
でも、これが始まる前にたくさんお話をさせていただきまして。

達郎氏:

割りと出自が近いものが。
年齢的には親子ですけど。

マンボウやしろ

そうですね、親子ぐらいの差があるということですけども。

星野源:

僕の父親と同じ世代だったということが判明しまして。

マンボウやしろ

この放送の前に写真撮影があったじゃないですか。
あの時にお二人、まさにはじめましての状態で話してて。あれが、こう、ちょっと・・・実は悔しかったですよね。あれ、流したかったですよね。


達郎氏:
星野源:
(笑)


マンボウやしろ

裏でみんなで言っていたんですけど、達郎さんが源さんに対してですね「あなたは学生の頃は部活は何?」とか(笑)。

星野源:

そう。質問してくださって。

マンボウやしろ

ゼロから聞いてくださっていて。

達郎氏:

面接試験かよって(笑)。

星野源:
(笑)

マンボウやしろ

本当です。なんか娘の婿が来たみたいな。そういう雰囲気の・・・

達郎氏:

そうか。それはあるかもしれないな。

星野源:

そんな雰囲気を感じました。

マンボウやしろ

その時、星野さんはだいぶ緊張してましたよね? あの時間は。

星野源:

そうですね。僕は昔から大好きな方なので。
やっぱり初めて会うということで緊張していたんですけど。

たくさん話しかけてくださって。質問をしていただけるとすごく、気持ちがどんどん楽になっていって。

「部活は何もしていませんでした」とか。そういうことを答えていく段階で、なんかすごく距離がちょっと縮まったなんじゃないかなと、思ってます。

達郎氏:

彼も一人っ子で、僕も一人っ子なんですよ。

星野源:

そうですね。

達郎氏:

埼玉で、僕は東京なので。で、彼は八百屋さんがご実家で、僕はいわゆる町のパン屋が実家なので。割りと似ているんですよ。感じが。空気が。

マンボウやしろ

じゃ今日はもう、その感じで。

達郎氏:

うちの養子に来ますか?

星野源:

えっ、いいんですか?(笑)。

マンボウやしろ

すごいことが決まりましたよ(笑)。


星野源:

僕、音楽のお父さんが細野さんだと普段、言っているんですけども。
第二のお父さん、お願いします(笑)。

マンボウやしろ

もう本当のお父さんさんですよ。第二っていうか。

達郎氏:

僕の方が近いですからね。年齢的にも(笑)。

マンボウやしろ

さあ、ということで今夜は『山下達郎・星野源のラジオ放談』という番組タイトルです。ぜひ、お二人と時間が許す限りラジオの話をたっぷり語り合っていただきたいと思います。よろしくお願いします。

星野源:

よろしくお願いします。


◎ 山下達郎さんのラジオ体験


マンボウやしろ

山下達郎さん、星野源さんをお迎えしてお送りしています民放ラジオ101局特別番組『WE LOVE RADIO 山下達郎・星野源のラジオ放談』。

さっそくですがお二人のラジオ体験のお話から、伺いたいんですけども。達郎さんはいくつぐらいからラジオを?

達郎氏:

あの、ジジイの話ですいませんけども、生まれた時はテレビが無かったんですよ。

マンボウやしろ

マジですか?

達郎氏:

ええ、そうです。
小学校入るか入らないかぐらいの時に、ようやくテレビっていうのが生まれましてね。
でも、すごく高いものなので、テレビが家に来たのは小学校3年か4年か・・・
それまでは僕、アパート暮らしだったんで、大家さんの家にみんな近所の子供が集まって見たような、そういう記憶が・・・

だから、ほとんどラジオが自分の生活でしたから。

マンボウやしろ

いちばん古い記憶だと、どういったラジオの放送を聞いていたんですか?

達郎氏:

浪曲と落語ですね。

マンボウやしろ

浪曲と落語?・・・

星野源:

それは小学生の時から、楽しみにしていたんですか?

達郎氏:

そうですね。あとは映画音楽。

星野源:

映画音楽を流す時間みたいなものですか?

達郎氏:

だから、音楽もコンスタントに流れてますでしょう。
ニュースもなにも基本的にはラジオなんですよ。
新聞とラジオしかないわけ。
情報源がね。

マンボウやしろ

そこから、じゃあいろいろと情報を得ていったということですね。

達郎氏:

まあ、音楽が好きになったんで、中学ぐらいになりますと、そうやって自分の好きな番組っていうのを、ねえ。

で、深夜放送が始まったのが、僕が中学1年の時だったんで。
で、オールナイトニッポンが始まったのが中学2年の頭ぐらいですから。

星野源:

へー!

達郎氏:

開闢(かいびゃく)ですよ(笑)。

マンボウやしろ

すごいですね。

達郎氏:

オリンピックの後の高度成長期からオールナイトっていうのが始まったんで。
それで、子供たちが受験勉強をするっていうものなので、そういう中学・高校生を相手に始まったのがオールナイトニッポンとか、パック・イン・ミュージックとか、セイ!ヤングとか、ああいう一連の流れですね。

星野源:

はー!

マンボウやしろ

また後で聞きますけど、源さん、今まさにね、オールナイトをやっているわけじゃないですか。受験生を意識してやっているんですか? やっぱり。

星野源:

いや、全くやってないです(笑)。

マンボウやしろ

やってくださいよ!

達郎氏:

くくく(笑)

星野源:

でも、やっぱりメールでは「いま勉強しています」とか「受験なんで勉強しなきゃいけないんですけど、楽しくて聞いちゃっています」みたいな。

達郎氏:

ちょうど期末の勉強とか、そういうやつでしょ?

星野源:

なるべく、邪魔をしたいというか(笑)。
まあ、楽しく聞いてほしいというか。勉強はやっぱり辛いものだと、僕もそういう記憶があるので。その時間を楽しく過ごしてもらいたいなとは思っています。

達郎氏:

もう星野さんの物心ついた時にはFMもAMもあったわけでしょう?

星野源:

ありました。
親父がJ-WAVEをずーっとエアチェックしていて。
そのテープがいっぱいガーッとあって。

いろんな国のよくわからない音楽を車の中で、そのカセットを流して聞くみたいな。
だからいまだにタイトルがわかってないけど覚えている曲みたいなのもあったりして。
で、家でもずっとラジオが流れていました。

マンボウやしろ

そして達郎さんはですね、ラジオを聞きにアメリカに?

達郎氏:

はい。
いや・・・別にラジオを聞きに行ったわけじゃないですけども(笑)。

アメリカに行った時にはもうFMを1日中かけていますんで。
で、アメリカの場合には、ほら音楽が、たとえばリズム・アンド・ブルースだったらリズム・アンド・ブルースに特化して。
ハードロックだったらハードロックに特化して全部放送局はやっているんで。

で120分のテープを山のように買ってね、朝から晩までそれを録音しているんですよ。
で、2、30本たまるでしょう? 4泊5日ぐらいでね。それを東京に持って帰って、一生懸命聞く。

星野源:

すごいですね。やっぱりそこで初めて知る曲っていうのも多かったですか?

達郎氏:

もう全然知らない曲ばっかりです。

星野源:

楽しいなぁ・・・

達郎氏:

深夜のR&Bのステーションとか、本当に何の曲だかわかりませんから、それを必死になって探すんですね。
今はだから、FMを聞いても全部ネットでプレイリストがあるから、本当に楽ですよ。

マンボウやしろ

便利になったじゃないですか。
それはでも、どうですか? 達郎さん的には、その当時の感じも知っていて、自分で探していくっていう過程も。

達郎氏:

うーん・・・一長一短だと思いますよ。

今みたいに便利だったら、その・・情報が逆にあふれかえるから。
好きなものが特定できないっていうのかな? 目移りしちゃうっていうの? 

僕らの時にはもう情報自体が本当に少ないから。
たとえば、レコードも高かったですしね。
それを、つまらない曲でも買ってきても、好きになろうと思って必死に聞くみたいな。

そういう態度が生むものと、今みたいにとにかく欲しいものはいくらでもあるやつをどうチョイスするかっていうことと、精神的にやっぱりかなりの差がありますけども。
それがいいことか、悪いことか、僕にはわかりませんね。



◎ 星野源さんのラジオ体験

マンボウやしろ

星野さんは、あれですよね、結構AMを?

星野源:

はい。
僕、小学校の時に文化放送のアニメ枠みたいな、声優さんがやっているラジオとかから聞き始めて、その後TBSラジオの岸谷五朗さんの『東京RADIO CLUB』っていうのがありまして。
それが帯でやっていたんですけど、10時ぐらいからかな? 

それを中学校の1、2年で聞いて、その後にいちばん深く聞いたのは小堺一機さんと関根勤さんの『コサキンDEワァオ!』というTBSラジオの。

達郎氏:

有名なやつですね。

星野源:

もう本当に大好きで。
で、だいたい2時間番組だったりすると、夜中なので120分テープに予約で録音しておいて、僕、家から学校までがちょうど2時間だったんですよ、電車通学で。

その間に、電車の中でプレイヤーで聞きながら、笑いを我慢しながら聞くっていうのがすごく楽しくて。
2、3回自分のハガキが読まれたことがあって。それは通学の途中の駅のホームで崩れ落ちるって・・・ホームで嬉しすぎて。

で、そのラジオを聞いているクラスメートとかいないんですよね。
誰にもこう・・・もちろんいまで言うTwitterとかもないし。
何も発散する術がないんで。

達郎氏:

共有できる人がいないんだ。

星野源:

それがすっごく、いま思うと自分の中でどんどん培養していくというか。

達郎氏:

独占できるからね。

星野源:

「好き」をどんどん重なっていくというんですかね。

マンボウやしろ

そして、ライムスターの宇多丸さんの『ウィークエンド・シャッフル』。
これ、TBSラジオですけども、匿名でジングル製作をしたと?

星野源:

そうなんですよ。
僕、いまニッポン放送で番組をやっているんですけど。
TBSラジオの話ばっかりしてすいませんって感じなんですけども(笑)。

(山下〉
マンボウやしろ

(笑)

星野源:

まだオールナイトニッポンをやる前に、ジングルを宇多丸さんが『ウィークエンド・シャッフル』という番組で募集・・・ラップジングルだったんですけど。

でも僕、ラップができないので、「送れないな」って思っていたんです。
そしたら、「歌でもいいですよ」って宇多丸さんが言った回があって。
「あ、じゃあ歌でもいいんだったら送ってみよう」と思って。

で、自分の家で、普通のリスナーと同じ環境で作りたくてパソコンでロジックを立ち上げて、自分で録音して。
ギターとリズムを組んで。で、歌だけ録って。で、自分の歌っていうのももしかしたらバレてしまうかもしれないので加工して、わかりにくくして。
で、匿名で・・・。

マンボウやしろ

「バレてしまう」っていつぐらいの話なんですか?

星野源:

ええと、2010年ぐらいだったと思います。

マンボウやしろ

もう活動して、名前は通っていますよね?

星野源:

『ばかのうた』っていうファーストアルバムは出ていたと思います。

マンボウやしろ

どういう意味で送ったんすか?(笑)。

星野源:

楽しくないですか? 仕事じゃない音楽制作ってちょっと原点に・・・
昔から宅録も好きだったので帰るというか。で、別に落ちるだろうなと思っていたし。
ま、楽しみでやってみようと思いまして。

本名のところも偽名にして、全部変えて送ったら、優勝しちゃったんです。
「ゆ、優勝した!?」と思って、すっごい嬉くて(笑)。

マンボウやしろ

うれしいですよね(笑)。名前出てなくて優勝ですもんね。

星野源:

でも、それも言えないんですよ。言うと、いわゆるレコード会社の人にも「お前、なにやってんだ!」って言われちゃうんで。

マンボウやしろ

なりますし。他の人からしたら、「プロ参加してんのか!」にもなりますしね。

星野源:

そうなんですよ。なんで、ほとぼりが冷めるまで、それこそ自分の中で喜びを培養して。

達郎氏:

カミングアウトをしたのはいつなんですか?

星野源:

2年後ぐらいです。で、その番組に呼んでいただくちょっと前ぐらいの時に、たまたま宇多丸さんと対談する機会がありまして。
その時に「あ、今ならもう時効かな」と思って言ったら、ものすごい驚かれて。

達郎氏:

向こうもびっくりしたでしょうね。

星野源:

その後の番組の中でずっと使われていたジングルだったんで。優勝したので。

マンボウやしろ

よく2年、黙ってられましたね。

星野源:

なんか、楽しいですよね(笑)。ワクワクしますよね、そういうの。

達郎氏:(笑)



◎ 『オマリーの六甲おろし』

マンボウやしろ

さあ、ではラジオから流れてきた音楽で心をグッと掴まれた曲。
いまでも印象に残っているマイ・ファースト・ラジオ・キラーチューンをお一人ずつ挙げていただきたいんですが・・・
じゃあ、源さんから。

星野源:

ああ、じゃあ僕から。
僕、これはその『コサキンDEワァオ!』という番組でCD大作戦っていうコーナーがありまして。
CDの音源の歌の歌詞を全部抜き出して、本当にコラージュみたいにして、コントみたいにするっていう。

もともとは萩本欽一さんがやっていた、たぶんレコード大作戦っていうコーナーがあったんです。それをCD大作戦っていうコーナーに変わって。

で、その中でよく使われる面白い曲っていうのがいっぱい・・・本人たちはすごく真面目にやっているのに、面白く聞こえてしまう珍盤みたいなものが。

マンボウやしろ

はい。

星野源:

で、その曲たちを「コサキンソング」っていう風に番組の中では呼んでいたんです。で、その曲の中で僕が初めて聞いてお腹痛くなるぐらい笑ってしまった曲がありまして。それが、当時阪神タイガースの選手だったオマリー選手の『六甲おろし』。

マンボウやしろ

阪神の応援歌というか、タイガースの・・

星野源:

そうですね『オマリーのダイナミック・イングリッシュ』っていうタイトルのCDの中に入っている『オマリーの六甲おろし』っていう曲があって(笑)。

すごくこの曲、大好きで。
AMリスナー的には割りと鉄板的な曲でもあると思うんですけども。


達郎氏:

僕もCD、持っていますよ。

星野源:

あ、そうですか、やっぱり。

マンボウやしろ

「CD持っている」ってどういうことですか、このオマリーのやつを?(笑)。

星野源:

僕も持っているんですけど。
最初、日本語で歌うんです『六甲おろし』を。
で、まあちょっと下手なんですよね。
で、2番で英語になるんですね。
やっぱり日本語だから難しかったのかな?って思って英語の歌詞になった時に、またちょっと衝撃がおとずれるので、そこも含めてぜひ。

達郎氏:

ふふふ(笑)

マンボウやしろ

いまの感じでいくと、すごく上手いみたいなイメージでしたけども。

星野源:

それをぜひ聞いて、判断していただければと。

マンボウやしろ

星野さん、星野さん。

星野源:はい?

マンボウやしろ

今日、山下さんと初めてですよね? で、こういう番組で(ラジオ局)101社で。
なんでこれを?

星野源:(笑)

マンボウやしろ

いや、俺、どういう・・・?

達郎氏:

いや、気持ちはよーくわかります。

マンボウやしろ

わかっちゃうんですか!?

達郎氏:

聞けばわかります。

星野源:

いや、これ聞いたことないですか? 
やしろさんは聞いたこと、ないですか?

マンボウやしろ

俺、聞いてないから「どうした、星野源」って思ってますけど、聞けばわかるんですか?

達郎氏:

すごく僕、だからその星野源っていう人の出自というか、音楽的なものとか、役者的なものとかの、そのラジオのライフっていうのから透けて見えるね。

マンボウやしろ

この選曲で?

達郎氏:

いや、だから聞いている番組とか。
で、すごくよく理解できる。
それがすごくやっぱり一本筋が通っているというか。

星野源:(笑)

マンボウやしろ

僕たちに見えない筋が通っているわけですね。

達郎氏:

「なるほどな」と思って聞いてます。

星野源:

聞いていた当時、誰とも共有できない苦しさと楽しさ(笑)。
これ、勧めたくなるんですけどね。

マンボウやしろ

じゃあ、曲紹介をいいですか?

星野源:

はい。それではみんなで一緒に聞きましょう。オマリーで『六甲おろし』。

♪ オマリーの六甲おろし (阪神タイガースの歌) (「オマリーの/トーマス・オマリー


マンボウやしろ

えー、お聞きいただいたのが・・・(笑)。

(山下・星野)

くくく(笑)

マンボウやしろ

大変ですけど、かしこまって言うのも。
これは『六甲おろし』のオマリーバージョンというか。

星野源:

はい。オマリーの。
すごくないですか? 
2番の英語になった途端にその・・(笑)。

達郎氏:

だから絶対にメロディーをろくすっぽ覚えてないんだよ(笑)。

星野源:

あの、歌の中で迷子になっていって、帰って来れない感じ(笑)。

達郎氏:

どこがどこだかわからない(笑)。

星野源:

どこがどこだかわからない感じ(笑)。

達郎氏:

通信カラオケで・・・やっぱり通信カラオケのオケじゃないですか。
これの通りに歌おうとする人間がいまでもいるっていいますからね。

星野源:

そうですか(笑)。
これをコピーしたくなる?

達郎氏:

これをコピーして歌いたくなるっていう。

星野源:

「ブルースカーイ♪」みたいな(笑)。
「タイグァース♪」って、なぜ「タイガース」がそんなに歌えてないんだ?っていうのが・・・。

マンボウやしろ

ねえ。そこは上手く歌えよ!っていうことですよね。
タイガースの部分は、英語なんだしということで(笑)。

星野源:

ぜひ、みなさんもぜひ、購入してください。これ。



◎ Good Lovin'

マンボウやしろ

購入・・・もうできないかもしれないですけども。
ラジオを聞いてグッと心をつかまれた曲で1曲目、星野源さんでいま来ましたけども。

達郎氏:

もう、いいですよ、僕は(笑)。

星野源:

いやいや・・・・。

マンボウやしろ

そうですよ。
行きづらいですよ、達郎さん。
でも、行っていただかないといけないので。
段取り上(笑)。

達郎氏:

僕ね、音楽しか能がないので。
完全に曲なんですけど、中学2年の時に・・・
当時はだから音楽番組、ラジオはたくさんありまして。
『P盤アワー』っていうのがりましたね。ポリドール系のレコードをかける。

星野源:

P盤って呼んでいたんですね。

達郎氏:

ええ。
『S盤アワー』とか『P盤アワー』とか、そういうのが。
『9500万人のポピュラーリクエスト』とか、そういうヒットパレード番組ですね。

それでかかって。
ポリドールで出ていたんですよ。
アトランティック・レーベル当時ポリドールだったんで。

僕の、それが一生のアイドルになるヤング・ラスカルズっていうニューヨークのグループなんですけども。
これの全米ナンバーワンの『Good Lovin』っていう曲がありまして。
これが僕にとってのロックンロールの原初なんですよね。

星野源:

はー!

達郎氏:

これがラジオでモノラルで出てきた時の衝撃度ったら、もうね・・・
それでシングルを買いに行って。それはすごくいまでも・・・「これだ!」と思ってね。

マンボウやしろ

まさに、じゃあ本当にもしかしたら人生が変わっている1曲ですか?

達郎氏:

まあ、結局自分が音楽をやるということになって、どこを目標にするか?っていうその精神的なもの。

ブルー・アイド・ソウルっていって白人の歌うリズム・アンド・ブルースなんですよね。で、「青い目のソウル」って、黒人に青い目がいないんでブルー・アイド・ソウルっていうんですけど。

要するに、黒人音楽が好きなんだけど、白人でしょう? イタリア系のアメリカ人なの。そういうフィルターの通し方っていうのは僕、日本人でロックンロールをやる時に、やっぱり向こうの輸入音楽をどうするか?っていうところと精神的にちょっとシンクするところがあるんですね。

星野源:

はい。

達郎氏:

そういうところがすごく、思想的な意味ですけど。
それが、原点に戻るとラスカルズの『Good Lovin』に戻ってきますね。

星野源:

源さんので、「達郎さんなくていいんじゃないか?」みたいなの、さっきありましたけど・・・。

星野源:

逆ですね。

マンボウやしろ

逆でしたね(笑)。

達郎氏:

違う違う違う(笑)。

星野源:

オマリーはかけない方がよかったですね。

達郎氏:

いやいや。

星野源:

リスナーの方が怒っているかもしれない(笑)。

達郎氏:

自分の番組で珍盤奇盤っていう企画があるんですけど、その時にまだこれ(オマリーの六甲おろし)、かけてないんですよね。
そのうちにかけてみたいなって思っていて。

マンボウやしろ

それでは、曲紹介をお願いします。

達郎氏:

じゃあ、ヤング・ラスカルズの1965年の全米ナンバーワン『Good Lovin』。

♪  Good Lovin'/The Young Rascals


マンボウやしろ

山下達郎さんのグッと心に来た1曲ということで『Good Lovin』。

星野源:

かっこいい。
これはモノラルとステレオがどっちもあるんですか?

達郎氏:

やっぱりモノラルじゃないとダメですね。
オリジナルシングルの。

星野源:

やっぱりモノラルじゃないとダメなんですね。

達郎氏:

モノラルじゃないとダメです。はい(笑)。

星野源:

僕もモノラルの曲ってすごい大好きで。
自分の曲でも、だいたいこう、真ん中に寄らせようとどうしてもしてしまうっていう。
せっかくステレオなのにっていう。

達郎氏:

スピーカーが1個しかない方がね、音圧がね、ガッツがあるんですよ。

星野源:

うんうんうん。



◎星野源さん『恋』


マンボウやしろ

今夜はお二人から音楽のプレゼントがございます。
お一人ずつ、この番組のためだけに、ここでしか聞けないスペシャルライブを披露していただけることになっております。まずは星野源さん。

星野源:

はい。

マンボウやしろ

『恋』。ありがとうございます。

星野源:

ありがとうございます。

マンボウやしろ

言うまでもありませんが、この曲は昨年、日本全国津々浦々、老若男女を踊らせた2016年を代表する1曲。
そして昨日開幕したセンバツ甲子園入場行進曲でもありました。

星野源:

ねえ。どうなっているんでしょうね? これ、録っている時はまだ全然、開幕してませんからね。
僕、そういうのバラして言うのがすごい好きなんですよ(笑)。
「録音です」っていうのをちゃんと言っていった方が・・・。

マンボウやしろ
言っていった方が。僕もどっちかわからずに、言わずにここまで来ています(笑)。

星野源:

この後に僕が演奏する『恋』も、このトークが収録が終わった後に収録がするんで、僕たちは聞かないまま、このトークは終えるということで。

マンボウやしろ

それなんで、たぶん曲を終わって感想はなく?

星野源:

そうなんです。だから感想がないからって、盛り下がっているわけじゃないよっていうのをちょっと・・・なんかライブ終わったのにすごいスッと次に行くな、みたいな。

マンボウやしろ

それはでも、たぶんライブがバーン! と終わって、CMかなんかがあって。とてつもなく気持ちよく入っていくはずなんで。

星野源:

ああ、それはよかったです。
そこがちょっと危惧だったんで。

マンボウやしろ

「盛り上がった」ということで行くと思います。

星野源:

CMの裏で「うわーっ!(拍手)」って。

達郎氏:

徹底的にネタバレしますね(笑)。

星野源:

ちなみに、弾き語りでやらせていただきます今日は『恋』を。

最初、120ぐらいのBPMで作ったんですけど。そのぐらいがいちばん腰が動くというか。
本当は115ぐらいが動く感じがあるんですけども。

なんか、ワクワクしなくてですね。「なんでワクワクしないんだろう?」って思って、いろいろと試していく中で、BPMをものすごく上げてみたんですね。
160ちょいぐらいまでやってみたんです。そしたら急にワクワクしだして。

で、レコードの33回転のレコードを間違って45回転でかけちゃった時の、「あれ? なんかかっこよくない?」みたいな。
特にモータウンのディスコティックな「ドゥッ、タン! ドゥッ、タン!」みたいな曲をちょっと早くかけた時、「あれ? これでもいけるんじゃないの?」みたいな。
それだ! と思って。で、
すごく速くして曲を作ったんですよ。そしたら、ものすごく歌いづらくなって(笑)。

星野源:

すごく早口になっちゃったんで、弾き語りではかなりゆっくりにグッと戻して、今日はやろうと。バラードぐらいの気持ちで。

マンボウやしろ

今日は弾き語りですもんね。いまからお聞きいただくのは。

星野源:そうなんですよ。

達郎氏:

あのアレンジをどうやって弾き語りでやるのかな?って伺おうと思ったんだけど。

星野源:

そうなんです。だから、今日はゆっくりとやらせていただきます。

マンボウやしろ

いま、いろんな、源さんに『恋』の話を聞いている時に達郎さんが本当に、息子の話を聞くように・・・嫁の旦那の話を聞くように、ずっとニヤニヤ笑ってらして・・・どいういうあれなんですか(笑)
ニコニコなさっていましたけど、それは「わかる、わかる」っていうことなんですか?

達郎氏:

いやー、面白いなと思って。とっても。
だから33回転を45回転にするっていうのもあるけど、逆もまた真なりでね。
45回転を33回転にすると、すごく渋くなるんですよ。

星野源:

そうそう(笑)。
しかもブレイクビーツみたいな音になったりしますよねドラムとかも。

達郎氏:

編曲もご自分でなさっているの?

星野源:

はい。

達郎氏:

ギターの、たとえばイントロのリフとかも、自分で考えているの?

星野源:

そうです。

達郎氏:

不思議なリフだよね。あれね

星野源:

ありがとうございます。歌でリフをやったり。ずっとインストバンドをやっていたので。

達郎氏:

ああ、なるほどね。

星野源:

それもあったりもしますし。

マンボウやしろ

いやー、よかったです。なんか山下家にいい婿が来たって感じの雰囲気で。

星野源:

ふふふ(笑)

マンボウやしろ

それでは、曲紹介をお願いします。

星野源:

はい。星野源の『恋』。弾き語りバージョンでございます。
星野源『恋』弾き語り

♪ 恋(弾き語りVersion)/星野源



◎サンデーソングブック

マンボウやしろ

山下達郎さん、星野源さんをお迎えしてお送りしております「民放ラジオ101局 特別番組 WE LOVE RADIO 山下達郎・星野源のラジオ放談」


ラジオの現役パーソナリティーであるお二人のラジオへの思いに迫ってみたいと思います。山下達郎さんのTOKYOFM『サンデー・ソングブック』。
1992年にスタートしたということで、もう25年?

達郎氏:

今年の10月で25周年です。

マンボウやしろ

そして達郎さんは作家さんもなく、自ら全部やられていると。選曲も・・・・。


達郎氏:

台本ないです。選曲も全部1人です。
かけるCDもうちの自宅のコレクションなんで100%。

マンボウやしろ

TOKYOFMのCDを使っているわけじゃないと?

達郎氏:
じゃないですね。家から持っていきます。家から持ってくるというか、正確に言うと家でリマスタリングして。

星野源:

うわーっ! すごい!

達郎氏:

いやー、オールディーズなので。さっきみたいな1965年とかそういう音楽なので。そうすると、いまの放送のあれだとちょっと音圧が足りないので、家でリマスタリングして、いまの、それこそそういうEXILEとかああいうような音圧でも負けないようなアレンジに上げてやらないと。ショボいんで古い音は。

マンボウやしろ

はー! すごい。これ、ラジオを好きなリスナーの人たちも聞いていれば、おそらくラジオで働いている人も、そしてこれから働きたい人も聞いていると思うんですけど。

達郎氏:

いや、でもオタクな番組ですよ。本当に(笑)。

マンボウやしろ

たとえば選曲ひとつ取ったとしても、どういう基準だったり、どういう風に思いながら?

達郎氏:

本当に古い曲をかける番組なので。
現代的な視点から鑑賞にたえるやつですね。
だから、昔の大ヒット曲っつっても、いま聞くと全く古臭いものにしか聞こえませんけど。全く無名の曲でも、いま聞いても全く鑑賞にたえるっていうね。基本的にそっちが基準。

マンボウやしろ

そして年に2回、竹内まりやさんとの夫婦放談がありますけども。
どうですか? いつも1人でやられている時と、竹内まりやさんとやる時は?

達郎氏:

いわゆるトーク番組で育った人間じゃないんですよね。僕ね。
だから、ラジオっつったら音楽番組なんですよ。

だからオールナイトでも、高崎一郎さんとか糸居五郎さんとか音楽主体の番組、パック・インでも福田一郎さんとか八木誠さんとか、音楽主体の番組オンリーなんですよ。

だから、逆に星野さんの話を聞いていると、そういうトーク番組に対するセンスって僕、全くないんで。
だからそういうところの弱さっていうかね、逆に言うと。
だからそれをどうやってリカバーするか?っていうのは自分でずーっと考えてやってきましたけど。

マンボウやしろ

でも、たとえば僕も一応しゃべるお仕事をさせてもらっていますけども。
しゃべるってじゃあ、たとえばトークのリズムだとか、面白い内容がどうこうじゃなくて、僕、達郎さんのラジオを聞かせてもらっていて思うのは、その僕らが知らないところ・・・

たとえば「この曲はこのアーティストが・・・でも、もともとこのアーティストはこのアーティストが・・・」っていう、ダーッて掘っていって。「あれ、どこから始まったっけかな?」って1回思うんですよ(笑)。それでまた同じスピードでガーッて戻ってきて曲に行く時の、その他ではあまり聞いたことがない曲の入り方というか。

達郎氏:

それはやっぱり、星野さんが自分で聞いていた番組のそういうトーンっていうのを自分のオールナイトにフィードバックしているでしょう? 

それと同じで、僕もやっぱり八木誠さんとか福田一郎さんとか中村とうようさんとか。
ああいう方々がそうやって新譜を紹介してくれる、そういうようなものを僕の中にインプットされていて。それがフィードバックしているんです。同じなんです。


◎オールナイトニッポン

マンボウやしろ

そして、星野源さんのニッポン放送『オールナイトニッポン』。
AMラジオの真骨頂ともいえる深夜枠の・・・。

星野源:

そうですね。深夜ラジオっていう感じの内容になっています。

マンボウやしろ

開放感は強いですか? 深夜って。

星野源:

そうですね。自分が深夜の時間帯が好きっていうのもあって。
で、よく夜中にラジオを聞いていたのもあって。

あと、リスナーからのメールがすごく面白いですね。
なんて言うんですかね? みんな文才があるというか。
だから僕、あんまり自分で面白いことを言おうっていう気じゃなくて、ただみんなで笑っているだけっていう印象が自分ではあるんですけども。

あと、自分がやりたいなと常々思っているのは、ちゃんと・・すごくオールナイトの中でむちゃくちゃ曲をかけている方だと思うんですけど、ちゃんとフルで流したいなというのは思っています。

で、僕がちっちゃい頃にAMを聞いて唯一不満だったのは、ワンコーラスで曲が終わっちゃうことで「もっと聞きたいのに、なぜ?なぜ?」っていつも思いながらだったので(笑)。

自分が番組をやる時は、なるべく事情が・・・本当に番組が終わっちゃうとかじゃない限り、なるべくフルコーラスでかけて。

なぜ今これをかけたいのかっていう話は、なるべくするようにはしています。
あと、今の若い人も自分が同じように、いろんな人が教えてくれた面白い音楽っていうものを、なるべくわかりやすく伝えたいなっていう。

マンボウやしろ

「面白い」っていうのは別にオマリー的なことじゃないですよね?

星野源:

オマリー的な方向もありますし、あとはたとえばマーティン・デニーの『Firecracker』とYMOの『Firecracker』と細野さんが中華街のライブだけでやった生演奏の『Firecracker』を全部聞き比べるとか。

そういうのをやるとすごい……でも、自分がやっぱりいいと思っているものしかかけたくないっていうのは、それは信条としてはあるんですけども。


マンボウやしろ

オールナイトニッポンっぽくはないですよね、そうなってくると。

星野源:

いや、でもいわゆるオールナイトニッポンって実は・・・。

達郎氏:

いいとこ取りだと思う。
だから昔はそんなに全部できなかったから。

やっぱりトークの人はトーク。
要するに、そういった冗談の人は冗談だし、音楽に特化する人は音楽特化だし。
分業的なところがあった。

マンボウやしろ

分かれていたイメージがありました。

達郎氏:

それを統合した感じがする。すごく。
それでフルコーラスかけるっていうのは、すごく新鮮な響きだもん。


◎ラジオの魅力


マンボウやしろ

そして、お二人にお聞きしたいのですけども。
ラジオの魅力、面白さ・・・なかなか一言では言えないところもあると思いますけども。いかがでしょうか?

星野源:

んん・・・やっぱり距離感の近さかなとは思います。
テレビと圧倒的に違うのは、自分の近い場所でMCの方なりパーソナリティーの方がしゃべっているという感覚にすごくなるんですよね。

特に声だけだったり、音楽だけだったり。
その方のパーソナリティーっていうものをすごく身近に感じられるメディアだと思うので。1対1っていう感じがすごく。

ラジオ局から全国に流れていたりするものなんですけど、自分のためだけにやっているんじゃないかな?って勘違いできるというか。

だからこそ、すごく気を抜いてしゃべれるといいますか、嘘をつかないでしゃべれるっていうんでしょうか。

マンボウやしろ

嘘もバレるメディアですしね。

星野源:

ああ、そうですね(笑)。
たしかに。

マンボウやしろ

達郎さんはラジオの魅力は?

達郎氏:

なにも付け加えることはありません。

星野源:

(笑)

マンボウやしろ

嘘ですよ。本当ですか?

達郎氏:

全く同じ。
1対1のメディアっていうか、だからライブハウスと東京ドームの差みたいなね。
テレビとラジオって。

マスじゃないんですけど、ラジオはそれでもマスなんですよ。
だからラジオってマスであり、パーソナルであるという非常に特殊なメディアだと思うんですね。

そういうところがすごく・・・だから、全くそのままで。
なにも付け加えることはないです(笑)。

マンボウやしろ

わかりました(笑)。
初対面とは思えないです。このシンクロ率が、今のところ。
ありがとうございます。

◎『希望という名の光』

マンボウやしろ

では、ここで山下達郎さんからもこの特別番組のために、スペシャルライブをご披露していただきます。そのライブで演奏していただく楽曲ですが、僭越ながら私、マンボウやしろからですね、事前に達郎さんに1曲、リクエストさせていただきました。

星野源:いいっすね!

マンボウやしろ

贅沢な話なんですよ。ありがとうございます。すいません。
『希望という名の光』なんですけど。

2011年にはじめてラジオの番組で達郎さんとご一緒させていただきまして。
で、ありがたいことにライブを、その2011年のクリスマスの日に行かせていただけることになって僕、1人で行ったんですけど。

ちょっと自分自身がお笑いでカリカというコンビを組んでいたんですけど、解散することになったりとか・・・あとは、地震があったりとかいろんな感情の高ぶりがあって。

この『希望という名の光』という光を達郎さんが歌った時に、僕ははじめての経験だったんですけど、声が入ってきたんですよ体に。

星野源:

うんうんうん。

マンボウやしろ

僕、勝手に思っているんですけど、達郎さんは絶対にそこを歌い方、変えているはずなんですけど(笑)。さっきまでと明らかに違ったんです。

星野源:

それはやしろさんのためにっていうことですか?・

マンボウやしろ

いや、来ている全員の方に。
1人1人に達郎さんが入ったんですよ。
僕はもう「入れられた!」って思って涙が・・・達郎さんが入った分の体積分の涙が(笑)、押し出されるようにガラガラガラッて出てきて。

達郎氏:

なんか、「泣かせの山下」みたいになっていますね(笑)。


マンボウやしろ

いや、でも僕はそれ本当にはじめての経験で。人の歌声がこうやって、なんかグッと体に入る・・・聞くんじゃなくて、「あっ、入った!」っていう感覚を味わったんですね。

達郎氏:

自分にはわかりません(笑)。

マンボウやしろ

(笑)。それで、僭越ながらリクエストさせていただきました。
達郎さん、今日は『希望という名の光』どんなアレンジ、編成で聞かせていただけるんでしょうか?

達郎氏:

ちょうどいま、ツアーのリハーサルやっていますんでね。
ツアーのリハーサルスタジオでやるので、アコースティックライブです。
ベースと、生ギター2本とアコースティックピアノで録ってきました。

マンボウやしろ

ありがとうございます。うちの番組のスタッフがグッと強引に行ったという話も聞いておりますので(笑)。
それでは達郎さん、改めて曲紹介をよろしくお願いします。

達郎氏:

よろしくお願いします。もともとは地震前に作った曲なんですけど、地震が起きてから、なんかこの曲が妙に人助けになったかな、みたいな。

そういう、歌って世の中に出ると自分の思惑と全然違う歩き方をするんですよね。
そういうような、僕にとっても典型の一曲です。
『希望という名の光』。


♪ 希望という名の光(Studio Live Version)/山下達郎

マンボウやしろありがとうございました。

達郎氏:

お粗末さまでした。

星野源:

素晴らしい!

マンボウやしろ

あの、素直に感想を言うならば、好きな人に会いたくなりました(笑)。

星野源:

(笑)。僕も楽しかったです。ありがとうございました。



◎ エンディング

マンボウやしろ

民放ラジオ101局特別番組『WE LOVE RADIO!~山下達郎・星野源のラジオ放談』。いよいよ終わりが近づいておりますが、対談をしてみての感想は、星野さん。いかがだったでしょうか?

星野源:

なんと言いますか、心が晴れ晴れしているというか。なんか、ものすごく楽しかったという思い出になりました。実は、結構緊張して。「これ、大丈夫かな?」と(笑)。

マンボウやしろ

緊張ですよね(笑)。

星野源:

1週間ぐらい前からカウントダウンを1日1日していたんですけども。
ちょっと気合をいれなきゃと思っていたんですけど、全然普段通りおしゃべりできたような感じがして。
そして、達郎さんのいろんなお話を聞けて、とってもうれしかったです。

マンボウやしろ

達郎さん、いかがだったでしょうか?

達郎氏:

僕、ひとつ今日感じたのは、僕なんかがハタチぐらいから始めた音楽のムーブメントっていうのが1回、世情がすごく変わってね。

僕自身はもう60を過ぎてますから、もうそういう時代は二度と戻って来ないっていうような感じはすごくそういう強い諦観を持っているんですけど。

今日、星野さんといろいろお話をしていると、あんまり変わらないんですよね。
その空気っていうか、あれが。だから僕が感じている、日本の音楽の要するにムーブメントに対する価値観みたいなものが継承されているっていう、すごく実感が僕にはあって。そういうのを僕、久しぶりに感じたので。

星野源:

嬉しいです。

達郎氏:

でも、やっぱりそういう人がちゃんと評価されていくんだなっていうね。
まあ、J-POPとかあんまり、そういう用語は好きじゃないんだけど。

そういう日本の音楽ジャンルっていうのがまだちゃんとキチッとベースメントがあるし。キチッと可能性を秘めているなって、そういう意味ですごい安心しましたね(笑)。

星野源:

あぁー。

マンボウやしろ

なんか、この番組よかったですね(笑)。

星野源:

はい。本当に・・・。

達郎氏:

なんで我々が選ばれたのかな?っていうね。
どうして星野さんと僕なのかな?っていうのがね、選んだ人はなかなかね、卓見がありますね(笑)。

マンボウやしろ

さあ、そしてラジオの前で、101局で聞いているリスナーのみなさんへメッセージをいただきたいです。それでは、星野源さんからお願いします。

星野源:

今日、はじめてラジオを聞いたよっていう人がいたら、ぜひこれを機に聞いて頂けると、本当にいろんな世界が広がると思います。

僕はラジオによって人生が変わりましたし、ラジオによって命が救われたような気もしております。まあ、思春期だったっていうのもあって。

で、ラジオっていうのは本当に人の命を救えるメディアだと思っています。
あと、人の人生を面白くできるメディアだと思っているので。
それだけ責任感もあるとは思うんですけども。

これからも面白い・・・自分が面白いなと思える音楽とか、面白いことをやっていけたらと思うので。ぜひ、自分、星野源の番組だけではなく、本当にいろんな番組があるので。ぜひこれからも聞いていただけたらと思っております。

マンボウやしろ

それでは最後に山下達郎さんからメッセージをお願いします。

達郎氏:

はい。ラジオはもう滅びるんじゃないか?っていう時代がずいぶん長かったんですが。

最近はやっぱりネットとかそういうものの発展で、ラジオが昔みたいにより軽く、手軽にどこでも聞けるっていうね。

そういうのがまた復活しつつあるんですよね。それが本来のラジオの利点だったんで。特に音楽を僕はやっている人間なんで、音楽っていうのはラジオと不可分なんですよね。

で、ラジオの方が本当は音楽を発信する能力が高くなきゃいけないんだけど。
実際のアメリカとかヨーロッパではまだそういった形がもっているんだけど。
日本はそれがすごく衰退した時代があって。

れがまた、こういう機会で回復できればなっていう、そういう期待がすごく大きいです。ラジオをよろしくお願いします(笑)。

マンボウやしろ

山下達郎さん、星野源さん、本日はありがとうございました。

達郎氏:

どうも、ありがとうございました。

星野源:

ありがとうございました。




今週のオンエア曲

19:18 オマリーの六甲おろし (阪神タイガースの歌) (「オマリーの/トーマス・オマリー
19:23 Good Lovin'/The Young Rascals
19:30 恋(弾き語りVersion)/星野源
19:46 希望という名の光(Studio Live Version)/山下達郎

テーマ : FMラジオ - ジャンル : テレビ・ラジオ


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